さらなる力を求め、丹薬作りに励む韓立(ハン・リー)。彼はついに、目標である筑基丹の製造法を手に入れる。しかし、その完成には特別な霊草が不可欠だった。そんな中、韓立は数年に一度しか解放されない特別な場所血色禁地の存在を知る。そこは、多くの修士たちが狙う貴重な霊草の宝庫。限られた参加枠を巡り、各宗派の弟子たちがしのぎを削る。実力不足を自覚しながらも、韓立は自分の未来のため、この絶好の機会を掴むべく大きな決断を迫られる。

「凡人修仙伝」あらすじネタバレ9話

今回は、韓立(ハン・リー)の次なるステップと、物語の鍵を握るヤバそうな場所が登場する第9話。さっそく、何が起こったのか見ていこう!

筑基丹のレシピをゲット!でも…

さて、韓立(ハン・リー)はもっと強くなるために、丹薬のレシピ(丹方)を探しにいったんだ。使えそうなレシピを見つけて書き写そうとしたら、時間制だから、霊石(お金みたいなもの)がかかるよって言われちゃう。マジか!って感じだよね。

でも、そこの管事がウチで丹炉(丹薬を作るための釜)を買ってくれるなら、レシピはコピーしてオマケするよと商売上手な提案をしてきた。韓立はこれに乗って、丹炉を購入。そしたらなんと、ずっと目標にしてた筑基丹のレシピまで手に入れたんだ!これはデカい!

さっそく韓立は、例の不思議な小瓶で育てた霊草を使って、丹薬作りに励む。でも、肝心の筑基丹を作るための超重要な材料がいくつか足りないことが判明。やっぱり、そう簡単にはいかないみたいだね。

血色禁地登場!タイムリミット発生!?

そんな時、韓立は他の修士たちの会話を耳にする。もうすぐ血色禁地っていう特別なエリアが解放されるらしい。ここでしか採れない霊草があって、それが筑基丹の必須材料だっていうじゃないか!

まさに韓立が必要としてるやつ!これは行くしかない!

ところが、話はもっとヤバい方向へ。

各宗派のお偉方が集まって会議を開いてたんだけど、掩月宗(えんげつしゅう)の南宮婉(ナンゴン・ワン)がとんでもないことを言い出したんだ。

最近、血色禁地で採れる霊草の質が落ちてる。エネルギーが減ってる証拠だ。だから、今まで5年に1回だった解放を、これからは60年に1回にしないか?

他の宗派はふざけるな!ただでさえ筑基丹は貴重なのに、60年も待てるか!と猛反対。でも南宮婉(ナンゴン・ワン)は、宝具を使って禁地の霊気がマジで減ってることを見せつけて、自分の意見をゴリ押ししようとする。

この話を聞いた韓立は、もうパニック寸前。60年なんて待ってられるか!今回行かなきゃ、チャンスはもうない!って、参加を決意するんだ。

覚悟を決めて、いざ禁地へ!

韓立の師匠、李化元(リー・ホワユエン)は、今回の血色禁地への参加枠が11人しかないことを弟子たちに告げる。早い者勝ちだ!

韓立はなんとか滑り込みで最後の枠をゲット!師匠にお前みたいな実力不足のやつが行くのか?って言われるけど、才能がないからこそ、60年も待てないんです!だから行くしかない!って啖呵を切る。その覚悟、カッコいいぜ!

そして、ただ突っ込むだけじゃないのが韓立のすごいところ。彼は万宝閣に行って、手持ちの霊草と交換で、護身用の暗器や符箓(お札みたいなもの)をしっかり準備。周到だよね。

各宗派がエリートたちを送り込む中、実力不足の韓立が、この超危険なサバイバルゲームでどう立ち回るのか。いよいよ物語が大きく動き出すって感じだ!

『凡人修仙伝』第9話の感想

今回は、これまで地道に力をつけてきた韓立の物語が、一気にスケールアップした回だったね。彼の最終目標である筑基に必要な筑基丹。その鍵となる血色禁地という新たな舞台が登場したことで、俄然、冒険の匂いが濃くなってきた。

特に印象的だったのは、韓立の決断力。60年に一度しかチャンスが来ないかもしれないと知った時の彼の焦りと覚悟には、グッとくるものがあったな。普段は慎重で、ちょっとズル賢いところもある彼が、自分の未来のためになりふり構わずチャンスを掴みに行く姿は、応援したくなる。実力では劣るかもしれないけど、知恵と度胸、そして万全の準備でこの危機をどう乗り越えるのか。各宗派の思惑も絡み合って、先の展開がまったく読めない。平凡な青年が、自分の力で運命を切り開いていく、この物語の核心に触れたような気がするよ。

つづく