43話あらすじとネタバレ
許されない姉妹の溝
燕燕(えんえん)はウグーリーに謝りに行った。ウグーリーは、君が悪いわけじゃないって言うんだ。ただ、自分が皇族の争いに巻き込まれる男を選んじゃったのが運の尽きだって。その言葉、重いよな。
ウグーリーの家の祠堂には、世宗と述律皇后が祀られてた。遼の古いしきたりだと、本当は自分の父、李胡(りこ)が後を継ぐはずだった。ウグーリーはそう言いたげだった。燕燕は李胡を欽順皇帝って追贈する勅旨を渡す。でも、ウグーリーはそれを受け取っても、全然嬉しそうじゃなかった。こんなもので気持ちが晴れるわけない。姉妹の間の溝は、もうどうしようもなく深い。
新たな火種と恋の行方
宮廷じゃ、虎古(ここ)ってやつが中心になって、燕燕の新しい改革にことごとく反対してた。燕燕と韓徳譲(かんとくじょう)は、この動きを抑えなきゃって考えてる。そこで、斜軫(しゃしん)を育てて、虎古に取って代わらせる計画を立てた。韓徳譲(かんとくじょう)はウグーリーのことも信用してない。部下にこっそり見張らせるあたり、さすがに抜かりないよな。
その斜軫は、虎古に直接会いに行った。なんで太后に逆らうんだって聞くけど、話が噛み合わない。虎古は韓徳譲(かんとくじょう)を警戒してて、斜軫にもあいつらと関わるなって言う始末。斜軫はそんな忠告、聞く気ゼロ。俺は蕭海瀾(しょう・かいらん)に会いに行くからって、さっさと出て行っちゃう。
そんな時に、南朝が幽州に攻めてきた。ビビった重臣たちは、もう幽州を明け渡しちまおうぜって言い出す。でも燕燕と韓徳譲は絶対に譲らない。ここで幽州を渡したら、次は草原が直接狙われるぞ燕燕はそう言って、全軍を率いて自ら南へ向かうと宣言した。カッコよすぎるだろ、皇后。
さらに、劉漢の李継遷(り・けいせん)って男が一人で投降してきた。燕燕は彼に会ってみることにする。もし使える男なら、宗室の娘と結婚させて味方に引き入れようって考えだ。その結婚相手の候補に、なんと蕭海瀾の名前が挙がる。それを聞いた斜軫、めちゃくちゃ焦ってた。そりゃ好きな子が政略結婚させられそうになったら、気が気じゃないよな。
皇后の見る目と二組のカップル
燕燕は、李継遷の嫁候補の宗室女子たちを宮中に集めた。その中に、耶律汀(やりつ・てい)っていう子がいた。彼女は自分の家の状況にウンザリしてて、李継遷との結婚をチャンスだと考えてる。運命を変えるために、自分で掴み取りにきたんだ。その覚悟、見ててグッとくる。
燕燕は、耶律汀が落ち着いてお茶を淹れる姿を見て、彼女に興味を持った。その後、燕燕はわざとこのお茶は誰が?って聞く。海瀾が庇おうとするけど、耶律汀は堂々と名乗り出た。この度胸、燕燕は気に入ったみたいだ。
その夜、斜軫が乗り込んできた。海瀾を李継遷に嫁がせないでくれって、燕燕に必死に頼み込む。そこへ海瀾も現れて、私はこの人とは結婚したくない!なんて言うもんだから、話がややこしくなる。でも、これは燕燕が一枚上手だった。じゃあ斜軫は罰として打ち首だなんて芝居を打つ。そしたら海瀾が慌てて私が嫁ぎます!って本音をポロリ。見てるこっちがニヤニヤしちゃうぜ。こうして、燕燕のナイスアシストで二人は無事に婚約。
そして燕燕は、一人残った耶律汀に改めて覚悟を問う。耶律汀は、遼のためなら遠い地に嫁ぐことも厭わないと答えた。強い女性だよ、本当に。
嵐の前の宴
燕燕は李継遷を夏国主として認め、耶律汀を義成公主として嫁がせた。さらに自ら軍を率いて南朝との戦いに向かい、見事に大勝利。公私ともに、物事がうまく進んでるように見えた。
斜軫と海瀾も正式に挨拶に来て、一件落着ムード。でも、そんな時にウグーリーから手紙が届く。自分の誕生日に開く宴に、燕燕を招待するって内容だった。しかもその前日、冀王妃(きおうひ)っていう人物が、祝いの品として一つの酒壺をウグーリーに贈っていた。これ、絶対何かあるやつだろ。ハッピーな雰囲気から一転、ヤバい匂いしかしなかった。
感想
いやあ、今回はマジで色々詰まってた回だったな。政治の駆け引きと、二組の男女の恋模様が同時に進んで、見てて全然飽きなかった。
特に斜軫と海瀾のやり取りは、最高だった。お互い好きなのに素直になれない感じが、もうね。燕燕がわざと斜軫を罰するフリをして、海瀾の本音を引き出したシーンは思わずうまい!って声が出たよ。ああいう強引だけど愛のあるお節介、俺は好きだぜ。
一方で、耶律汀の覚悟には胸を打たれた。自分の運命を切り開くために、政略結婚を自ら望むなんて、並大抵の決意じゃできない。彼女の静かな強さには、海瀾とはまた違う魅力があったな。
でも、最後のウグーリーからの招待状だよ。あれは完全に罠のフラグだろ。やっと色々片付いてきたと思ったのに、一番ヤバい爆弾が残ってた感じ。姉妹の対決は、もう避けられないんだろうな。次の回、とんでもないことになりそうだ。
つづく