燕雲台 第20話 あらすじとネタバレ

すれ違う初夜

ついに蕭燕燕(しょう・えんえん) と皇帝・耶律賢(やりつけん) の婚礼が行われた。でも、めでたいはずの初夜は、まあ、気まずい空気でいっぱいだよな。燕燕は無理やり嫁がされたんだ。心がここにないのは当たり前だ。耶律賢(やりつけん) は君が受け入れてくれるまで待つなんて言うけど、燕燕の心はカッチカチ。 私たちにあるのは君臣の礼だけですとか命令なら寝ますけど?とか、もうトゲしかない言葉を投げつける。

耶律賢(やりつけん) もこれにはがっかりしたみたいだ。でも、天下も、君も、俺のものだと言い切る。 君が最高の皇后になることは、初めて会った日からわかっていたなんて殺し文句を残して、一人で部屋を出ていくんだ。皇帝としての覚悟なのか、それともただの強がりか。

それぞれの道

宮殿のベッドで眠れない燕燕は、もちろん韓徳譲(かんとくじょう)のことばかり考えてる。その頃、韓徳譲(かんとくじょう)は都を離れて一人、荒野で野宿だ。彼もまた、燕燕を想って眠れない夜を過ごしてる。切ないよな、マジで。

耶律賢は、韓徳譲(かんとくじょう)が都を去ったことを知って、やっぱり警戒してる。部下に見張りをつけさせて、行動を逐一報告させてるんだ。抜け目ないよな、この皇帝は。

韓徳譲は旅の途中、日連落(じつれんらく)族っていう部族の男を助ける。その集落に招かれて滞在するんだけど、そこで衝撃的な光景を見ることになる。その部族は豊かに見える。でも、それは奴隷たちの犠牲の上に成り立っていた。奴隷は家畜同然の扱いを受けて、病気になっても放置される。死ぬことが唯一の解放だとすら思ってるんだ。この現実を目の当たりにして、韓徳譲は漢制改革への決意をさらに固めることになる。

変わる関係

最初は耶律賢に対して氷のように冷たかった燕燕。顔を合わせても、まともに口も聞かない。でも、少しずつ変化が見えてくるんだ。

耶律賢は燕燕に、自分の夢を語る。漢化を進めて、この国を良くしたいんだってさ。でも、自分は病弱だから、燕燕の助けが必要なんだと訴える。その話を聞いて、燕燕は昔、韓徳譲も同じようなことを言っていたのを思い出す。

そんな話の最中、耶律賢がふらついて倒れそうになる。燕燕はとっさに彼を支えようとするんだ。その瞬間、耶律賢は燕燕の優しさに触れて、ちょっとグッときたみたいだ。

後日、耶律賢は本当に体調を崩して倒れてしまう。知らせを聞いた燕燕は、すぐに駆けつける。苦しそうに眠る耶律賢を見て、燕燕は思わず彼の手を握るんだ。すると、あれだけうなされていた耶律賢が、穏やかな寝息を立て始める。ずっと孤独だった皇帝が、初めて安らぎを見つけた瞬間だったのかもしれない。

第20話の感想ぶっちゃけます

いやー、今回は切なさが爆発してたな。望まぬ結婚をした燕燕のツンツンした態度もわかる。でも、耶律賢の孤独がだんだん見えてきて、こっちまで胸が苦しくなったよ。彼はただの横暴な皇帝じゃないんだ。国を良くしたいっていうデカい夢があって、でも体は病弱で、誰も信じられない。そんな中で、唯一心を許せるかもしれない相手が燕燕なんだよな。

特に、燕燕が倒れた耶律賢の手を握るシーン。あれはヤバい。今まで反発しかしてなかった燕燕の中に、同情とか、それ以上の何かが芽生え始めたのが見えた。皇帝の弱さに触れて、彼女の役割がただの妃じゃないってことに気づき始めた感じがした。

一方で、韓徳譲は韓徳譲で、自分の正義を貫こうと旅を続けてる。奴隷たちの悲惨な状況を知って、彼の改革への思いは本物になった。この三人が、それぞれの立場で国の未来を考えてる。恋愛だけじゃなくて、この国の行く末がどうなるのか、ますます目が離せなくなった回だったな。

つづく