俺は今、とんでもない回を観ちまって、ちょっと興奮してるところ。早速だけど、『蜀紅錦』の13話、一緒に振り返っていこうぜ。

あらすじとネタバレ

斗錦会のめちゃくちゃな結末

まず、織物の腕を競う斗錦会から話は始まる。インインが自分の作品をみんなの前で披露したんだ。そしたら、案の定、横やりが入る。趙修縁(ジャオ・シウユエン)の母親が罪人の娘に資格はない!とか言い出す始末。でも、そこは我らが楊静瀾(ヤン・ジンラン)。うまく立ち回ってインインを助けてくれた。

話はそれだけじゃ終わらない。今度は牛五娘(ニウ・ウーニャン)がインインは偽物の蜀紅糸を使ってる!って大声で騒ぎ立てる。本当にしつこいよな、このおばさん。でも、インインは一枚上手だった。石鹸水を使って、なんと趙修縁(ジャオ・シウユエン)の作品こそが偽物の糸で織られているってことを証明してみせたんだ。 この逆転劇は見ててスカッとしたね!

だけど、結局は権力には勝てない。牛五娘(ニウ・ウーニャン)が牛将軍(ニウしょうぐん)の威光を傘に着て、審査員たちに圧力をかける。結果、錦王の称号は趙修縁の手に渡っちまった。 最悪の展開だよ。インインはそんな茶番に付き合わず、堂々と会場を去っていく。その姿に、多くの観客も同調して席を立った。その光景を、山の上から謎の男、白王(はくおう)・晟豊澤(ション・フォンゾー)が見ていたのが、また意味深だったな。

青城山の火事と隠された洞窟

場面は変わって、青城山で火事が起きたって知らせが入る。 ジンランはこれをチャンスと見たのか、牛五娘をわざわざ山へ誘うんだ。火事現場に着くと、そこには洞窟があった。中を調べてみると、声を奪われて監禁されてた人々が見つかる。ただ事じゃないよな。

ジンランは部下の桑十四郎(サン・シーシーラン)に命じて、彼の父親である桑刺史(サン・ツースー)を現場に連れてこさせる。洞窟の奥には、なんと秘密の織物工房まであったんだ。 これはもう、完全にアウトなやつだ。

暴かれる悪事、そして悲劇

そこに牛五娘がやって来て、捕まってた玉縁(ユー・ユエン)ってやつを連れ去ろうとする。でも、インインがそれを許さない。桑刺史(サン・ツースー)の前で、牛五娘の数々の悪事を告発したんだ。そして、決定的な証人として花想容(ホワ・シアンロン)を突きつける。

花想容(ホワ・シアンロン)は、自分が牛五娘に脅されて偽の蜀紅糸を作っていたことをすべてぶちまけた。帳簿っていう動かぬ証拠まで出して、彼女の罪を暴いたんだ。これで一件落着かと思った、その瞬間だった。どこからか飛んできた矢が、花想容の命を奪った。撃ったのは、牛将軍(ニウしょうぐん)だ。

絶体絶命!まさかの助け船

牛将軍は部隊を率いて、その場にいた全員を包囲する。口封じのために、皆殺しにするつもりなんだ。ジンランが職権乱用だ!って非難しても、まったく意に介さない。インインも必死に抵抗するけど、もうダメかと思ったその時。張刺史(ちょうしし)っていう別の役人が現れたんだ。彼は節度使からの命令書を持っていて、インインと錦王になった趙修縁が協力して織物を作る任務があることを告げる。まさに、九死に一生を得たって感じだった。

新たな脅威

事件の後、インインは母親にこっぴどく叱られる。危険なことに関わるなってね。でも、インインは兄の無実を晴らすために、絶対に引かない覚悟を決めてる。

一方、悪党サイドはもっとえげつない。牛将軍たちは、助けに来た張刺史(ちょうしし)を買収して、今回の事件を隠蔽しようとする。 さらに牛将軍は、ジンランを酒楼に呼び出す。そして、窓の外を指さすんだ。そこには、インインの家の周りに配置された暗殺者たちの姿があった。 お前の後ろにいる黒幕は誰だ?そう言って脅す牛将軍の顔は、まさに悪魔そのものだった。

第13話の感想、ちょっと語らせて

いやー、今回はマジで息つく暇もなかったな。前半の斗錦会は胸糞悪い展開だったけど、インインが鮮やかに不正を暴いた時は、思わずガッツポーズが出たよ。でも、牛五娘と牛将軍の権力の前では、そんな正義も簡単にもみ消される。世の中の理不尽さを見せつけられた気分だ。

後半は一気にサスペンスの色が濃くなった。青城山の洞窟で見つかった秘密の工房と被害者たち。そして、花想容の命を懸けた告発には胸が熱くなった。だからこそ、彼が牛将軍の矢に倒れたシーンは、ドラマだと分かっていても本当にショックだった。証人が目の前で殺されるなんて、あまりにも非道すぎる。

絶体絶命のピンチに張刺史が颯爽と現れた時は、本当に助かった!って声が出たね。でも、安心したのも束の間。最後の牛将軍の脅し方がえげつなさすぎるだろ。インインの命を人質に、ジンランの背後を探ろうとするなんて。インインの不屈の精神と、ジンランの知略が、この最悪の状況をどう切り抜けていくのか。もう次の話が気になって仕方ないよ。

つづく