楊家の家宴に招かれた季英英(ジー・インイン)は、親族たちから屈辱的な仕打ちを受ける。楊静瀾(ヤン・ジンラン)は彼女を毅然と守り、二人の距離はさらに縮まっていく。気まずい宴の後、ついに楊静瀾は季英英へ秘めていた想いを告白し、二人の関係は新たな段階へ。一方、飛花会を我が物にしようと企む楊家の親族に対し、季英英は見事な機転でその野望を打ち砕く。しかし、そんな二人の前に、正体に謎多き商人・晟豊澤(ション・フォンゾー)が再び姿を現す。

「蜀紅錦~紡がれる夢~」あらすじネタバレ26話

楊家のヤバい親戚たち

まず、楊静瀾(ヤン・ジンラン)が晟豊澤(ション・フォンゾー)の正体が白王(はくおう)じゃないかって疑い始めた。季英英(ジー・インイン)は、なんであの男が自分に近づいてくるのか分からなくて、ちょっと不安そうだったな。でも楊静瀾(ヤン・ジンラン)は今はそれより楊家の連中が先だって感じで、頼もしい。

で、案の定、楊家の祖母から家宴に招待されるんだ。これがもう最悪の始まり。案の定、楊二爺(ヤン・アルイエ)とかいう親戚のオッサンが女が食卓につくんじゃねえみたいなことを言い出す。他の連中も季英英(ジー・インイン)の家柄がどうとか、結婚がどうとか、言いたい放題。

これには温厚な楊静瀾(ヤン・ジンラン)もキレた。箸をバキッて折って怒りを表明。見てるこっちはスッキリしたけど、季英英(ジー・インイン)はもう帰りたそうだった。結局、楊静瀾がこんなメチャクチャな宴会、付き合ってられるかって感じで、季英英を連れて出て行った。よくやった!

やっと、やっと想いが通じた!

気まずい家宴の後、季英英が楊静瀾のために麺を作ってあげてた。こういうシーン、いいよな。心が温まる。楊静瀾も家の味だとか言って、すごく嬉しそうだった。

ここで季英英が、核心を突く質問をするんだ。あなたほどの人が、なんで自由な江湖を捨ててここにいるの?って。

そしたら楊静瀾が、ついに言った。君のためだって。ただの協力者としてじゃなく、本気で想ってるって、やっと告白したんだよ。この瞬間をどれだけ待ったことか!

季英英も、その言葉を待ってたみたいだ。彼女、すぐ楊静瀾にキスした。もう、こっちが照れるわ。

亡き母への報告と、未来の約束

気持ちが通じ合った二人は、楊静瀾の母親が眠る祠堂へ向かう。楊静瀾は亡き母に、季英英を僕が深く愛する人ですって紹介するんだ。泣ける。

彼は自分の両親の話もしてくれた。母親は父親を愛してたけど、楊家のルールに縛られて自由を失っていったらしい。だから楊静瀾は、季英英にだけは自分らしく、自由に生きてほしいって願ってた。

この言葉に季英英も感動してた。彼女は楊静瀾に剣の飾りを渡して、一連の事件が片付いたら、一緒に江湖を旅したいって伝えた。最高の約束じゃないか。

飛花会の会長、交代します

一方、金に汚い楊二爺(ヤン・アルイエ)が飛花会を乗っ取ろうと乗り込んできた。飛花会を楊家のものにして、利益のほとんどをよこせとか、ふざけたことを言ってた。

でも、季英英は一枚上手だった。楊二爺が来る前に、みんなで投票して楊三郎(ヤン・サンラン)を新しい会長に選んでたんだ。だから私、もう会長じゃないんでって笑顔で一蹴。新会長の楊三郎(ヤン・サンラン)が、楊二爺を追い返してくれて、みんなで大喜び。痛快だったな。

嵐の前の静けさ?

物語の最後、また不穏な空気が漂い始める。季英英が飛花会の引き継ぎ式をしてると、そこに晟豊澤(ション・フォンゾー)が現れた。和解してまた商売しようぜ、みたいなことを言ってくる。

季英英は楊静瀾の疑いを思い出して、うまく距離を取ろうとする。その時、急に雨が降ってきた。傘がない季英英に、晟豊澤(ション・フォンゾー)がスッと傘を差し出す。少女漫画かよ。

そこに、タイミングよく楊静瀾が登場。季英英を助け出した。あの二人の間に割って入る晟豊澤。これから一波乱ありそうな終わり方だったな。

今回の感想

いやー、今回はついに楊静瀾と季英英の気持ちが通じ合って、見てるこっちも大満足だった。楊家の親戚連中には本当にイライラさせられたけど、あいつらのおかげで二人の絆が深まったとも言える。季英英が飛花会の乗っ取りを鮮やかに阻止した手腕も見事だったな。ただ賢いだけじゃなく、行動力もある。楊静瀾が自分の過去を明かして、季英英の自由を願うシーンは、彼の深い愛情が伝わってきてグッときた。最後の晟豊澤の登場で、また面倒なことになりそうな予感がすごい。甘い時間も束の間って感じか。

つづく