魔道との戦いの最中、鉱山に閉じ込められた韓立(ハン・リー)は、同じ七大派の弟子たちと遭遇する。しかし、そこは味方同士でさえ信じられない極限の環境だった。脱出の糸口を探す彼らの前に巨大な妖獣血玉蜘蛛が出現し、事態はさらに悪化する。死闘と裏切りが渦巻く中、韓立は生き残るために己の力を振り絞る。そして洞窟の奥で、彼の運命を大きく左右するかもしれない、古代の遺物と再会が待っていた。
「凡人修仙伝」あらすじネタバレ19話
やあ!『凡人修仙伝』の19話、マジで色々ありすぎたよね。鉱山でのサバイバルかと思いきや、人間のドロドロした部分が全開で、見ていてハラハラしっぱなしだったよ。今回は、そんな第19話の内容を、核心に触れつつ分かりやすく語っていくね!
鉱山での出会い、それは死の始まり
鉱山でなんとか生き延びてた韓立(ハン・リー)だけど、運悪く宣楽(シュエンラー)たち黄楓谷の別の弟子たちに見つかっちゃうんだ。とりあえず一緒に行動することになるんだけど、韓立(ハン・リー)はもう分かってる。こいつら、出口を見つけたら絶対オレを口封じのために殺す気だってね。疑心暗鬼のまま、一行は出口を探すことになる。
外では、魔道の王蝉(ワン・チャン) が撼地符っていうヤバいアイテムで山を揺らしてて、鉱山の中は崩落の危険もあって、まさに地獄絵図。
信じてたのに…宣楽の裏切りと血玉蜘蛛の恐怖
一行が洞窟の広場みたいな場所に出ると、そこに待ち構えていたのは巨大な血玉蜘蛛。見るからにヤバそうなそいつと、宣楽たちはバトルを開始する。
宣楽が法器で蜘蛛の動きを封じたように見えたんだけど、これが真っ赤なウソ。呂天蒙(リュー・ティエンモン)がとどめを刺そうと近づいた瞬間、蜘蛛が復活!そう、宣楽はわざと呂天蒙を蜘蛛の餌食にしたんだ。仲間を平気で裏切るなんて、魔道よりよっぽど恐ろしいよね…。
用済みになった仲間を始末した宣楽は、今度は韓立に協力しないか?って持ちかける。外の世界がどんなもんか、知りたくないか?ここには外に通じる転送陣があるんだってね。でも、その甘い誘いの直後、宣楽自身も血玉蜘蛛にやられてしまうんだ。なんとも皮肉な結末だよね。
死闘の果てに見つけた新たな謎
結局、一人残された韓立が青雲剣訣を駆使して、なんとか血玉蜘蛛を撃破。マジで強くなったよな、韓立。
戦いの後、韓立は蜘蛛の巣から大量の卵を発見して、なぜか俺がちゃんと育てるからなって持ち帰ることに。こういうところが韓立の面白いところだよね。
さらに洞窟の奥を探索すると、宣楽が言ってた転送陣をついに発見!でも、一部が壊れてて今は使えないみたい。韓立はいつか修理できる人が見つかることを信じて、そこに印をつけて封印することにしたんだ。この転送陣が、今後の物語の重要なカギになりそうな予感!
陳巧倩(チェン・チャオチェン) との再会、そして苦い決断
鉱山から脱出しようとした韓立は、怪我をして動けなくなっていた陳巧倩(チェン・チャオチェン) と再会する。彼女を助けるんだけど、ここでまた一波乱。
陳巧倩が、昔、韓立が関わった陸鳴遠(ルー・ミンユエン)の事件を断片的に思い出しそうになるんだ。同門の弟子を殺したことがバレたら、さすがにマズい。焦った韓立は、治療薬と偽って忘塵丹っていう記憶を消す効果のある丹薬を彼女に渡すんだ。彼女のためでもあり、自分の身を守るためでもある、苦い決断だったね。
こうして、韓立はすぐには谷に戻らず、どこかで休養してから次の手を考えることにしたんだ。
『凡人修仙伝』第19話の感想
今回は人間の狡猾さや恐怖が前面に出ていて、非常に見ごたえがあった。魔道との戦いという大きな枠組みの中で、結局一番恐ろしいのは、極限状態に置かれた人間の裏切りやエゴなのかもしれない、と考えさせられたよ。宣楽が呂天蒙を陥れるシーンは、彼の末路が分かっていても胸が悪くなるほどだった。一方で、韓立が血玉蜘蛛の卵を拾ったり、未知の世界へ繋がる転送陣に未来への希望を見出したりする姿は、彼がただのサバイバーではなく、常に先を見据える修仙者であることを改めて示していた。陳巧倩との再会シーンも、彼女の記憶を消すという韓立の選択が、彼の背負う孤独と業の深さを物語っていて、とても印象に残っている。
つづく