南の軍が撤退し、都に平和が戻るかと思われた。しかし、主上が酒に溺れて暴走を始める。謀反の疑いをかけられた者たちに、次々と厳しい処分が下されるんだ。その中には、蕭家の三姉妹に関わる人物も含まれていた。蕭家の父、蕭思温は娘たちの将来を案じ、厳しい決断を迫られる。一方、韓徳譲と耶律賢は、宮廷内の権力争いを利用して、自分たちの目的を果たそうと画策する。それぞれの恋と野望が複雑に絡み合い、事態は誰も予想しない方向へ動き出す。

「燕雲台-The Legend of Empress-」あらすじネタバレ7話

主上の暴走と李胡の最期

南の軍が引いて、主上と蕭思温(しょう・しおん)が都に帰ってきた。で、いきなり主上が泥酔状態で朝議に出てくる。太平王(たいへいおう)が謀反人のリストを差し出すと、主上は全員死罪だと叫んだ。それだけじゃない、親族も友人も同罪だなんて言い出す始末。まったく無茶苦茶だ。蕭思温(しょう・しおん)も太平王もさすがに止めたけど、酔っ払いに理屈は通じない。

耶律李胡(やりつりこ)はもう自分の運命を悟っていた。息子の耶律喜隠(やりつきいん)と、その恋人の蕭烏骨里(しょう・うこつり) をなんとか逃がそうとする。喜隠は父に誓うんだ。これからは権力を奪うために生きると。烏骨里も喜隠のそばを離れないと決めている。

太平王が李胡に最後の挨拶に来た。李胡は毒をあおる前に、太平王に忠告する。あんなダメな皇帝のために尽くすな。俺の次はお前の番だぞと。そして、毒酒を飲んで死んだ。目の前で親父が死ぬのを見た喜隠と烏骨里は、泣きながら抱きしめ合うしかなかった。

それぞれの思惑

太平王の狙い

ここからが面白い。太平王はなぜか喜隠を解放したんだ。みんなビックリだよ。実はこれ、太平王の策略。喜隠が蕭家の三女、烏骨里に求婚するのを待っている。その後に自分が長女の蕭胡輦(しょう・これん)に求婚すれば、蕭思温(しょう・しおん)は断れないだろうという計算だ。うまいこと考えるよな。

引き裂かれる烏骨里

解放された烏骨里は、喜隠と一緒に行くと言って聞かない。迎えに来た姉の胡輦と蕭燕燕(しょう・えんえん) は本当に困ってしまう。結局、喜隠がちゃんと迎えに行くから、今は家に帰れと説得して、烏骨里はしぶしぶ帰宅する。でも家に着いたら、今度は親父の蕭思温が壁になる。喜隠との結婚だけは絶対に許さんと。烏骨里は泣いて頼むけど、親父の決意は固い。娘の将来を本気で考えているからこその判断なんだろうな。

燕燕の恋と蕭家の宿命

親父が怒っているのを見て、燕燕が慰めに入る。ついでに韓徳譲(かんとくじょう)のこと、どう思う?と探りを入れるんだ。親父の答えは厳しいものだった。蕭家の娘は、皇后を出す家系だから、皇族の誰かと結婚するのが宿命なんだと。ただ、姉二人が皇族に嫁いだら、燕燕には選択肢が生まれるかもしれない、なんて含みも持たせる。

韓徳譲(かんとくじょう) の策謀

一方、韓徳譲(かんとくじょう)の親父、韓匡嗣(かんきょうし)は燕王に封じられた。本人は医術で出世したのが不満みたいだけど、韓徳譲は違う。この地位を利用できると考えている。耶律賢(やりつけん) と韓徳譲は、太平王が胡輦を狙っていることに気づいていた。そこで一計を案じる。喜隠と烏骨里の件を主上に密告して、主上と太平王を仲違いさせようとしたんだ。

この作戦が大当たり。主上は激怒して、太平王を杖で打ち、近衛軍の指揮官の職も取り上げた。その後釜に耶律賢(やりつけん) を任命する。耶律賢は喜ぶけど、韓徳譲は冷静だ。疑り深い主上のことだから、一度辞退しろと助言する。信頼されているなら、また声がかかるはずだと。耶律賢はその言葉に従う。

胡輦の気持ち

胡輦は、自分のせいで太平王が罰を受けたと知って、罪悪感でいっぱいになる。ずっと気になっていたんだろうな。結局、薬を持って太平王の見舞いに行くんだ。太平王はチャンスとばかりに、胡輦の前で痛がって見せたり、同情を引こうと必死。裏では送られてきた侍女をこっそり帰らせたりして、胡輦に誤解されないようにしている。こいつもなかなかの役者だよ。

このエピソードの感想

いやー、第7話はマジで人間関係がドロドロしてきたな。主上の暴走っぷりがひどい。酔って国を動かすとか、もう末期症状だろ。李胡の最期はちょっと切なかった。息子を思う親心だよな。太平王の腹黒さが今回で一気に表に出てきた。胡輦を手に入れるための計算高さ、本当に怖い。でも、その太平王に罪悪感を抱いて会いに行っちゃう胡輦の気持ちも分かる気がする。一番かわいそうなのは烏骨里だよ。好きな人と引き裂かれて、親父にも反対されて。燕燕と韓徳譲の恋も前途多難だし、耶律賢と韓徳譲の策謀もハラハラする。誰が敵で誰が味方か、一瞬も目が離せない展開だった。それぞれのキャラの思惑が複雑に絡み合ってて、見ごたえがあったよ。

つづく