夏捺鉢を終え都に戻った耶律賢(やりつけん) は、蕭燕燕(しょう・えんえん) を正式に皇后として迎える。 国中が祝福に沸く中、燕燕の懐妊も判明し、後継ぎの誕生に耶律賢は大きな喜びに包まれる。 一方、燕燕は父・蕭思温(しょう・しおん)と和解し、穏やかな親子の時間を取り戻していた。しかし、耶律賢の信頼を得て権力を強める蕭思温に対し、その座を追われた者たちの憎悪は静かに渦巻いていく。そして、運命の日。閭山での狩りに向かった蕭思温に、最大の危機が迫っていた。
「燕雲台-The Legend of Empress-」あらすじネタバレ24話
皇后誕生と、その裏でうごめく男たち
夏捺鉢が終わって、一行は都へ帰還。そして耶律賢(やりつけん) は約束通り、蕭燕燕(しょう・えんえん) を皇后に立てた。 宮中では盛大な式典が開かれて、国中がお祝いムード一色だ。
でも、その裏で苦い酒を飲んでる男がいる。韓徳譲(かんとくじょう)だ。宿の客から燕燕が皇后になったって話を聞いて、めちゃくちゃ落ち込んでる。 そりゃそうだよな。愛した女が、親友の嫁になって、ついには国の母になったんだから。その隣で、李思(りし)児っていう女がこれで諦めがつくわねみたいに喜んでるのが、またなんとも言えない。
一方、野心家の耶律喜隠(やりつきいん)。こいつは趙王に封じられたんだけど、他の奴らみたいに自分の領地に帰る気はサラサラない。 主上が死んだ時にそばにいなきゃ、また帝位を逃すとか言って、上京に居座る気満々。 耶律賢(やりつけん) が病弱なのをいいことに、死ぬのを待つ作戦らしい。ほんと、食えない男だよ。
燕燕、母になる。そして新たな火種
都に帰って数日後、燕燕に吐き気が。侍女が医者を呼んだら、なんと懐妊が判明した。 これには耶律賢も大喜び。後継ぎができたんだから、王としては当然か。すぐに国中に知らせを出して、またお祝いムードだ。
姉の烏骨里は、妹の懐妊を素直に喜んでる。でも、その夫の喜隠は面白くない。なんで燕燕が妊娠しただけでこんな大騒ぎなんだ?俺たちの息子が生まれた時は静かだったくせにって、嫉妬丸出し。烏骨里は私たちの時代もいつか来るわなんて慰めてるけど、この夫婦、見ててハラハラするよ。
そんな中、遼の重鎮だった屋質大王(おくだいおう)が病で亡くなる。 死ぬ間際に、耶律賢と燕燕に国の未来を託していった。 お前たちなら安心だって。これが、とんでもない悲劇のフラグになるなんて、この時は誰も思ってなかった。
忍び寄る暗殺の影
権力を手にした蕭思温(しょう・しおん)は、敵対する高勲(こうくん)と女里(じょり)の不正の証拠を掴む。 追い詰められた高勲(こうくん)と女里(じょり)は、蕭思温(しょう・しおん)の暗殺を決意。 数日後の閭山での狩りでやるしかないって、計画を立て始めた。
燕燕は、父に権力が集中しすぎていることを心配してた。父上に危険が及ぶって、耶律賢に忠告もしたんだ。でも、耶律賢は今は父上に頼るしかないって聞かない。このすれ違いが、本当に悔やまれる。
さらに最悪なことに、蕭思温の甥っ子、蕭海只(しょう・かいし)と蕭海里(しょう・かいり)がとんでもないことをやらかす。高勲の罠にはまって、女官に手を出したっていう濡れ衣を着せられたんだ。 激怒した蕭思温は、二人を勘当同然の扱いにする。これを逆恨みした甥っ子たちは、なんと伯父の暗殺計画に加担。 女里から警備の配置図を手に入れて、刺客まで雇う始末。もう救いようがない。
悲劇の狩り
そして、運命の閭山での狩りの日。蕭思温は、耶律賢と馬を並べて国の未来を語り合っていた。燕燕と、生まれてくる孫を頼むって。穏やかな時間だった。
その時、突然刺客の一団が襲いかかってきた。 狙いは明らかに蕭思温ただ一人。 護衛たちは皇帝を守るのに必死で、蕭思温は孤立してしまう。次々と放たれる矢を一人で防ぎきれるわけがない。そして、ついに一本の矢が、彼の体に深く突き刺さった。
今回の感想
いや、もう今回は蕭パパ(蕭思温)に尽きる回だった。燕燕がやっと皇后になって、お腹には新しい命も宿って、これから幸せになれると思った矢先にこれかよ。権力闘争の怖さを改めて見せつけられた感じだ。
一番キツかったのは、燕燕の心配が現実になったこと。彼女は父に権力が集まりすぎることの危険性をちゃんとわかってた。耶律賢に忠告までしたのに、それが届かなかったのが本当にもどかしい。父を思う娘の気持ちと、国を安定させたい王の考えが、最悪の形で裏目に出た。
それにしても、敵が多すぎる。高勲や女里みたいな分かりやすい敵だけじゃなくて、まさか身内の甥っ子まで裏切るとは。逆恨みで伯父を殺そうなんて、人間不信になるレベルだよ。蕭パパが不憫でならない。
最後の襲撃シーンは、本当に息が止まった。幸せな未来を語った直後に、矢が突き刺さるなんて…。完全に油断してた視聴者の心をえぐってくる。燕燕がこの事実を知ったらどうなるのか。考えるだけで胸が痛い。
つづく