同門の陳巧倩(チェン・チャオチェン) が、婚約者である陸鳴遠(ルー・ミンユエン)によって絶体絶命の危機に陥るのを目撃した韓立(ハン・リー)。彼女を救うため、格上の相手との無謀な戦いに身を投じる。なんとか危機を脱したものの、韓立は修仙界の厳しい掟を前に、重大な決断を迫られることに。そして物語の舞台は、各門派の精鋭たちが霊草を求めて争う危険な秘境血色禁地へ。多くの参加者が集う中、転送された先で孤立してしまった韓立の、新たな試練が幕を開ける。

「凡人修仙伝」あらすじネタバレ10話

ねえねえ、『凡人修仙伝』の10話、もう見た? 今回はマジで展開がキツくて、韓立(ハン・リー)の覚悟が試される回だったよ。正義感から取った行動が、とんでもない結果につながっちゃうんだ。

物語の舞台もついに血色禁地に移って、各キャラクターの思惑がぶつかり合う、めちゃくちゃ濃いエピソードだったから、さっそく振り返っていこう!

陳巧倩(チェン・チャオチェン) の危機と陸鳴遠のゲスい企み

まず、あの好感度ゼロの男、陸鳴遠(ルー・ミンユエン)がまたやらかすんだ。董萱児(ドン・シュエンアル)に取り入って良い思いをしたい陸鳴遠は、邪魔な婚約者の陳巧倩(チェン・チャオチェン) に、なんと妖獣から抽出したヤバい薬を無理やり飲ませるんだよ。マジでクズすぎる!

そこに居合わせたのが、我らが韓立(ハン・リー)。もちろん見過ごせるわけないよね。でも、実力は陸鳴遠の方が上。韓立はたくさんの法器を持ってるけど、まだ上手く使いこなせなくて、最初はかなり苦戦するんだ。

韓立、覚悟の同門殺し

陸鳴遠にそんなのただ振り回してるだけだってバカにされた韓立だけど、その言葉が逆にヒントになる。武器として使えばいいんじゃん!って感じで、法器を直接突き刺して、ついに陸鳴遠を倒すんだ!

でも、これで一件落着とはいかないのがこのドラマのキツいところ。薬のせいで正気を失った陳巧倩(チェン・チャオチェン) が、韓立に迫ってくるんだ。韓立は彼女を気絶させて助けるんだけど、ここで大きな問題が…。

そう、同門殺しは宗派の掟では超ヘビーな罪。正義のための行動だったけど、バレたら韓立もタダじゃ済まない。悩んだ末、韓立は陳巧倩に忘塵丹っていう記憶を消す薬を飲ませて、この一件を彼女の記憶から消し去るっていう、非情な決断を下すんだ。この選択、重すぎるよ…。

動き出す各陣営!いざ血色禁地へ

場面は変わって、燕家堡。お嬢様の燕如嫣(イェン・ルーイェン)が持病で倒れちゃう。父親は彼女を救うため、霊草が手に入るっていう血色禁地に望みを託すんだ。

そこへ、黄楓谷の南宮婉(ナンゴン・ワン)も、自分の目的と燕如嫣の治療のために、霊力を抑えて参加者になりすまし、自ら血色禁地へ行くことを決意する。さらに、魔道の王蝉(ワン・チャン) も燕家の弱みにつけ込もうと動き出して、もう水面下での駆け引きがエグい!

そして出発の日。師匠の李化元(リー・ホワユエン)から、仲間を見つけるための術牽機術を受け取った韓立たち弟子一同は、各宗派の長老たちが開いたゲートを通って、ついに血色禁地へと足を踏み入れるんだ。

孤独なスタートと謎の向師兄

血色禁地の中では、転送先がランダムだから、みんなバラバラになっちゃう。韓立も案の定、いきなり一人ぼっち。近くにいた陳巧倩が仲間を探してたけど、韓立は事情が事情なだけに名乗り出られないんだよね。

霊草を探してさまよっていると、あの胡散臭い向之礼(シャン・ジーリー)師兄に再会する。でも、なんか様子がおかしい。他の宗派の弟子たちと組んで情報交換してて、前とは別人みたいなんだ。韓立もさすがに警戒して、一緒に行こうっていう誘いを断って、そそくさとその場を離れる。

夜になり、韓立は安全そうな洞窟に隠れるんだけど、血色禁地の夜は昼間よりもっと危険らしい。冷たい雨が降りしきる中、韓立の過酷なサバイバルが始まるんだ。

『凡人修仙伝』第10話の感想

今回のエピソードは、韓立がただの真面目な青年から、厳しい修仙界で生き抜くための覚悟を決めた、重要な転換点だったと思う。正義感からとはいえ、結果的に同門を殺め、その記憶を消すという手段を選んだ彼の姿は、単純なヒーロー像とはかけ離れている。でも、それこそがこの世界のリアルなんだろうな。甘いだけでは生き残れない、という現実を突きつけられた気がする。

また、血色禁地という新たな舞台で、各キャラクターの目的や欲望が一気に交錯し始めたのも見どころだった。誰が味方で誰が敵なのか、まったく予測がつかない。特に、以前とは明らかに雰囲気の違う向師兄の存在が不気味で、今後の展開にどう絡んでくるのか気になるところ。物語の深みと複雑さが一気に増した回だった。

つづく