仙人になるための登竜門霊根の考核に挑んだ韓立(ハン・リー)。しかし、才能不足で不合格となってしまう。同じく不合格となった者たちをまとめ、翌日の試合で逆転合格を狙おうと画策する男、青紋(チン・ウェン)。韓立はその企みをいちはやく見抜き、距離を置く。そんな中、韓立は親切な少女との出会いをきっかけに、門派への道を約束されるという幻のアイテム升仙令の存在を知ってしまう。その情報が、純粋な友人を巻き込み、やがて大きな裏切りと悲劇を生むことになる。信頼と猜疑心が渦巻く中、韓立は仙人たちの世界の厳しい現実と対峙する。
「凡人修仙伝」あらすじネタバレ6話
やあ!『凡人修仙伝』の第6話、見た? 今回はマジで話が大きく動いた回だったね。人の善意とか悪意とかが渦巻いてて、韓立(ハン・リー)の周りが一気にきな臭くなってきた感じ。さっそく、何が起こったのか詳しく見ていこうか!
霊根の試験、結果は…?
韓立(ハン・リー)が露店で買い物してたら、陸鳴遠(ルー・ミンユエン)っていうエリートっぽいヤツにいきなり絡まれちゃうんだ。まあ、そこは師妹の陳巧倩(チェン・チャオチェン) が止めてくれて事なきを得るんだけどね。
で、その露店で店番してた菡雲芝(かん・うんし)っていう子と知り合って、一緒に七大門派に入るための霊根の試験を受けに行くことに。
試験会場に着くと、試験官はなんとあの南宮婉(ナンゴン・ワン)!超高位の仙人だから、下っ端の韓立は彼女を直視しただけで気分が悪くなっちゃう。友達になった万小山に身分が違うから、あんまりジロジロ見ちゃダメだよって教えてもらうんだ。仙人の世界も厳しいね…。
さて、肝心の試験結果だけど、
- 燕如嫣(イェン・ルーイェン):天霊根っていう最高ランクの才能の持ち主で、全門派からスカウトが殺到。一番強い掩月宗(えんげつしゅう)を選ぶ。まさにエリート中のエリートだね。
- 陸鳴遠(ルー・ミンユエン)と陳巧倩(チェン・チャオチェン) : 無事合格して、黄楓谷へ。
- 万小山と韓立: 二人とも四霊根っていう微妙な才能で、残念ながら不合格…。
同じく不合格だった青紋(チン・ウェン)っていう男が、落ちこぼれたちを集めて明日の試合で勝つために、みんなの武器を共有して戦おうぜ!って提案するんだ。一見、良さそうな話に聞こえるけど、韓立はこいつ、なんか企んでるなってすぐに見抜く。腹痛のフリして、丹薬を一個だけ渡してその場をうまく切り抜けるんだ。さすがだね。
禁断のアイテム升仙令
韓立は、さっき知り合った菡雲芝に頼まれて、彼女の家宝金竺筆と丹薬を交換してあげるんだ。彼女、お兄さんの病気を治したかったんだって。優しいよね。
そのお礼にもらった本を読んでたら、韓立はとんでもない情報を見つけちまう。升仙令っていう、試験をパスして無条件で門派に入れて、さらに修行に役立つアイテムまで貰えるっていう、まさにチートアイテムの存在を知るんだ。
韓立は、このことをつい万小山に話しちゃうんだけど、これが悲劇の始まりだった…。
友の死と裏切り
万小山は人のいいヤツだから、あの青紋(チン・ウェン)に升仙令のことをペラペラ喋っちゃったんだよ。
韓立がこれはヤバいって升仙令のページを燃やして洞窟に隠れてると、そこに血まみれの万小山が転がり込んでくる。青紋は悪いヤツだ…お前に迷惑をかけた…逃げろって言い残して、息絶えちゃうんだ。もうね、辛すぎるよ…。
万小山を追ってきた青紋の一味と、韓立の戦いが始まる。韓立は符籙(おふだ)を使って二人を倒すんだけど、そこに黒幕の青紋本人が登場。
青紋は、万小山を殺したことをあっさり認める。最初から韓立が何か隠してるって気づいてて、仲間を捨て駒にして様子をうかがってたんだ。マジで外道だよな。
韓立と青紋の直接対決が始まるんだけど、韓立が意外と強くて青紋を追い詰める。でも、その時!氷妖っていう、もっとヤバそうなのが現れるんだ。どうやら青紋には主人がいるらしくて、氷妖は主人の命令で青紋は殺せないから、お前が死ねって韓立に襲いかかってくる。
絶体絶命の韓立。一方で、傷ついた青紋の前には謎の黒衣の男が現れて、筑基(ランクアップ)したくないか?って甘い言葉をささやくんだ。もう、一体どうなっちゃうんだよ!
『凡人修仙伝』第6話の感想
今回のエピソードは、人の善意が悪意によって踏みにじられる残酷さと、そんな世の中で韓立がどう生き抜いていくのかが描かれていて、非常に見応えがありました。純粋で人の良い万小山が、その人の良さゆえに利用され、命を落としてしまう展開は本当に胸が痛みます。彼の死を目の当たりにしたことで、韓立がこれまで以上に用心深くなり、仙人の世界の厳しさを改めて痛感したのが伝わってきました。一方で、散修である青紋たちが、何としてでもチャンスを掴もうとする必死さも描かれており、単純な悪役として片付けられない深みを感じさせます。韓立がただの凡人ではなく、冷静な判断力と、いざという時に発揮される戦闘能力を秘めていることが明確になった回でもありました。
つづく