デザイナーとしての一歩を踏み出した李初月(リー・チューユエ)は、著名な先生からデザインを酷評され、1週間の猶予を与えられる。一方、現代に取り残された安景昭(アン・ジンジャオ)は故郷へ帰る方法を探すが、なかなか見つからない。そんな中、初月は景昭の世界からヒントを得て、革新的なデザインを思いつく。そのデザインが認められ、憧れの先輩・顧清風(グー・チンフォン)と距離を縮める初月だったが、それを見た景昭の心にはある感情が芽生え始めていた。

「花渓記~君が空から舞い降りて~」あらすじネタバレ7話

デザイナーとして大きな一歩を踏み出した初月(リー・チューユエ)。憧れの喬(チャオ)先生のアシスタントになるチャンスを掴みますが、いきなり暗雲が…。提出したデザイン画を「普通すぎる」と一刀両断されてしまうんです。いやー、これはキツイ!でも、ここでめげないのが我らが初月。「もう一度チャンスをください!」と食い下がり、なんとか1週間の猶予をもらいます。

一方、現代社会に居候中の景昭(アン・ジンジャオ)は、故郷の上虞(シャンユー)に帰りたい気持ちが募るばかり。初月も協力する気はあるものの、どうやって帰れるのか皆目見当もつきません。キスがきっかけで時空移動したことを思い出し、二人は再びキスを試みますが…残念ながら不発!それでも初月は「帰れるまでここにいていいよ」と、景昭に優しい言葉をかけるのでした。この二人の距離感、もどかしくていいですよね。

仕事のヒントを探していた初月は、景昭がいた上虞の模様をデザインに取り入れるという画期的なアイデアを思いつきます。これぞ、喬先生(チャオせんせい)が求めていた「革新」に違いない!と、初月の創作意欲に火がつきます。

その頃、上虞では景昭の失踪に祖母が心を痛め、表向きは「風邪で療養中」とごまかしていました。しかし、荘主の座を狙う周魏(ジョウ・ウェイ)は、その嘘を見抜いている様子。不穏な空気が漂います。

さて、初月の新しいデザインは、なんと憧れの先輩、顧清風(グー・チンフォン)を通じて喬先生(チャオせんせい)の目に留まります。先生もそのユニークな柄に目を見張っている様子。そしてついに、清風から「デザイン採用」の吉報が!しかも、カフェに誘われるという嬉しいおまけ付き!

有頂天で清風とのカフェデートに向かう初月。デザインのインスピレーションを聞かれ、「夢で見たんです」と答える初月。二人がいい雰囲気になったその時…!

「その夢の新郎は私だ」

まさかの景昭が登場!しかも、初月がデザインした服をバッチリ着こなしています。清風に嫉妬メラメラの景昭は、初月に術をかけて自分から離れられないようにするなど、やりたい放題。完全に恋する男の暴走です(笑)。

さらに物語は加速!初月の弟・初陽(チューヤン)がチンピラに絡まれているところに、景昭が颯爽と現れます。「俺はこいつの義兄だ!」と名乗り、あっという間にチンピラを撃退。すっかり景昭を信じた初陽は、「金持ちの義兄さん!」と大喜び。景昭は初陽を味方につけ、初月の心をつかむための作戦会議を開始。持っていた玉佩を質に入れてお金を作り、現代風の服をゲットするのでした。

仕事も恋も、そして時空を超えた人間関係も、一気に動き出した第7話でした!

『花渓記~君が空から舞い降りて~』第7話の感想

今回のエピソードは、景昭の「嫉妬」が物語を大きく動かす、非常に見応えのある回でした。これまではどこか掴みどころのなかった彼が、初月と清風の仲にやきもちを焼く姿は、とても人間味があって微笑ましかったですね。特に、カフェに乗り込んで「夢の新郎は私だ」と宣言するシーンは、彼の独占欲がストレートに表れていて、思わず笑ってしまいました。また、弟の初陽という新たな協力者を得たことで、景昭の現代社会での適応力も一気に上がりそうです。彼が初陽のアドバイスでどんな風に変身し、初月へのアプローチを仕掛けていくのか、今後の展開から目が離せません。初月の仕事面での成長と、複雑に絡み合い始めた恋愛模様が、バランスよく描かれた秀逸なエピソードだったと感じます。

つづく