今回の『蜀紅錦』、マジで目が離せない展開だったよな。インインの頭のキレっぷりには、もう脱帽するしかない。さっそく、何が起きたか一緒に振り返っていこうぜ。
あらすじ(ネタバレあり)
絶体絶命?インイン、まさかの大芝居
南詔での錦作り、期限が迫る中で大問題が発生する。野蚕の糸で織った布が、どうにも破れやすいんだ。職人たちも頭を抱えて、もうダメかもって空気が流れる。
ここで動いたのが、我らが季英英(ジー・インイン)。彼女は趙修縁(ジャオ・シウユエン)に協力させて、とんでもない作戦を始める。わざと衛兵に聞こえるようにもう本物は無理だから、偽物の錦で王様をだまそうなんて会話をするんだ。この子、ただの職人じゃない。完全に策士の顔つきだよな。
荒れる王子、晟豊澤(ション・フォンゾー)
その頃、長安では楊静瀾(ヤン・ジンラン)の働きもあって、悪徳役人の牛将軍(ニウしょうぐん)の処分が決定。益州に平和が戻る兆しが見えてきた。
でも、南詔は穏やかじゃない。インインが故郷に帰ると知った王子・晟豊澤(ション・フォンゾー)が、もうメチャクチャに荒れるんだ。テーブルをひっくり返して、お前も錦も俺のものだ!って叫ぶ始末。好きな子に対してその態度はどうなんだよ。ちょっとヤンデレが過ぎるだろ。
ついに迎えたお披露目の日
そして運命の日。南詔王(なんしょうおう)の前で錦をお披露目する場面で、案の定、杜彦(ドゥー・イエン)がしゃしゃり出てくる。こいつらは王を欺き、偽物を作りました!って大声で告発するんだ。インインの作戦を聞いていた衛兵も証言して、完全に絶体絶命のピンチに追い込まれる。
すると、ここでまさかの男が動く。あの晟豊澤が偽の錦は俺が作らせたってインインを庇ったんだ。これには驚いた。少しは見直したぞ。でも、すかさず寧黛(ニン・ダイ)が王子は恋に目がくらんだだけ。悪いのは全部あの女よって、インインに責任を押し付けようとする。女同士の戦いって、ほんと怖いよな。
大逆転!これが本当の南詔錦
さあ、どうするインイン!ってハラハラした瞬間、彼女は超クールな顔で本物の南詔錦を取り出す。全部、お芝居でしたってわけだ。
偽の錦を作るフリをしたのは、杜彦(ドゥー・イエン)みたいな連中を罠にかけるための壮大な作戦だったんだ。趙修縁(ジャオ・シウユエン)も一枚噛んでた。この逆転劇、痛快すぎて思わずガッツポーズしちまったよ。
それぞれの道へ
インインの機転と度胸に感心した南詔王(なんしょうおう)は、彼女たちの帰郷を許可する。インインはただ帰るだけじゃなく、益州と南詔の未来の交易まで提案する。どこまでデキる子なんだ。
そして、趙修縁が自分が残って技術を伝えますと名乗り出る。彼の静かな覚悟にグッときた。一方、王を欺こうとした杜彦と、騒ぎを起こした晟豊澤は、仲良く謹慎処分。まあ、当然の結果だよな。
裏切りの連鎖
これで一件落着かと思いきや、物語はそんなに甘くない。
晟豊澤はインインに裏切られたと思い込んで、怒り心頭。でも、本当の裏切り者は別にいた。なんと、腹心だと思っていた趙修縁が、裏で楊静瀾(ヤン・ジンラン)と通じていたんだ。牛将軍(ニウしょうぐん)への復讐も、辺境の騒ぎも、全部彼が仕組んだことだった。静かなやつほど怖いって、まさにこのことだ。
その楊静瀾は、牛将軍に殺された仲間・諸葛の遺体から、反撃の鍵となる図面を発見する。友の死を無駄にしないって、熱い友情だよな。
物語の最後は、謹慎中の晟豊澤が、今度は寧黛(ニン・ダイ)に裏切られてどこかへ連れて行かれるところで終わる。もう誰が敵で誰が味方なのか、ぐっちゃぐちゃ。一体どうなっちまうんだよ。
今回のエピソード、ぶっちゃけどうだった?
いやー、今回はマジで神回だったな。インインの頭脳戦がとにかく鮮やかで、見ていて本当に気持ちよかった。ただ守られるだけのか弱いヒロインじゃない。自分の頭と度胸で道を切り開く姿は、応援したくなるに決まってる。
晟豊澤の行動には、正直ちょっと引いたかな。好きな子を力で縛り付けようとするのは、愛じゃなくてただの執着だ。最後の最後でインインを庇ったのは男気を感じたけど、その後の軟禁未遂で全部台無しだよ。
そして、今回一番の衝撃は趙修縁だった。物静かな復讐者。彼の抱える闇の深さと計画の周到さには、マジで鳥肌が立った。彼がこれからどう動くのか、目が離せない。
楊静瀾と亡き友・諸葛の絆にも泣かされた。死してなお友を助けるって、どんだけ熱いんだ。
最後の裏切りの連鎖は、もうジェットコースターみたいだった。誰を信じればいいのか分からない状況で、次週が気になって仕方ない。
つづく