第42話あらすじネタバレ
玉簫の覚悟と、残された姉妹の亀裂
耶律賢(やりつけん) が亡くなって、燕燕が悲しむ間もなく政務に追われてる頃、とんでもない知らせが飛び込んできた。玉簫(ぎょくしょう) の後を追って自ら命を絶ったんだ。枕元には手紙が残されてた。内容は、だいたいこんな感じ。陛下ひとりで逝かせるなんて寂しいから、私もお供します。息子の薬師奴(やくしど)は、あなたに託せば安心ですって。彼女の耶律賢への愛は本物だったんだね。自分の命よりも、愛する人のそばにいることを選んだ。
その頃、もう一人の姉妹、烏骨里(うこつり)は完全に壊れかけていた。夫の喜隠(きいん)と息子の留礼寿(りゅうれいじゅ)の棺の前から、一歩も動こうとしない。心配した長姉の胡輦(これん)が訪ねて、燕燕の言葉を伝えようとする。燕燕は二人を殺すつもりなんてなかった、って。でも、今の烏骨里にそんな言葉は届かない。私と蕭燕燕(しょう・えんえん) は、もう姉妹じゃないそう言って、胡輦を突き放したんだ。三姉妹の絆は、ここで完全に引き裂かれちゃったわけ。
烏骨里、暴走。復讐の陰謀が動き出す
烏骨里の復讐心は、もう誰にも止められない。彼女は夜中にこっそり屋敷を抜け出して、蜀王(しょくおう)に会いに行った。そして、自分の持つ趙王府の兵力を使って、蜀王に皇位を奪うようそそのかすんだ。蜀王も一瞬その気になるけど、燕燕が握ってる最強の皮室軍(ひしつぐん)を考えると、さすがにビビる。すると烏骨里は李胡(りこ)系の宮衛も全部あなたに渡すとまで言って、決断を迫ったんだ。
この怪しい密会を、偶然にも斜軫(しゃしん)が目撃してた。彼はすぐに、燕燕に報告するよう指示を出す。烏骨里の陰謀は、これだけじゃ終わらない。今度は冀王妃(きおうひ)っていう新たな悪女が登場して、烏骨里に近づく。他の王族たちも、私が説得してあげるこうして、復讐に燃える女たちの恐ろしい同盟が完成したんだ。
女帝・燕燕の鮮やかな逆襲
烏骨里の不穏な動きは、すぐに燕燕の耳にも入った。彼女はすぐに韓徳譲(かんとくじょう)を呼んで対策を練る。韓徳譲(かんとくじょう)の策は、いつも通りキレッキレだった。まず、都での夜間外出や私的な集会を禁止して、反乱分子の連携を断つ。そして、中心になりそうな蜀王や平王(へいおう)のところへ、燕燕が直接乗り込むっていうんだ。しかも、まだ幼い息子の隆緒(りゅうしょ)を連れてね。これはお前たちが今こうしてられるのは、亡き皇帝のおかげだぞっていう無言の圧力と、逆らわなければ子供たちの将来は保証するっていうアメを同時に見せる作戦。
その前に、燕燕は隆緒に大事なことを伝える。耶律賢の遺言に従って、韓徳譲(かんとくじょう)、つまり父親代わりとして敬うように、ってね。これで、韓徳譲の立場は誰も揺るがせないものになった。
作戦は完璧にハマった。蜀王の屋敷を訪れた燕燕は、言葉巧みに釘を刺し、彼の子供たちを宮中に招くことで、完全に戦意を喪失させる。次に訪れた平王の練兵場では、自慢の皮室軍と平王の兵を戦わせて、圧倒的な実力差を見せつけた。これで主な反乱分子は沈黙。残るは、一番厄介な烏骨里だけだ。
新たな火種、そして姉妹の対峙
でも、冀王妃は諦めない。彼女は次のターゲットとして、凝り固まった考えの重鎮、耶律虎古(ここ)に目をつける。冀王妃は虎古にこう吹き込んだ。韓徳譲が〝相父〟なんて呼ばれてる。契丹の主が、漢人の奴隷を父と呼ぶなんて屈辱だ!そもそも、燕燕と韓徳譲は昔からデキてたんだ。これは全部、あいつらの仕組んだ陰謀だよこの嘘を、虎古はあっさり信じ込んでしまう。韓徳譲への憎しみを燃やし、彼を排除しようと決意したんだ。
そんな中、燕燕はついに烏骨里の屋敷を訪れる。すると烏骨里は、まるで全てを悔い改めたかのような態度を見せた。燕燕も喜隠を守れなくて、ごめんなさいと頭を下げる。一見、和解したかのように見える二人。でも、烏骨里の目には、まだ暗い炎が燃えていた。
今回のエピソード、ぶっちゃけどうだった?
いやー、今回は人間関係がぐっちゃぐちゃにこじれていく回だったね。玉簫の最期は、悲しいけどすごく彼女らしかった。耶律賢への愛を貫いた、見事な覚悟だったと思う。
それとは対照的に、烏骨里の暴走っぷりがすごい。もう完全に闇堕ちしちゃった。夫と息子を失った悲しみは痛いほどわかる。わかるんだけど、その怒りを国を揺るがす陰謀に向けるのは違うだろ!ってツッコミたくなる。冀王妃っていう、いかにもな悪女が出てきて、さらに拍車がかかってるし。
でも、そんな中でも燕燕の強さが際立ってた。悲しみに浸る暇もなく、すぐに女帝として国を守るために動く。韓徳譲とのコンビネーションも相変わらず最高で、反乱の芽を一つ一つ冷静に摘んでいく手腕は、見ていて爽快だったな。
ただ、やっぱり姉妹の絆が壊れていくのは辛い。胡輦が板挟みになって苦しんでるのが、本当に気の毒。そして最後の、燕燕と烏骨里の対面のシーン。烏骨里のあの反省したフリ、怖すぎ!絶対に何か企んでる顔だったよ。一瞬の和解に見せかけて、水面下ではもっとヤバいことが進んでる。そんな不穏な空気がたまらない回だった。
つづく