いやー、第4話、マジで話が動きまくったね。牢屋に入れられた眉林(びりん) がどうなるか、ハラハラしながら見てたけど、予想以上だったよ。早速、今回の話を振り返っていこうか。
あらすじ(ネタバレあり)
牢獄の眉林(びりん) と、助けようとする男たち
眉林が牢屋にぶち込まれた。この一件で、大炎と西焉の関係は最悪に。街の連中は西焉の陰謀だなんて噂してる。もうめちゃくちゃだ。
眉林のことが心配でたまらないのが、西焉の使者・越秦(えつしん)。彼は皇帝に会おうと、一晩中宮殿の門の前で待ち続けた。でも、返ってきた答えは死罪は免れないという非情なもの。
万策尽きた越秦(えつしん)は、ヤバい手段に出る。仮死状態になる薬を菓子に仕込んで、眉林を脱獄させる計画だ。ところが、この動きを怪しい男・張印(ちょういん)が嗅ぎつけた。彼は越秦の計画を逆利用して、本物の毒で眉林を始末しようと企む。もう、誰が敵で誰が味方なんだか。
慕容璟和(ぼようけいわ)の葛藤と眉林の告白
一方、俺たちの景王・慕容璟和(ぼようけいわ)。一人で酒を飲みながら、ずっと眉林のことばかり考えてる。口では身の程知らずな女だなんて悪態ついてるけど、どう見ても気になって仕方ない様子。ツンデレかよ。
その頃、牢獄では看守になりすました暗殺者が眉林に毒入りの菓子を渡していた。眉林はすぐに異変に気づいて応戦する。まさに絶体絶命!ってその時、慕容璟和が駆けつけた。ナイスタイミング!
ここで眉林が、璟和に衝撃の事実を告げる。あなたを殺すつもりはなかった。あなたは真犯人じゃないって。眉林は、青州を焼き払ったのは偽物の威北軍だったことを見抜いてた。本物の威北軍は、民に囲まれても刃を自分たちに向けた。その光景を、彼女はこの目で見ていたんだ。
眉林は璟和に協力を持ちかける。ここから出してくれれば、あとは自分でやると。彼女の切り札は、偽の威北軍が持っていた偽造令牌。これで一気に話が面白くなってきた!
璟和、汚名を着て眉林を救う
眉林の話を聞いた璟和の行動が早かった。彼は皇帝に直談判する。眉林は青州の生き残りだとすべてを話し、彼女を殺せば黒幕の思うつぼだと説得した。そして、今回の暗殺騒ぎは男女の痴情のもつれが原因だった、という筋書きを提案する。自分が好色漢の汚名を着ることで、眉林を救おうとしたんだ。
そこへ子顧(しこ)公主も助け舟を出す。璟和様が眉林をひどい目にあわせたからこうなったと証言。璟和もその場でひざまずいて罪を認めた。ここまでやられたら、皇帝も折れるしかない。眉林の死罪は免除された。ただし、罰として公开鞭打ちの刑を受けることに。
この鞭打ち刑、もちろん裏がある。璟和のライバル、慕容玄烈(ぼようげんれつ)が何か仕掛けてくるかもしれない。そう読んだ璟和は、なんと自ら鞭を握った。さらに、自分の体にダメージが来るのを承知で、内功を使って鞭の威力を殺す。ボロボロになった眉林を、最後は自分の腕で抱きかかえて連れて帰った。いや、カッコよすぎだろ!
新たな関係と、蠢く陰謀
この一件で、二人の間のわだかまりは消えた。眉林は璟和を信じ、偽造令牌が鴻胪寺の木の下に埋めてあることを教える。璟和は、眉林が墨脉の毒に侵されていることに気づいていた。彼は密かに、解毒薬を手に入れる決意を固める。
その裏で、悪党たちも動き出してる。慕容玄烈(ぼようげんれつ)は、部下の張印(ちょういん)に証拠隠滅を命令。文華閣に潜伏する墨脉の死士を皆殺しにしろ、だってさ。非道い男だ。さらに、大炎最強の女将軍・殷落梅(いんらくばい)が都に帰ってくるという知らせに、玄烈は不気味な笑みを浮かべる。新たな駒を手に入れて、一体何を始める気なんだか。
感想
今回はマジで神回だった。慕容璟和、あんた最高だよ。最初は眉林のことを見下してたのに、彼女の覚悟を知ってからは全力で守りに行く。那个ツンデレからのデレの振り幅がすごすぎる。特に鞭打ちのシーンね。ライバルにやらせるくらいなら自分がやる、しかも身を挺してかばうとか、少女漫画のヒーローでもなかなかやらない離れ業だよ。抱きかかえて去っていく後ろ姿、惚れないわけがない。
眉林もただ守られるヒロインじゃないのがいい。ちゃんと自分の頭で考えて、誰が本当の敵か見抜いてる。そして、一番憎いはずの相手かもしれない璟和に、協力を持ちかける胆力。この二人の関係が、復讐者とターゲットから、一気に共犯者になった感じがたまらない。
越秦の必死さも伝わってきて、彼の恋路も応援したくなる。一方で、慕容玄烈の底知れない悪意と、新キャラの女将軍・殷落梅(いんらくばい)の登場で、敵方もパワーアップしそう。璟和と眉林の間に芽生えた絆が、この先の陰謀にどう立ち向かっていくのか。目が離せないよ。
つづく