愛し合う韓徳譲(かんとくじょう)と蕭燕燕(しょう・えんえん) に、運命の別れが訪れる。皇帝・耶律賢(やりつけん) との婚礼を前に、燕燕は絶望の淵にいた。韓徳譲は最後の夜に燕燕を訪ね、互いの想いを確かめ合うが、結ばれない現実を突きつけられる。燕燕が悲しみを胸に婚礼の日を迎える一方、韓徳譲は大きな決断を下し、思い出の地である上京を去る。引き裂かれた二人の愛と、それぞれの新たな道が始まる、涙なくしては見られない回だ。

「燕雲台-The Legend of Empress-」あらすじネタバレ19話

もう、今回はティッシュ箱を隣に置かないと見られない回だったぜ。韓徳譲(かんとくじょう)と燕燕の愛が、これでもかってくらいに試される。観てるこっちの心が持たない。

引き裂かれた二人、最後の夜

まず、燕燕が完全に心を閉ざしちまってる。飯も食わずに抵抗を続けるんだ。でも、姉の胡輦が韓徳譲が夜に来るって伝えると、やっと少しだけ粥を口にする。それだけ韓徳譲の存在が彼女の全てなんだよな。

その夜、韓徳譲は車椅子で燕燕に会いに来る。やっと会えた二人だけど、もうそこには絶望しかない。燕燕は、韓徳譲と一緒に死ぬことまで考えてる。婚礼の日に、嫁入り衣装を着てあんたと一緒に死ぬって。それしか、二人が一緒になれる道はないって言うんだ。もう、このセリフだけで涙腺がやばい。

でも韓徳譲は、必死に燕燕を説得する。生きてくれって。今世では結ばれなくても、俺たちが深く愛し合った事実は消えないだろって。そして、二つの風鈴を取り出すんだ。一つは俺が、一つはお前が持つ。燕燕に綽(しゃく)っていう漢名を贈って、風鈴が鳴るたびに、俺がお前を想っている証だって伝える。泣きながら、燕燕は生きることを約束するんだ。

それぞれの決意と旅立ち

韓徳譲と会った後、燕燕は運命を受け入れたように見える。でも、心は死んだままだ。親父の蕭思温(しょう・しおん)が好物の菓子を持ってきても、見向きもしない。蕭思温は、后族の娘としての責任を説くけど、今の燕燕には届かないよな。

その後、燕燕は愛馬の烏雲蓋雪に別れを告げに行く。この馬は、韓徳譲との思い出が全部詰まってる。宮中には連れていけないから、韓徳譲に返してくれって頼むんだ。一つ一つ、思い出を断ち切っていく作業が痛々しい。

一方の韓徳譲も、もう限界だ。飲食を絶って、抜け殻みたいになってる。親友だと思ってた耶律賢(やりつけん) に、愛する女を奪われたんだ。そんな男に仕え続けられるわけがない。彼は上京を離れることを決意する。耶律賢とは君臣としての関係だけ。これからは天下を見て回り、民がどう生きているのかを知る旅に出るって決めるんだ。

喜びなき婚礼の日

ついに、耶律賢と燕燕の婚礼の日が来た。燕燕は、そりゃあもう豪華な婚礼衣装を身に着けてる。でも、その顔に喜びの色は一切ない。父の蕭思温に挨拶もそこそこに、ただ儀式をこなすだけ。その行列が進む中、彼女の目から一筋の涙がこぼれるんだ。

そして、まさにその同じ日。韓徳譲は一人、馬に乗って上京を去っていく。燕燕を失って初めて、彼女が自分にとって何よりも大切だったと気づくんだ。この二人の対比が、あまりにも残酷で、切なすぎる。

今回の感想をちょっとだけ

もう今回はマジで胸が張り裂けそうだった。韓徳譲と燕燕の最後の夜が切なすぎる。お互いを想ってるのに、運命がそれを許さない。特に、一緒に死のうって言う燕燕の覚悟と、それでも生きてくれって言う韓徳譲の愛の深さにはやられた。耶律賢、お前は親友からすべてを奪ったんだぞ。この罪は重い。燕燕のあの無表情な婚礼姿と、同じ日に都を去る韓徳譲の後ろ姿が重なって、涙腺が完全に崩壊した。二人の幸せはどこにあるんだよ。

つづく