今回の第7話、マジで情報量が多すぎ!

いやー、今回もすごかったね。話がめちゃくちゃ動いた。まず、眉林(びりん) を始末しようとした尚嬷嬷(しょうばあや)があっさり退場。しかも、味方だと思ってた太子・玄烈(げんれつ)に消されるっていう後味の悪さ。あいつ、マジで容赦ないな。一番怖いタイプだよ。

璟和(けいわ)は相変わらず頭がキレる。眉林(びりん) を守るために、わざと自分の母親の形見を壊して罪を着せるなんて、普通は思いつかない。でも、その屏風に隠されたお母さんのメッセージを見つけた時の顔。あれはグッときた。普段すかしてるくせに、本当はお母さんのこと大好きじゃん、って。

眉林(びりん) との刺繍シーンも良かったな。二人で夜なべしてチクチク針仕事とか、ちょっと少女漫画みたいでニヤニヤしちゃった。この二人、確実に距離が縮まってる。それを見てる越秦(えつしん)が切なくてさ…。彼もすごく良い奴なのに。

ラストの衝撃はヤバかった。謎の女・美娘(びじょう)の正体が、まさかの書墨(しょぼく)の側近の男の子じゃん。なんで女装して美白丸なんて買ってるんだよ。もう頭が追いつかない。次回どうなるか、本気で気になる回だった。

第7話 ネタバレあらすじ

罠と逆利用

眉林は、尚嬷嬷の注意を引くためにわざと腕の傷を見せる。案の定、尚嬷嬷は食いついてきた。彼女は眉林を部屋に呼び出す。徳嘉皇后が作った刺繍の屏風を壊した罪をなすりつけ、自殺に見せかけて始末する計画だ。

でも、その部屋にはすでに璟和がいた。彼は待ち伏せしていた尚嬷嬷の手下をあっさり気絶させる。そして、自ら母の形見である『訓子図』の屏風を切り裂いた。その罪をすべて眉林に着せる。眉林は鴻胪寺という役所に監禁されることになった。これは罰じゃない。尚嬷嬷や太子の目から彼女を隠し、守るための璟和の策だった。

太子の非情と母の愛

計画が狂って尚嬷嬷はパニックになる。すぐに太子・玄烈に報告しに走った。玄烈は彼女を責めない。それどころか、大金まで渡して安心させる。

尚嬷嬷が帰った直後、玄烈は部下に冷たく命令を下す。始末しろ。用済みになった駒は、ためらいなく切り捨てる。玄烈はその殺しの罪さえ、弟の璟和になすりつけようと考えていた。兄弟間の争いは、もう取り返しのつかないところまで来ている。

屏風に隠されたメッセージ

鴻誥寺にいる眉林は、璟和が屏風をとても大事にしていることを見抜いていた。彼女は屏風の修復を始める。そんな眉林を、越秦(えつしん)が甲斐甲斐しくサポートする。刺繍の参考資料を写してくれたり、毎日食事を届けたり。彼は眉林と過ごせるだけで幸せそうだ。

修復作業の途中、眉林は屏風に奇妙な刺繍が隠されているのを見つける。すぐに璟和を呼び寄せた。璟和がその模様に触れると、それが軍で使われる旗の暗号だと気づく。それは亡き母、徳嘉皇后からのメッセージだった。

内容はあなたは虐殺などしていないと信じている。今は耐え、必ず生き延びなさい。いつか真実は明らかになるというもの。母が自分を信じてくれていた。その事実を知り、璟和の心は激しく揺さぶられる。

急接近する二人と、衝撃の正体

璟和は母の本当の想いに触れ、少しだけ素直になる。眉林は璟和の上着から同じ金糸を見つけ出した。二人は一緒に屏風の修復作業を始める。夜通し続く共同作業で、二人の間の空気は確実変わっていった。その様子を、越秦が部屋の外から見てしまう。彼の表情は嫉妬と悲しみで歪んでいた。

屏風は一晩かけて見事に修復された。璟和は眉林に、安全のためにしばらく鴻誥寺に留まるよう伝える。いざとなれば武術を使ってもいい、と。彼女の身を本気で案じている証拠だ。

その頃、璟和の部下である清宴(せいえん)から報告が入る。闇市で美白丸を買い続ける美娘という女の正体を探っていた。約束を取り付け、ついにその女と対峙する時が来た。

同じ頃、殷落梅(いんらくばい)が眉林に疑いの目を向ける。彼女は鸿誥寺に乗り込み、眉林の実力を試そうと直接手合わせを挑んできた。

そしてラスト。璟和と清宴が待ち伏せする中、美娘がベールを脱ぐ。その顔は、なんと越秦の忠実な侍従、書墨だった。

つづく