韓徳譲(かんとくじょう)は旅先の部族で、人身御供の悪習を正そうと奮闘する。彼は陰謀を暴き、新しい族長を助けて部族に改革をもたらした。一方、宮廷では、皇帝・耶律賢(やりつけん) が皇后・蕭燕燕(しょう・えんえん) への一途な想いを伝え続ける。燕燕の心も、父や夫の孤独に触れて少しずつ変化を見せ始める。そんな中、寵愛を得られない妃・喜哥(きか)の行動が、宮中に危険な噂を広めるきっかけを作ってしまう。さらに、烏骨里の出産が、新たな権力争いの火種を生むことになる。
「燕雲台-The Legend of Empress-」あらすじネタバレ22話
韓徳譲(かんとくじょう)、部族を救い、新たな道を示す
韓徳譲(かんとくじょう)は、助けた奴隷たちからめちゃくちゃ感謝されてた。 騰里(テングリ)が遣わした救い主だ!なんて言われちゃって。 でも彼は人は生まれながらに平等だって、クールに言うだけ。 かっこよすぎだろ。
そんな時、日連部族の老族長が亡くなるっていうニュースが入る。問題はここから。脱里(だつり)っていう長老が、奴隷たちを人殉(じんじゅん)、つまり殉死させようと企んでたんだ。 とんでもない悪習だよな。韓徳譲は当然、それを止めるために乗り込んでいく。
案の定、脱里(だつり)は韓徳譲が邪魔で仕方ない。あいつが来たから騰里が怒って族長が死んだんだ!って、新しい族長の阿孛合(あばくごう)を焚きつける。阿孛合(あばくごう)も単純だから、それを信じちゃうんだよな。韓徳譲に斬りかかろうとしたその時、助けた奴隷たちが反乱を起こして韓徳譲を救う。もう部族内は大混乱の戦場さ。
その乱戦の中、韓徳譲をかばって、彼の忠実な部下である十五(じゅうご)が矢を受けてしまう。悲しむ暇もなく、韓徳譲は老族長の遺体を調べる。そして、死因が病死じゃなくて毒殺だと見抜いたんだ。薬を処方してたのは脱里ただ一人。 しかも、やたらと火葬を急いでた。完全に怪しいよな。
韓徳譲に真相を突きつけられて、脱里は逆上。今度は阿孛合を刺すっていう暴挙に出る。でも、韓徳譲がすかさず阿孛合を助けた。この一件で完全に目が覚めた阿孛合は、自分の手で脱里を討ち、族長としての威厳を示したんだ。新しい族長になった阿孛合は、奴隷制度を改めて、部族の改革を誓う。韓徳譲は、その様子を静かに見届けてた。
そこに、韓徳譲を追って李思(りし)が草原を越えてやってくる。彼女はまっすぐに愛を告白するんだけど、韓徳譲の心は動かない。きっぱりと断る姿は、ある意味で残酷だけど、彼の誠実さでもあるよな。韓徳譲は、大きな痛手を負った部族を、平等の精神が根付く幽州へ移住させることを決めた。
後宮の渦と、新たな火種
一方、宮廷では耶律賢(やりつけん) を連れて、亡き母・懐節皇后の墓参りをしていた。彼はそこで、改めて燕燕への愛を誓う。君じゃなきゃダメなんだ。待ち続けるって。切ないよな。その言葉と、彼が語る親孝行の話が、燕燕の心に刺さる。彼女は、嫁ぐ日に父・蕭思温(しょう・しおん)に冷たくしてしまったことを思い出して、胸を痛めていた。
後日、燕燕は父を訪ねる。痩せた娘を心配する蕭思温(しょう・しおん)。彼は、自分がなぜ耶律賢(やりつけん) を支持したのか、大遼の未来のためなんだと語る。そして、お前なら、陛下と共に改革を成し遂げられると、娘への信頼を口にした。
その頃、後宮は別の意味で荒れていた。新しく妃になった喜哥(きか)は、入宮して一ヶ月経っても耶律賢のお召しがない。 焦った彼女は、太妃の助けを借りて耶律賢の寝所に忍び込もうとするけど、あっさり見破られて追い返される。泣き崩れる喜哥(きか)に、ある宦官がとんでもない噂を吹き込む。先帝の穆宗(ぼくそう)は不能で、そのせいで皇后を殺した。今の陛下も、皇后や貴妃に手をつけないのは、同じ問題を抱えているからでは?と。
このヤバい噂は、すぐに喜哥から叔父の女里(じょり)の耳に入る。女里(じょり)は、耶律賢が燕燕にさえ手を出していないと聞いて、がぜん色めき立つ。もし皇帝に世継ぎが望めないなら、次の手を打っておく必要があるからな。
そんな絶妙なタイミングで、燕燕の姉・烏骨里が男の子を出産した。 父の蕭思温は留礼寿(りゅうれいじゅ)と名付け、孫の誕生を喜ぶ。 女里はすぐに祝いの品を持って、烏骨里の夫・耶律喜隠(やりつきいん)のもとへ駆けつけた。そして、陛下の養子に、この子をと持ちかける。でも、プライドの高い喜隠は激怒。俺の息子を、あの病弱な耶律賢の養子になんてやるもんか!と一蹴した。新しい命の誕生が、早くも次の権力争いの火種になってる。
今回のエピソードについての感想
いやあ、今回は韓徳譲の独壇場だったな。彼の正義感と行動力はマジで半端ない。悪習にまみれた部族をたった一人で変えちまうんだから、ヒーローそのものだよ。奴隷たちに騰里の使者って呼ばれるのも納得だわ。一方で、耶律賢の切なさも胸に迫るものがあった。燕燕への一途な愛は本物だけど、それが彼女を苦しめているのも事実。でも、彼の孤独を知って、燕燕の心も少しずつ揺れ動いている感じがたまらない。そして後宮。喜哥の空回りっぷりはちょっと笑えるけど、彼女が掴んだ耶律賢不能説はヤバすぎる。この噂が、これからどれだけの波乱を巻き起こすのか。烏骨里の出産で生まれた留礼寿を巡って、女里と喜隠の思惑がぶつかるラストも最悪の予感しかしない。それぞれの場所で、物語が大きく動き出した回だったな。
つづく