今回の『四方館』第15話、マジで目が離せない展開だったから、さっそく語らせてくれ。

あらすじとネタバレ

地下室から見つかった小瓶

まず、捕まってる元莫(げんばく)の話からだ。こいつ、やっぱり観察眼が鋭い。陳信良(ちんしんりょう)の手下の足元を見ただけで、砂漠で活動してる連中だって見抜くんだ。腹話術も使うし、やり口が残忍。こいつらが無面人に違いないって確信する。

その頃、阿術(あじゅつ)は紅蓮社のアジトを捜索中だ。なかなか手がかりが見つからなくてイライラした阿術(あじゅつ)、ついにあのデカい魔性の瓶を叩き割るんだよ。そしたら、なんと隠し地下室を発見。いいぞ、阿術(あじゅつ)!

地下室は寒くてジメジメしてる。こんな場所に小娥(しょうが)がずっといたのかと思うと、胸が痛むよな。壁には土で隠された小さな穴があって、中から薬の入った小瓶が見つかる。でも、どの薬も半分しか残ってない。これが何を意味するのか、この時はまだ誰も知らない。

小娥の告白と救出作戦

小娥は証拠不十分で釈放されそうになる。そこに阿術たちが駆けつけて、さっきの小瓶を見せるんだ。阿術はわざと瓶を叩き割るフリをして、小娥を揺さぶる。すると小娥、めちゃくちゃ焦るんだよ。これで小娥が何か隠してることが確定。再逮捕だ。

観念した小娥は、ついに全部白状する。彼女は孤児で、陳信良に拾われて育てられた。手品とかの芸を叩き込まれて、あの瓶の中で仕掛けを操る役をさせられてたんだ。自由になりたいって言ったら、毒を飲まされて、解毒薬がないと生きていけない体にされた。ひどい話だよな。そして、元莫(げんばく)と王昆吾(おうこんご) が緑波山荘っていう奴隷取引の場所に囚われていることを明かすんだ。

これでようやく救出作戦が始まる。尉遅華(うっちか)が奴隷を買いに来る商人に成りすまして潜入する作戦だ。安修義(あんしゅうぎ)と阿術も協力することになる。

緑波山荘の攻防

作戦当日、安修義と阿術が山荘に乗り込む。でも、安修義が気合を入れすぎて、奴隷を全員買い占めるなんて言っちゃうもんだから、陳信良にすぐ怪しまれて捕まる。おいおい、頼むぜ安修義。阿術だけなんとか逃げ出して、尉遅華(うっちか)に助けを求める。

陳信良は元莫(げんばく)と安修義を人質に取る。動けない王昆吾(おうこんご) は、部下の青児(せいじ)に殺させようとする。でも青児はビビって動けない。業を煮やした陳信良が自分で王昆吾(おうこんご) を殺そうと近づいた、その瞬間!

王昆吾が目を開いて、陳信良の匕首を奪い、逆に喉元に突きつける!そう、こいつ、毒なんて食らってなかったんだ。全部演技。この逆転劇にはマジで鳥肌が立った!

まさかの結末

王昆吾のおかげで元莫と安修義は無事救出。その頃、阿術は逃げ込んだ先の小屋で流民たちと一緒に火を放たれて大ピンチ。そこに元莫たちが駆けつけて、全員を助け出す。仲間っていいよな。

四方館に戻ると、逃げ出した陳信良を尉遅華と王昆吾が追い詰める。陳信良は毒の解毒薬を盾に抵抗する。もうダメかと思ったその時、馬車の中から何者かが陳信良をグサリ!なんと、馬車に潜んでいたのは林素素(りんそそ)だった。いつもはおとなしい彼女が、ここで大活躍するなんて誰が予想した?

最後、王昆吾が元莫に打ち明ける。最初から毒は吸い込んでなくて、元莫が心配だったから演技してたって。それを聞いた元莫の嬉しそうな顔。最高のバディだよ、君たちは。

第15話の感想

いやー、今回はマジで神回だったな。前半のじわじわした謎解きから、後半の緑波山荘での大立ち回りまで、一瞬も飽きさせない。特に王昆吾が復活するシーンは、このドラマ屈指の名場面だろ。ずっと動けないフリをしてて、最悪の状況で一発逆転を決める。これぞヒーローって感じがして、見てて最高にスカッとした。

小娥の過去も切なかったな。ただの悪女じゃなくて、陳信良に利用されてた被害者だった。彼女の告白で、事件の裏側が一気に見えてきた。

それに、林素素! 彼女の最後のひと突きには驚かされた。いつもは控えめなキャラが、いざという時に覚悟を決めて行動する。こういうギャップに弱いんだよ、俺は。安修義が彼女を心配して叱るシーンも、二人の関係が進展しそうでニヤニヤしちまう。元莫と王昆吾の友情も深まったし、アクションだけじゃなくて、人間関係もしっかり描かれてて見ごたえがあった。

つづく