あらすじ

悲劇の宴

ウ骨里が、姉妹水入らずで話そうって燕燕を屋敷に呼んだ。でも、その裏ではとんでもない計画が進んでたんだ。冀王妃からもらった特別な酒壺。鴛鴦壺っていうんだけど、これには仕掛けがあった。注ぎ方次第で、毒酒と普通の酒を出し分けられるようになってる。ウ骨里は、この壺で燕燕を殺すつもりだった。宴が始まって、三姉妹が席につく。長姉の胡輦が、もうすぐ母の命日だから一緒にお墓参りに行こうって提案する。一見、昔みたいに仲の良い姉妹に見える。でも、ウ骨里の心の中は真っ黒な憎しみでいっぱいだった。いよいよ、ウ骨里が侍女に酒を注がせようとする。侍女は怖くて手が震えちゃってる。それを見たウ骨里は、自分で立ち上がって燕燕に酒を注いだ。さあ、飲んでって。燕燕が毒の入った杯を口に運ぼうとした、その瞬間。韓徳譲(かんとくじょう)が部屋に飛び込んできた。その酒は毒だ!って叫んで、燕燕を止めたんだ。

暴かれた真実と姉妹の終焉

韓徳譲(かんとくじょう)の登場で、ウ骨里は何を言うんだってしらを切る。自分の杯を飲んでみせて、潔白を主張した。でも、韓徳譲は冷静だった。じゃあ、燕燕の杯を飲んでみろってウ骨里に迫る。ウ骨里は当然、飲めない。韓徳譲は鴛鴦壺のトリックをみんなの前で暴いた。もう逃げられないと悟ったウ骨里は、いきなり侍女を殺して口封じ。そのまま燕燕に襲いかかった。韓徳譲がすぐにウ骨里を取り押さえた。燕燕は、妹が自分を殺そうとしたなんて信じられない。韓徳譲に部屋から出るように言って、三姉妹だけの時間を作った。ウ骨里は、夫の喜隠と息子の留礼寿(りゅうれいじゅ)を殺された恨みをぶちまける。あんたを助けたことを後悔してる!って。燕燕はもう、心が張り裂けそうだった。ウ骨里はさらに、胡輦と燕燕の仲を引き裂こうとする。胡輦の夫、太平王(たいへいおう)を昔殺したのは燕燕の放った矢だったって暴露したんだ。胡輦は膝から崩れ落ちて、燕燕にウ骨里を助けてくれって泣きながら頼む。でも、ウ骨里自身がそれを拒んだ。あんたの情けなんていらない!って叫んで、自ら毒酒を飲み干した。最後に胡輦にもう燕燕を信じるなって言い残して、息絶えた。

ネタバレ

黒幕たちの末路

この毒殺計画の裏で、漁夫の利を狙ってたやつがいた。蜀王だ。ウ骨里の計画が成功したら、太后の仇討ちだって言ってウ骨里を殺すつもりだった。どっちに転んでも自分に都合がいいように兵まで用意してた。韓徳譲からその報告を受けた燕燕は、もう容赦しなかった。病気ってことにして引きこもってた蜀王の屋敷に、自ら乗り込んでいく。燕燕は、蜀王の企みを全部暴いた。蜀王は皇族の身分を盾に、強気な態度を崩さない。でも、今の燕燕には通用しない。燕燕は、蜀王の子供や孫たちの命をちらつかせた。そして、毒薬を渡して、自分で始末をつけるように命じたんだ。蜀王は、自分の野心の代償を払うことになった。

残された姉妹

ウ骨里の死で、三姉妹の絆は完全に壊れた。胡輦は心を閉ざして、燕燕に会おうともしない。ウ骨里は燕燕と韓徳譲に殺されたんだって思い込んでる。韓徳譲が胡輦を訪ねて話をする。もし俺が行くのが遅れてたら、死んだのは燕燕だった。燕燕もあなたの妹だって。胡輦は、もう権力争いにはうんざりしてた。この都には自分の居場所はないって感じてたんだ。彼女は、自分の領地である北の国境に帰ることを決めた。燕燕は、胡輦を引き留めたかった。でも、姉の決意が固いことを知って、それを受け入れるしかなかった。出発の日、燕燕は見送りに行く。二人の間には、もう昔のような親密さはなかった。ただ、お互いの体を気遣う言葉を交わすだけ。すごく寂しい別れだった。

感想

いやあ、今回は本当に胸が痛くなる回だったな。仲の良かった三姉妹が、ついに完全にバラバラになっちまった。ウ骨里の行動は許されることじゃない。でも、夫と息子を奪われた彼女の憎しみも、分からなくはないんだよな。だからこそ、見ていて辛かった。彼女が自ら毒を飲むシーンは、もう言葉が出なかったよ。

一番かわいそうなのは、板挟みになった胡輦かもしれない。妹たちを止めようとしたけど、結局何もできなかった。最後の燕燕との別れのシーンは、二人の間に流れる気まずい空気がリアルで、こっちまで悲しくなった。

そんな中で、燕燕の支えになっているのが韓徳譲の存在だ。ウ骨里のことで眠れない夜を過ごした燕燕に、俺は変わらないって伝えるシーン。あれはグッときた。彼がいるから、燕燕は太后として立っていられるんだよな。蜀王を追い詰める時の、あの冷徹な表情。姉妹を失って、彼女はまた一つ、強く、そして孤独になったんだと感じたよ。

つづく