なあ、今回の『燕雲台』、マジでキツかったよな。もう、見てるこっちの胸が痛くてさ。愛だの国だの、いろんなもんがぐちゃぐちゃに絡み合って、誰も幸せになれない回だった。
あらすじ
韓徳譲(かんとくじょう)と逃げようとした蕭燕燕(しょう・えんえん) 。でも、姉の胡輦に見つかってしまう。韓徳譲は必死に抵抗するけど、ボロボロにされて血まみれで倒れちまうんだ。燕燕は彼の命を助けてもらうために、耶律賢(やりつけん) の元へ行くことを受け入れるしかない。もう、選択肢なんてないんだよ。
ネタバレ
韓徳譲はマジで死ぬかと思った。全身血まみれで、意識もない。燕燕は泣き叫びながら、彼の命乞いをするしかなかった。姉の胡輦は、韓徳譲を助けるためにはこうするしかなかったって言う。乱を起こした罪から彼を守るため、あえて重傷を負わせたってわけだ。まあ、理屈は分かるけど、やり方がえぐいよな。
一方、韓徳譲が重傷だって聞いた耶律賢は、すぐに侍医を送る。でも、意識を取り戻した韓徳譲は、その助けを突っぱねるんだ。 うせろって一言。そりゃそうだよな。愛する人を奪った男の情けなんて受けられるかよって話だ。
燕燕も黙っちゃいない。部屋に閉じ込められて、絶食で抵抗する。 韓徳譲と一緒になれないなら死んだほうがマシって覚悟を決めてる。この二人の愛の強さ、ハンパない。
でも、周りはそれを許さない。韓徳譲の親父さんは国のために我慢しろって言うし、胡輦も現実を見ろって説得に来る。一番こじらせてるのが妹の烏骨里だ。自分が皇后になれると思ってたのに、燕燕がその座につくのが許せない。完全に私情で父さんを逆恨みしてる。姉妹の絆もボロボロだ。
そして、ついに耶律賢が韓徳譲の前に現れる。彼は言うんだ。俺の体はもう長くない。俺がいなくなった後、この国を支えられるのは燕燕しかいないって。燕燕を歴史に残る偉大な女性にする、それが自分の愛し方なんだと。勝手な言い分だけど、彼なりの覚悟も感じるんだよな。
でも、韓徳譲は首を縦に振らない。お前が大義を語るなら、俺は小さな愛を貫くってはっきり言う。もう親友だった頃には戻れない。二人は完全に決別する。
韓徳譲は薬も飲まずに死のうとするけど、母親に止められる。燕燕も諦めきれない。韓徳譲も、傷だらけの体で燕燕を連れて逃げようとする。でも、それも親父さんに見つかって止められるんだ。韓家の未来か、愛する人か。韓徳譲は、どうしようもない袋小路に追い詰められていく。
感想
今回はマジで全員が不幸だった。燕燕と韓徳譲の純粋な気持ちが、国の権力っていうデカい力に踏みにじられていくのが、本当に見ていて辛い。耶律賢のやってることは許せないけど、彼もただの悪役じゃないのがこのドラマの深いところだよな。自分の命が短いことを知っていて、国のために最善だと思う道を選んでる。でも、そのやり方が強引すぎるんだ。
胡輦や韓徳譲の父親みたいに、大局を見て動く大人たちの苦悩もリアルだった。誰もが自分の正義のために動いていて、それがぶつかり合って悲劇を生んでる。特に、韓徳譲が親友と恋人を同時に失って、自分の無力さに打ちのめされる姿は胸が張り裂けそうだった。愛も理想もズタズタにされて、本当に救いがない。重い。重いけど、だからこそ目が離せない回だった。
つづく