やあ、元気にしてるか。俺は今、とんでもない回を観ちまったところだ。早速、第21話の話をさせてくれ。

あらすじ(ネタバレあり)

怪しい大口注文と叔母の来訪

まず、趙修縁(ジャオ・シウユエン)が母親にけしかけられてる。英英を楊静瀾(ヤン・ジンラン)から奪い返せってさ。あいつ、本当に母親の言いなりだな。

その頃、飛花会に怪しい客がやってくる。銭掌櫃と名乗る男だ。こいつの正体は晟豊澤(ション・フォンゾー)。吐蕃の商人のフリをして、とんでもない注文を持ちかけてきた。流波錦を、なんと市場価格の三倍で大量に買うって言うんだ。どう考えたって裏があるだろ。

英英は冷静だった。納期が短すぎる。リスクが高すぎると判断して、この注文をきっぱり断る。桑十四郎(サン・シーシーラン)たちはもったいないって顔をするけど、この判断は正しいよな。危ない橋は渡らないに限る。

そんな中、季家に英英の叔母がやってきた。この叔母がまあ、口うるさい人でさ。英英の立ち居振る舞いにいちいちケチをつけて、礼儀作法を叩き込もうとする。見てるこっちが疲れるぜ。

それぞれの恋と、迫りくる危機

叔母は贈り物を持ってきた。兄の耀庭には玉のかんざし。英英には腰帯だ。未来の伴侶に渡しなさい、なんて言ってる。

その言葉に背中を押されたのか、耀庭が動いた。勇気を振り絞って、玉玲瓏(ユー・リンロン)にかんざしを渡して告白する。もう三年も好きだったらしい。一途なやつだよ。でも、玉玲瓏(ユー・リンロン)の答えはノーだった。自由でいたい。もう傷つきたくないって。過去に何かあったんだろうな。これは切ない。

場面は変わって、桑十四郎(サン・シーシーラン)の誕生日。みんなで花灯を作って、サプライズでお祝いする。いい仲間たちだよな。そこに晟豊澤(ション・フォンゾー)もぬかりなく現れる。今度はちゃんと招待状まで持ってきてる。本気で英英に近づくつもりだ。

その裏で、晟豊澤は趙修縁(ジャオ・シウユエン)と手を組もうとしていた。趙家の織物業に出資する見返りに、英英を手に入れる協力をしろって取引だ。やることが本当に汚い。

絶体絶命の罠

叔母と英英の関係もギクシャクする。叔母は英英の将来を心配して、友人関係にまで口を出す。英英は私は仕事で成功したいのと反発。気まずい雰囲気になった、その時だった。

借金取りが季家に乗り込んできたんだ。叔母の夫が博打で莫大な借金を作ったらしい。返せなければ娘を売り飛ばす、なんて脅してる。最悪のタイミングで、最悪のトラブルだ。

叔母は泣きながら英英に頼み込む。飛花会のお金で助けてくれって。英英は追い詰められた。

結局、英英はあの銭掌櫃、つまり晟豊澤の危険な注文を受けるしかなくなる。叔母を、いとこを助けるために。仲間たちも覚悟を決めて、この無謀な挑戦に付き合う。

英英は桑十四郎に銭掌櫃の身元調査を頼んだけど、晟豊澤の方が一枚上手だった。本物の吐蕃人だと信じ込ませ、まんまと契約を結ばせる。大量の生糸を買い付け、もう後戻りはできない。耀庭は危険すぎるって心配するけど、英英は腹をくくっていた。

同じ頃、楊静瀾(ヤン・ジンラン)は白府に忍び込み、ついに蜀紅錦と流波錦を発見する。でも、それは罠だった。寧黛(ニン・ダイ)に捕まりそうになるけど、楊静瀾もただではやられない。俺を捕まえれば、白王(はくおう)が蜀紅錦を隠し持っていると世間に公表すると脅し返す。こっちの戦いも目が離せないな。

感想

今回はマジで息つく暇もなかったな。英英の周りで問題が立て続けに起こりすぎだろ。

まず、あの叔母さん。心配なのは分かるけど、言い方がいちいちトゲあるんだよな。案の定、とんでもないトラブルを持ち込んできた。夫の借金って…。巻き込まれた英英が不憫でならない。

耀庭の告白シーンは見てて辛かった。三年間の片思いが実らないなんて。でも、諦めないって言う彼の姿にはグッときた。応援したくなるよ。

そして晟豊澤。こいつの動きが一番ヤバい。金に物を言わせて英英を追い詰めて、裏では趙修縁と組む。敵としては手強いけど、やり方がえげつない。英英が結局、その罠にハマっちゃうのが見ててハラハラする。叔母を助けるためとはいえ、あまりにも危険な賭けだ。

楊静瀾のパートも進展があった。白王(はくおう)の秘密に迫ってるけど、こっちも命がけ。登場人物みんなが崖っぷちに立たされてる回だった。

つづく