やあ、待ってた?『春花焔』第8話、今回も色々動いたよ。眉林(びりん)の距離が、物理的にも心理的にも一気に縮まる回だったね。早速、見ていこうか。

あらすじとネタバレ

疑われた眉林(びりん) 、堂々の反撃

物語は、殷落梅(いんらくばい)が眉林を問い詰めるシーンから始まる。いきなりあんた、本当は何者なの?って核心を突いてくる。普通ならビビるところだよね。

でも眉林は違う。慕容璟和(ぼようけいわ)を殺すために来たって、あっさり言っちゃうんだ。目的は青州の復讐だって。この度胸、マジですごい。

そこへタイミングよく現れるのが越秦(えつしん)。彼は殷落梅(いんらくばい)の捜査を手伝うフリをする。でも本当は眉林を助けたいのがミエミエ。殷落梅も、眉林がスパイじゃなくて青州の生き残りじゃないかと感づく。ただ、武術の腕が立ちすぎるから、調査は続けるみたい。まあ、そりゃそうか。

慕容璟和、まさかの同居生活スタート

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この一連のやり取りを、慕容璟和は物陰で全部聞いてた。皇太子が殷落梅を使って自分を攻撃しようとしてるってことにも気づく。頭が切れる男だ。

眉林の偽の身分は完璧に作ってある。だから彼はそこは心配してない。それよりも、とんでもない行動に出るんだ。

眉林の刺繍仕事を見張るっていう、めちゃくちゃな理由をつけて鴻胪寺に引っ越してくる。つまり、眉林との同居生活を強制的にスタートさせたわけ。おいおい、職権乱用がすぎるだろ!ってツッコミ入れたくなったね。

一つ屋根の下で知る、彼の弱さ

皇太子が刺繍部屋の周りに見張りを置いてるせいで、二人は同じベッドで寝る羽目に。ラブコメみたいな展開だけど、雰囲気は全然甘くない。

眉林はすぐに気づく。慕容璟和が全然眠れていないことに。彼は常に命を狙われる生活を送ってる。だから心から安心できる瞬間がないんだ。眠るときのルールもやたら多い。

そんな彼を見て、眉林が取った行動がすごかった。なんと、彼を気絶させて無理やり眠らせる!力技すぎるだろ!でもその後、一晩中そばに座って彼を守ってあげるんだ。不器用だけど、優しいよね。

朝になって目覚めた慕容璟和は、当然めちゃくちゃ怒る。その言い争いの最中、彼は偶然気づいてしまう。眉林に味覚がないことに。

青州の大火の後、味覚がなくなった

眉林が静かに告白すると、慕容璟和の空気が変わる。彼は部下の清宴(せいえん)に、こっそりと味覚を治す方法を探すように命じるんだ。口では冷たいことばっかり言うくせに、行動が優しい。これぞツンデレの王道だね。

上巳の節句、交差する思惑

場面は上巳の節句の夜へ。この日は色々なことが起きる。

まず、眉林の協力者である書墨(しょぼく)。彼は張印(ちょういん)という人物を逃がすため、闇市場の人間と接触する計画を立てていた。慕容璟和の部下・清宴(せいえん)が、その書墨(しょぼく)をしっかり尾行してる。

慕容璟和と眉林は、仲の良い恋人のフリをして街に出る。この偽カップル、結構お似合いなんだよな。そこでバッタリ遭遇するのが、皇太子の慕容玄烈(ぼようげんれつ)と殷落梅。気まずい四角関係の完成だ。殷落梅は、慕容璟和の隣にいる眉林が気に入らない。すぐにその場を去っていく。

その直後、眉林が硫黄の匂いを嗅ぎつける。見ると、怪しい男が清音閣という建物に入っていく。二人はすぐさま向かいの部屋に陣取って、中を監視する。

一方、清音閣で待つ書墨。取引相手の張印(ちょういん)がなかなか現れない。しびれを切らして二階へ向かう。

その書墨の後ろを、誰かがつけていた。なんと、越秦(えつしん)だ。

そして、向かいの建物からその全てを見ていた眉林が、越秦の姿に気づく。どうして越秦様がここに…?ってところで、8話は終わり。いやー、最後に全部持っていく!

今回の感想

今回は、慕容璟和と眉林の関係が大きく進んだ神回だったね。一つ屋根の下っていうシチュエーションはやっぱり強い。監視目的で始まった同居生活なのに、お互いの弱さや過去に触れて、少しずつ心が近づいていく感じがたまらない。

特に、眠れない慕容璟和を気絶させてでも休ませようとする眉林の行動にはグッときた。彼女のやり方は荒っぽいけど、根っこにあるのは優しさなんだよね。慕容璟和も、口では文句を言いながら眉林の味覚を心配して治療法を探させるとか、もう完全に落ちてるじゃん!ってニヤニヤしちゃったよ。

ラストの上巳の節句のシーンは、サスペンス要素が満載で最高だった。書墨の計画、それを追う慕容璟和たち、さらにその裏で動く越秦。誰が味方で誰が敵なのか、ますます分からなくなってきた。この複雑な人間関係が、このドラマの面白さを加速させてる。

つづく