自分を襲った裏切り者の報告を終えた韓立(ハン・リー)に、新たな任務が下される。それは、名門・燕家堡の令嬢の結婚式への参列だった。お供に選ばれたのは、天性の媚術で周囲を魅了する美女・董萱児(ドン・シュエンアル)。しぶしぶ任務を引き受けた韓立だが、師匠から強力な剣術の功法を授かり、新たな力を手に入れる。しかし、向かった先では魔道の不穏な影が渦巻いていた。董萱児の無邪気な振る舞いが、早速トラブルの種をまいてしまい…。

「凡人修仙伝」あらすじネタバレ15話

第15話は、韓立(ハン・リー)に新しい任務が言い渡されて、物語が大きく動き出す回だったよ。さっそく、何が起こったのかチェックしていこう!

いきなり大ピンチ!裏切り者は誰だ?

前回、呉師叔(ウーししゅく)が殺されちゃったけど、その犯人・葉飛(イエ・フェイ)の命を狙ってきたんだ。マジでヤバい状況だったけど、そこに師匠クラスの実力者、紅拂(ホン・フー)が颯爽と登場!葉飛なんて相手にならず、韓立はなんとか助かった。

韓立は葉飛はスパイです!って必死に訴えるんだけど、紅拂(ホン・フー)はわかってる。これはあんたみたいな若造が首を突っ込む問題じゃないからって感じで、大人の対応。まあ、韓立を守るためでもあるんだろうね。

その後、韓立は自分に良くしてくれた呉師叔(ウーししゅく)のお墓を立てて、静かに別れを告げるんだ。このシーン、ちょっとグッとくるよね。

不穏な動き…燕家堡の裏切り

その頃、名門の燕家堡(えんかほう)では、とんでもない話し合いがされてた。なんと、魔道に寝返るっていうんだ!長老たちは俺たちは正道を守る最前線だろ!って反対するんだけど、そこに魔道の王蝉(ワン・チャン) が現れて、俺たちと手を組めば、昔みたいに大事にしてやるよって甘い言葉で誘惑。

最初は疑ってた長老たちも、王蝉(ワン・チャン) が燕家堡のトップと命をかけた契約(生死呪)を結んだことで、コロッと信じちゃうんだ。これで、越国の平和がめちゃくちゃ危うい状況になったってわけ。

韓立、とんでもない任務を押し付けられる

そんな不穏な空気の中、黄楓谷(こうふうこく)の師匠たちはのんきに麻雀しながら会議(笑)。そこへ、あの裏切った燕家堡の令嬢、燕如嫣(イェン・ルーイェン)の結婚式の招待状が届く。

もちろん、誰かがお祝いに行かなきゃいけない。紅拂(ホン・フー)は弟子の董萱児(ドン・シュエンアル)を指名。で、李化元(リー・ホワユエン)師匠の番になったら、弟子たちはみんな俺は行きたくねぇ…って感じで後ずさり。なのに、ボーッとしてた韓立だけが取り残されて、まんまと代表に選ばれちゃった!最悪だよね(笑)。

不幸中の幸い?最強のスキルをゲット!

しかも、結婚祝いは自腹!ふんだりけったりの韓立は、師匠の李化元(リー・ホワユエン)に泣きついて、ご褒美として新しい功法(スキルの教科書みたいなもの)をもらうことに。

そこで韓立が選んだのが、以前、禁足地で手に入れた金のページにそっくりな銀のページ。これを合わせたら、なんと伝説級のスキル青雲剣訣の完全版が完成!おまけにカッコいい剣まで手に入れて、韓立はテンション爆上がり!これで少しは任務も楽になるかな?

媚術使いの美女と二人旅へ

祝いの品は、自分の秘密のアイテム小緑瓶で育てた霊草に決めた韓立。そこに、一緒に行くことになった董萱児がやってくる。彼女、天然の媚術(人を操る術)の使い手で、男はみんな彼女にデレデレ。でも、韓立にはその術があまり効かないみたい。

董萱児は普通に話せるのがあなただけだから選んだって言うけど、韓立はそりゃ術を使えば誰だって優しくするだろ。トラブルの元だからやめとけって冷静にツッコミ。

案の定、目的地の宿に着いた途端、董萱児が媚術を使って良い部屋をゲット。韓立は呆れ顔。しかも、その様子をあの魔道の王蝉(ワン・チャン) が目撃してたんだ。こいつ、まさか…って感じで、完全に目をつけられちゃった。部屋は一部屋しかなく、韓立は董萱児に譲って自分は別の宿へ。これから一体どうなっちゃうんだろうね?

『凡人修仙伝』第15話の感想

今回のエピソードは、韓立個人の成長と、彼を取り巻く世界の大きな変動が同時に描かれた重要な回だったと感じる。彼が新しい功法青雲剣訣を手に入れた場面は、今後の戦いへの期待感を高めてくれた。一方で、燕家堡があっさりと魔道に寝返ったことで、物語の緊張感は一気に増した。これまでの修行パートから、より大きな争乱へと物語の舵が切られた印象だ。董萱児という新しいキャラクターも興味深い。彼女の媚術は便利な力であると同時に、韓立を危険に晒す火種にしかならないように思える。彼女の未熟さが、慎重な韓立の足を引っ張る展開が目に浮かぶようだ。静かながらも、今後の波乱を予感させる密度の濃い内容だった。

つづく