よう、元気にしてるか?今回は『蜀紅錦~紡がれる夢~』の第6話だ。いやー、今回も英英がやってくれたぜ。見ててスカッとする回だったな。
あらすじとネタバレ
トラウマと新しい赤
まず、英英が新しい赤い染料を作ろうとするところから話は始まる。でも、親父さんが殺された時の光景がフラッシュバックしちまうんだ。目の前の赤い染料が、まるで血みたいに見えちまう。そりゃそうだよな、無理もない。
見てられなくなった友達の朱小娘(ジューシャオニャン)が、彼女を手伝う。英英の指示を聞きながら、朱小娘(ジューシャオニャン)が代わりに手を動かすんだ。この友情、結構グッとくるぜ。こうして、なんとか新しい染料作りは進んでいく。
派手な登場!新色朱顔砣
その頃、街では斗芳菲っていう染物の品評会が開かれてる。仕切ってるのは、あの楊静瀾(ヤン・ジンラン)だ。こいつ、相変わらず食えない男だよ。
出店したい連中が、楊静瀾(ヤン・ジンラン)に賄賂を渡そうとする。あのイヤな感じの花掌櫃(かしょうき)も、楊静瀾を試すように贈り物を渡すんだ。楊静瀾はそれを受け取るフリをして、結局ブースは渡さない。不正は許さんって態度をきっちり見せつけるわけ。こういうキャラ、俺は嫌いじゃないぜ。
肝心の英英は、会場に姿を見せない。みんなあいつ、諦めたかって雰囲気になったその時だ。空から、ふわふわと綺麗な花の鞠が降ってくる。もちろん、英英の仕業さ。楼閣の上から、さっき作ってた新しい染料の鞠をばらまいて、会場中の視線を独り占めにする。最高の登場シーンじゃないか!
この新色は朱顔砣(しゅがんだ)と名付けられた。みんな欲しがるんだけど、花掌櫃(かしょうき)がおいおい、登録されてない色なんてルール違反だろ!って横やりを入れてくる。本当にどこまでも邪魔してくるよな、あいつは。でも、そこで楊家のばあちゃんがじゃあ私が最初に買うよって言ってくれて、一気に流れは英英に傾くんだ。
借金返済と新たな企み
楊静瀾は、英英のやり方を認めつつも、注目は集めたが、人の心は掴めてないと厳しい一言。罰として会場の掃除を命じる。でもこれ、ただのイジワルじゃない。夜になってから、わざわざ偽物の高級絹御皇絲を英英に見せるんだ。本物の技術がいかに難しいか、遠回しに教えてる。こいつ、ツンデレ師匠か何かか?
そんな中、花掌櫃が借金の取り立てに来る。今すぐ返せ、さもなきゃ身売りだってやつだ。ここで英英が、とんでもない大勝負に出る。朱顔砣の予約注文を全部受けて、その金で借金を一括返済!借用書をビリビリに破り捨てるシーンは、マジでスカッとしたぜ!
ただ、花掌櫃もこのまま黙ってるわけがない。裏で役人を買収して、英英の新色を検査で落とさせようと企んでる。どこまでも腐ってるな。
仲間との再出発
商売は趙家のじいさんにも気に入られて、順調そのもの。恋人の趙修縁(ジャオ・シウユエン)とのデートもするけど、英英の心は晴れない。やっぱり、昔の仲間たちのことが気にかかってるんだ。
陳三郎(チェン・サンラン)たちに会いに行っても、裏切り者って感じで冷たくされる。これはキツいよな。酒場で一人で飲んでると、また楊静瀾に会う。こいつら、本当によく会うな。
結局、英英が他の染物屋に絡まれてるところを、陳三郎(チェン・サンラン)たちが助けに入るんだ。なんだかんだ言っても、仲間なんだよな。こういう展開、ベタだけど最高だ。騒ぎの後、英英はみんなに頭を下げて謝罪する。そして、飛花会っていう新しいチームを作って、もう一度みんなでやらないかって提案するんだ。ここで6話は終わる。
感想
いやー、今回は英英の逆転劇が気持ちよかったな。トラウマで赤色を見れなくなってたのに、それでも諦めずに新しい染料を完成させる根性にはマジで感心する。空から花の鞠を降らせる登場シーンなんて、派手で最高だった。ああいう魅せ方、俺は大好きだぜ。
楊静瀾のキャラも、どんどん深みが出てきたよな。ただ厳しいだけじゃなくて、ちゃんと英英の才能を認めて、導こうとしてる感じがする。これから二人の関係がどうなるのか、すごく気になる。
借金を一気に返済して、花掌櫃の悔しそうな顔が目に浮かぶようなシーンは、見てて本当にスッキリした。でも、今回一番グッときたのは、やっぱり最後の仲間との和解だよな。一度はバラバラになったけど、いざという時には助け合っちゃう。ベタだけど、こういう熱い展開に弱いんだ、俺は。新しい会飛花会のこれからが楽しみだ。
つづく