あらすじとネタバレ

母ちゃん、まさかの殺人容疑で逮捕

いやー、今回はマジでキツい展開から始まったな。インイン(季英英(ジー・インイン))の母ちゃん(季徐氏(ジー・シューし)が、例の金の無心ばっかりしてくる叔母さん(李徐氏(り・しゅうし))を助けて、船で見送るところから話は始まるんだ。インインは母ちゃんから危ないから家にいなさいって釘を刺される。これがもう、嫌な予感しかしないよな。

案の定、船の上で叔母さんの旦那の李丰(リー・フォン)がまた金のことを言い出す。本当にどうしようもない男だよ、こいつは。叔母さんが旦那をたしなめたら、逆ギレして暴力を振るおうとする始末。さすがに母ちゃんもブチ切れて、李丰に平手打ちを食らわせた。そしたら李丰は、ふてくされて船室の外に出ていくんだ。

で、ここからが悪夢の始まり。インインたち兄妹のもとに、母ちゃんが大変なことになったって知らせが飛び込んでくる。急いで港に駆けつけると、そこにいたのは血だらけの手で鎖に繋がれた母ちゃんの姿だった。船頭と、あのクズの李丰が季徐氏(ジー・シューし)を殺したって証言してる。母ちゃんは必死に無実を訴えるけど、役所は人証も物証もあるって言って、そのまま連行しちまうんだ。信じられるかい?

追い打ちをかける盗難と放火事件

季家はもうパニック状態。兄妹が役所の前で情報を得ようとしても、門前払い。しかも、その県令ってのが裏で趙修縁(ジャオ・シウユエン)と繋がってて、趙修縁(ジャオ・シウユエン)の言いなりになってるっぽい。最悪だろ。

インインたちが途方に暮れてる間に、今度は家から生糸がごっそり盗まれる事件が発生。不思議なことに、金品は手付かずのまま。インインが一人で部屋に残って考えていると、窓の外から火のついた塊が投げ込まれて、部屋に閉じ込められちまうんだ!もう、これでもかってくらい不幸が続く。

救いの手か、それとも新たな罠か

絶体絶命のインインを助け出したのは、なんと晟豊澤(ション・フォンゾー)。こいつもこいつで、インインが困窮すれば自分になびくだろうって魂胆で、趙修縁と手を組んでた男だ。火事の中からインインを助け出したのも、結局は恩を売って、後で自分のために利用しようっていう計算ずくの行動。腹黒いよな。

そこに趙修縁も心配したフリして駆けつけるけど、インインの兄ちゃんたちに追い返される。インインも会いたくないってさ。当然だよな。趙修縁は、放火が牛五娘(ニウ・ウーニャン)の仕業だと見抜いて、彼女の手下の玉縁(ユー・ユエン)を拷問にかける。嫉妬に狂った牛五娘(ニウ・ウーニャン)は、趙修縁にひざまずいて許しを請う。どいつもこいつも、本当に救いようがねえ。

兄ちゃんの覚悟と絶望的な状況

インインは、立て続けに起こる災難が全部自分のせいだと自分を責めて、楊静瀾(ヤン・ジンラン)のことを思い出して泣き崩れる。見てて辛すぎる。気を取り直して、命の恩人である晟豊澤(ション・フォンゾー)にお礼を言いに行くんだ。でも、晟豊澤(ション・フォンゾー)は助ける見返りとして、インインが率いる飛花会を自分のために使えと要求してくる。インインは彼の本性を見抜いて、怒ってその場を去る。よくやった!

一方で、兄の季耀庭(ジー・ヤオティン)は、母を救うために刺史に直訴しようとする。でも、役所の衛兵に捕まって、ひどい拷問を受けるんだ。織物職人にとって命より大事な手を潰されそうになっても、母の無実を訴え続ける。その姿には胸が締め付けられるよ。もう、インインの周りは敵だらけ。一体どうなっちまうんだ。

第22話の感想 - もう全部ヤバいって!

いや、今回の22話は本当に息つく暇もなかったな。インインの周りが、本気で敵しかいない状況になってきた。趙修縁の執着心はもはや狂気の沙汰だし、晟豊澤は助けてくれるのかと思いきや、下心丸出しのハイエナ野郎だった。それに、嫉妬に狂った牛五娘(ニウ・ウーニャン)の行動もエグすぎる。味方だと思ってた人たちが、次々と裏の顔を見せてくる展開は、見ていて本当に心がえぐられるよ。

そんな中で、一番胸が痛んだのは兄ちゃんの季耀庭(ジー・ヤオティン)だ。母を助けたい一心で、無謀にも直訴して、職人の命である手を潰されそうになるなんて。彼の覚悟と家族への愛が、逆に彼自身を追い詰めていくのが辛すぎる。インインも、次から次へと降りかかる災難に、精神的にかなり追い詰められてる。彼女が自分を責めて泣き崩れるシーンは、こっちまで泣けてきた。この四面楚歌の状況から、どうやって抜け出すのか。もう祈るしかないって感じだよな。

つづく