太平王(たいへいおう)・耶律罨撒葛(やりつえんさつかつ)が、病を偽りついに兵を挙げた。 皇子の快気を祝う宮中の宴では、不穏な空気が漂う。皇帝・耶律賢(やりつけん) と皇后・蕭燕燕(しょう・えんえん) に毒酒が献上され、宴は大混乱に陥る。 時を同じくして、謀反軍が宮殿になだれ込み、皇帝たちは絶体絶命の危機に立たされる。しかし、これはすべて皇帝・耶律賢が仕掛けた壮大な罠だった。太平王の野望と、それを迎え撃つ皇帝の策略が激しくぶつかり合う。遼の運命を賭けた、緊迫の一夜が幕を開ける。

「燕雲台-The Legend of Empress-」あらすじネタバレ33話

今回の『燕雲台』第33話、マジで息つく暇もなかったな。ついに太平王(たいへいおう)の乱に決着がつく。早速、中身を見ていこうぜ。

太平王(たいへいおう)、最後の賭け

太平王こと耶律罨撒葛(やりつえんさつかつ)は、ついに動いた。妻である胡輦を屋敷に閉じ込め、謀反へと向かう。出ていく前に、胡輦にこう問いかけるんだ。今夜、俺か皇帝か、どちらかが死ぬ。どっちに生きてほしい?。胡輦が答えられないのを見て、彼は寂しそうに去っていく。部屋の扉は外から固く封鎖された。もう後戻りはできないってわけだ。

罠だらけの宮中宴会

その頃、宮中では皇子の快気を祝う宴が開かれていた。表向きは和やかだけど、裏ではとんでもないことが進んでる。

毒酒と裏切り

宴の真っ最中、寧王妃の安只(あんし)が毒入りの酒を皇帝・耶律賢(やりつけん) と皇后・蕭燕燕(しょう・えんえん) に献上する。二人が苦しみだすと、安只(あんし)は本性を現した。太平王が勝てば、夫の只没(しぼつ)は宰相になれる。自分はその夫人として権力を握るんだってさ。自分の夫が宦官にされたことを恨んでたんだろうな。

でも、夫の只没(しぼつ)は彼女の野心にドン引きだ。激怒して安只を刺してしまう。安只は死ぬ間際に役立たずの宦官めと只没を罵倒。完全にキレた只没は、妻にとどめを刺した。宴の席は一瞬で地獄絵図だ。

すべては皇帝の筋書き通り

宮殿の外では、太平王の手下たちが攻め込んでくる。太平王自身も馬に乗って堂々と開皇殿に乗り込んできた。彼は勝利を確信して、皇帝の座は元々自分のものだったと叫ぶ。

その瞬間、事態は一変する。死んだはずの韓徳譲(かんとくじょう)が、兵を率いて現れたんだ。幽州へ行ったなんてのは真っ赤な嘘。すべては太平王を誘き出すための罠だった。耶律賢(やりつけん) と燕燕が毒で苦しんだのも、もちろん演技。隠れていた兵士たちが一斉に現れて、謀反軍はあっという間に包囲された。完全に耶律賢の掌の上で踊らされてたってことだな。

愛する人の元へ…太平王の最期

追い詰められた太平王は、最後の力で耶律賢に斬りかかる。でも、韓徳譲(かんとくじょう)がそれを許さない。激しい戦いの末、太平王は深手を負う。燕燕が放った矢も、彼の体に突き刺さった。

腹心の粘木衮(ねんぼくこん)が命がけで太平王を逃がす。だけど、太平王は逃げずに胡輦の元へ向かった。愛する人を置いてはいけなかったんだな。屋敷にたどり着いた彼は、血を吐きながら胡輦にすべてを託す。

皇権の前では姉妹の情などない。燕燕を信じるな。この兵権はお前が持て。それが彼の最後の言葉だった。胡輦の腕の中で、太平王は息絶える。なんとも切ない最期だった。

乱のあと

太平王の乱は鎮圧された。耶律賢は韓徳譲に、これからも自分のそばで国を支えてほしいと頼む。韓徳譲は、妻の李思(りし)との約束を思い出し、少し迷う。結局、彼は約束通り幽州へ帰ることを選んだ。

朝廷では、乱の後の人事が決まる。烏骨里の夫・耶律喜隠(やりつきいん)は許されて官職に復帰。そして胡輦は皇太妃に封じられた。燕燕は姉の心を思いやり、太平王を皇族として手厚く葬るよう命じた。これで一件落着、とはいかないのがこのドラマだよな。

このエピソードの感想

いやー、今回はすごかったな。太平王の乱がついにクライマックスを迎えて、見どころ満載だった。特に、耶律賢の策略家としての一面が炸裂したのが痛快だった。病弱で人のいい皇帝に見せかけて、裏ではとんでもない策士だったわけだ。韓徳譲が生きていたと分かった瞬間の逆転劇は、思わず声が出たよ。

でも、一番心に残ったのはやっぱり太平王と胡輦の最期だな。彼は最後まで胡輦を愛していた。胡輦のために謀反を起こし、最後も彼女の元へ帰ってきた。彼が残した燕燕を信じるなという言葉が、これから三姉妹の関係にどう響いてくるのか。胡輦が兵権を握ったことで、新たな火種が生まれた感じがする。

大きな山場を越えたけど、休む暇はなさそうだ。韓徳譲も幽州に帰っちゃうし、燕燕はこれからどうするんだろうな。

つづく