37話あらすじとネタバレ
国は順調、でも夫婦は…
いやー、燕燕(しょう・えんえん)と景宗(けいそう)のコンビはすごいよな。科挙の導入とか税制改革とか、次々と新しい政策を打ち出してる。おかげで遼の国はどんどん安定してきた。景宗も二人のおかげだって、韓徳譲(かんとくじょう)と燕燕にはめちゃくちゃ感謝してる。ここまでは、理想的な皇帝と皇后って感じだよな。
でも、景宗の体はもうボロボロなんだ。政務に忙しい燕燕とすれ違いが続いて、とうとう一人で食事してるときに倒れちまう。侍医ももう手の施しようがないってさ。余命は長くてあと二年。この事実は、もちろん燕燕には秘密にされてる。本人は自分の体の限界を悟ってるのに、何も言わないんだ。
そんな中、国境がきな臭くなってきて、燕燕は捺鉢(ナーボ)っていう季節ごとの移動宮廷に同行できなくなった。国のことを一番に考える燕燕らしい判断だ。景宗も分かったって送り出すけど、その背中が寂しすぎる。
孤独な皇帝の前に現れた癒やし系美女
一人で捺鉢にやってきた景宗。心細いだろうなと思ってたら、どこからか美しい琴の音が聞こえてくる。音に誘われて行ってみると、そこにいたのは玉簫(ぎょくしょう)っていう白衣の美女。彼女は渤海(ぼっかい)部から献上された女性の一人だった。
どこか憂いを帯びた玉簫と話すうちに、景宗の持病の頭痛が起きる。すると彼女、心得があるとかで景宗の頭をマッサージして痛みを和らげちゃうんだ。これには景宗もぐっときたんだろうな。結局、玉簫を自分のそばに置いて世話をさせることに決める。いやいや、これは完全にフラグだろ。
こっちの夫婦も不協和音
一方、韓徳譲(かんとくじょう)の家もかなりギスギスしてる。妻の李思(りし)は、子どもができないことに焦ってるんだ。怪しげな医者を呼んだりして、徳譲を困らせる。彼女は徳譲に側室を持てとまで言う。
李思の不安はそれだけじゃない。徳譲と燕燕が頻繁に二人きりで政務の話をしてるのが、もう気が気じゃない。あなたの心にはまだ皇后がいるんでしょって、徳譲に詰め寄る。徳譲は彼女を抱きしめて慰めるけど、李思の不安は消えそうにない。まあ、彼女の気持ちも分かるよな。
新しい妃の誕生と、忍び寄る影
景宗は、すっかり玉簫に心を許してしまう。最初は故郷に帰そうとしたけど、玉簫がそばにいたいですって言うと、あっさり宮中に連れて帰ることを決意。彼女に正式な身分を与えるつもりなんだ。
ただ、ここで釘を刺すのが景宗らしいというか、ずるいというか。何があっても、燕燕の皇后の地位は誰にも揺るがせないそう玉簫に言い渡すんだよ。そんな言葉で免罪符になると思ってんのかね。
この新しいロマンスを、あの耶律喜隠(やりつきいん)が嗅ぎつけた。景宗が燕燕に隠れて女を作った。この事実を利用して、韓徳譲(かんとくじょう)を自分の陣営に引き込もうと企んでる。また面倒なことになりそうだ。
今回の感想
いやー、景宗、お前もか!ってテレビの前でツッコんじゃったよ。病気で弱ってて、国のために身を粉にする燕燕は忙しくて構ってくれない。そんな時に、自分の痛みを和らげてくれる癒やし系の美女が現れたら、心が揺らぐのは分かる。人間だもの。でもさ、相手はあの燕燕だぜ?国を背負って戦ってる彼女への裏切りじゃないか。しかも皇后の位は安泰だからって言えば許される問題じゃないだろ。この一件が、最強だったはずの皇帝夫婦の間に、修復できないほどの深い亀裂を生むのは間違いない。
一方で、韓徳譲と李思の夫婦も見てて辛いな。李思の不安と嫉妬は、彼女をどんどん追い詰めてる。夫を愛してるからこその行動なんだろうけど、空回りしてるのが悲しい。それぞれの夫婦関係が揺らぎ始めて、そこに喜隠の悪だくみが絡んでくる。もう波乱の予感しかしない。物語が大きく動き出す、見逃せない回だったな。
つづく