36話あらすじとネタバレ
幽州での再会、でも気まずい空気
韓徳譲(かんとくじょう)さ、一晩中がんばって遼の改革案を書いたんだよね。それを皇后になった燕燕に見せるわけ。燕燕はこれよ!あんたみたいな有能な人が幽州なんかに燻ってちゃダメ。都に帰ってきて改革を進めてよ!って言う。
でも韓徳譲(かんとくじょう)は首を縦に振らない。幽州の守りも大事だし、民心をつなぎとめるのも自分の役目だって。まあ、本心は別にあるんだろうけどさ。
そこへサプライズ登場したのが、なんと皇帝の耶律賢(やりつけん) 。妊娠中の燕燕が心配で、わざわざ幽州まで来ちゃった。ここで韓徳譲は初めて燕燕の妊娠を知るんだ。危うく皇后と未来の皇子を危険に晒すところだったって、真っ青になって謝罪してた。
耶律賢(やりつけん) の説得と燕燕の強硬策
耶律賢は韓徳譲を責めずに、自分からも都に帰ってきてくれ。改革には君の力が必要なんだって説得する。でも韓徳譲は考えさせてくださいって煮え切らない。
夜になって、燕燕は耶律賢にハッキリ言うわけ。彼がどうしても嫌だっていうなら、皇帝命令で無理やりにでも連れ戻すべきよって。さすが燕燕、国のこととなると容赦ない。
耶律賢は悩む。昔、韓徳譲にもう二度と君に無理強いはしないって約束した手前、どうしたらいいか分からない。自分はもう、韓徳譲が命を懸けてついてきてくれるような主君じゃないのかって、一人で落ち込んでた。
女たちの静かな戦い
翌日、韓徳譲の奥さん、李思(りし)児が燕燕に会いに来た。燕燕がまた妊娠したのを見て、自分は嫁いで10年以上経つのに子供がいないって、寂しそうにしてたのが印象的だったな。
彼女は夫に都へ帰ってほしくない。あんな才能のある人を、個人の愛情で縛り付けちゃダメよって燕燕に言われても、私が一番彼を愛してるんですって言い返す。どっちの気持ちも分かるから、見てて切なかったよ。
この会話、実は耶律賢が聞いてたんだ。そして、燕燕の国を思う気持ちの強さを再確認して、覚悟を決めたみたいだった。
王の土下座、友の決意
その夜、耶律賢は一人で韓徳譲の屋敷を訪ねる。私を皇帝にしたこと、後悔してるか?なんて、弱気なことを聞くんだよ。韓徳譲はあなたは名君です。後悔なんてしてませんって答える。
そしたら耶律賢、いきなり土下座したわけよ。頼む、都に帰ってきてくれって。自分の体もヤバいし、皇子はまだ小さいし、燕燕だけじゃ無理だって。もうプライドも何もない感じ。
これには韓徳譲も心を動かされた。友であり主君である男の、魂の叫びだもんね。ついに都へ戻ることを承諾する。この一部始終を、奥さんの李思(りし)児が陰で見て泣いてたのが、また辛い。
波乱の帰京、そして最悪の知らせ
韓徳譲は都に戻って、南枢密院使っていうめちゃくちゃ重要な役職に就く。でも、案の定、虎古(ここ)や喜隠みたいな保守派の連中が猛反発。漢人の好きにさせてたまるか!って、敵意むき出し。
そんな中、とんでもないニュースが飛び込んでくる。南征軍の主帥になった韓徳譲の親父さん、韓匡嗣(かんきょうし)が敵の罠にハマって大敗北。一万人近い兵を失ったっていうんだから、目も当てられない。
皇帝と皇后、まさかの大ゲンカ
虎古(ここ)たちは韓匡嗣(かんきょうし)を処刑しろ!って騒ぎ立てる。韓徳譲は父の代わりに罪を受けるって宮殿で跪くけど、耶律賢は会おうとしない。
燕燕は耶律賢に処刑なんてやりすぎよ。後で後悔するわって言うんだけど、耶律賢はブチギレ。なんでそんなに韓匡嗣をかばうんだ!って、燕燕のことまで疑い始める。
燕燕も負けてない。そもそも実戦経験のない彼を主帥にしたのは誰?あなたの判断ミスでしょ!って言い返しちゃった。これには耶律賢も激高して、杯を叩きつけて燕燕を下がらせる始末。夫婦仲まで最悪だよ。
最後、耶律賢は韓匡嗣は死罪を免じる。代わりに息子の韓徳譲をクビにして自宅謹慎だって命令を下す。親父の命が助かった韓徳譲は、黙って家に帰っていく。耶律賢は薬も飲まず、ふらっと外に出て行ってしまった。
このエピソードについての感想
いやあ、今回は濃かったな。特に耶律賢が韓徳譲に土下座するシーンは、グッときたよ。皇帝っていう立場を捨てて、一人の友として必死に頼む姿には、彼の苦悩と覚悟が全部詰まってた。韓徳譲がそれに応えるのも、二人の絆の深さを見せつけられた感じ。
一方で、燕燕と李思児(り・しじ)の対比も鮮やかだった。国という大きなものを愛する女と、夫という個人を愛する女。どっちが正しいとかじゃないからこそ、見ていて胸が締め付けられる。燕燕の政治家としての非情さも際立ってたけど、それも全部、遼のためなんだよね。
最後の耶律賢と燕燕の夫婦喧嘩は、本当にハラハラした。同じ目標を見てるはずなのに、やり方の違いで激しくぶつかる。病気で心身ともに弱ってる耶律賢の姿が痛々しくて、見てるのが辛かった。韓徳譲もせっかく覚悟を決めて都に戻ったのに、いきなり親父のせいで大ピンチ。本当にジェットコースターみたいな回だったよ。
つづく