なあ、今回の『四方館』、マジで色々動きすぎだろ。恋も政治もごちゃ混ぜで、こっちの頭が追いつかないぜ。
あらすじとネタバレ
じゃ、早速いってみようか。
アジュツ、窮屈なプリンセス生活をスタート
アジュツが龍霜公主(りゅうそうこうしゅ)になって、元莫(げんばく)の家から引っ越しちゃった。まあ、公主になったんだから当然だよな。でも元莫(げんばく)の寂しがり方が半端ない。見ててこっちが切なくなるくらいだ。
アジュツの方も大変だぜ。公主の仕事って、ただ座ってるだけじゃないんだな。各国の使者と会うんだけど、国の数だけ挨拶の作法が違う。覚えられるわけないだろ、普通。沈百煉(しんひゃくれん)がこっそりジェスチャーで助けてたけど、一日終わる頃にはもうヘトヘト。自由がないって、かなりキツイよな。
夜になって、元莫がアジュツに会いに来る。でも、門番に止められるんだ。おまけに三娘(さんじょう)と四娘(すーにゃん)っていう侍女たちが公主に会わせるわけにはいきません!ってガード固すぎ。元莫は仕方なく帰るしかなかった。
元莫と康雲海(こううんかい)の和解、そして託された使命
でも、元莫は諦めない。夜中に塀を乗り越えて侵入成功。男を見せるぜ。そこに、康雲海(こううんかい)が突然やってくる。康雲海はアジュツの国の使者だ。こんな夜中に来たら、白衣客(はくいきゃく)に怪しまれるってアジュツは心配する。でも康雲海は使者として様子を見に来ただけだから問題ないって冷静なんだよな。
実は、話はもっとヤバかった。アジュツの国で、龍突麒(りゅうとつき)が摂政王を名乗り始めたらしい。王位を乗っ取るまであと一歩ってところまできてる。康雲海は、以前ドミを助けたり、アジュツのピンチを救ったりしたのが自分の指示だったことを明かす。白衣客(はくいきゃく)と正面から戦えないから、裏で動くしかなかったんだと。
それを聞いた元莫は、前に康雲海に突っかかったことを謝る。康雲海は気にしてない。それどころか、元莫にアジュツを守ってくれって頼むんだ。早く出世して、父親みたいに功績を立てて、アジュツが大雍にいられるように支えてやってくれって。元莫、完全に信頼されたな。
すれ違う王昆吾(おうこんご) と尉遅華(うっちか)の恋
場面は変わって、元莫と王昆吾(おうこんご) の男飲み。元莫は新しい家で一人、寂しくしてた。そこに王昆吾が安い酒を持ってきてくれる。いい友達だよな。二人はお互いの今後について話しながら、結局酔いつぶれる。
同じ頃、アジュツは尉遅華(うっちか)と女子トーク。ウッチカは、自分が意識不明の時に王昆吾が告白してくれたのに、後で聞いたらそんなこと言ってないってしらを切られたって怒ってる。もう相手にしたくないってさ。まあ、気持ちはわかる。
アジュツは王昆吾みたいな不器用な男は、本気だったかもしれないよって慰める。二人は将来は一緒に嫁ごうねなんて約束して、ウッチカがアジュツの婚礼衣装を作ってあげるって話で盛り上がる。こういう女子の友情、いいよな。
王昆吾、ついに告白!
酔いから覚めた王昆吾、ついに決心する。ウッチカに本当の気持ちを伝えに行くんだ。尉遅府に着くと、そこには霍子安(かくしあん)がいた。彼はウッチカに別れを告げに来たんだ。漠北に行って、金色の鎧が作れるっていう特別な鉱石を掘りに行くらしい。それが、ウッチカを守る自分のやり方なんだと。霍子安(かくしあん)、あんたカッコよすぎだろ。ウッチカの心に王昆吾がいることにも気づいてて、彼女の幸せを願って去っていく。
そこに王昆吾が登場。ウッチカはまだそっけない態度。でも王昆吾は、ついに本当の気持ちをぶつける。お前を失うのが怖かったって。これだよ、これ。ずっと待ってた言葉だ。二人はやっと素直になれたわけだ。
公主アジュツの初仕事と白衣客の企み
話はまだ続く。アジュツは街で、天然痘にかかった自分の国の流民たちを見つける。彼女はすぐに廃屋を用意して、そこに皆を集めて治療を始めるんだ。季明礼(きめいれい)たち四方館のメンバーも手伝って、半月後には疫病も収まった。さすがアジュツ、行動力がある。
その祝宴が開かれる。みんなで数日後の花灯節に一緒に行こうって約束する。ウッチカは今までそういうイベントに興味なかったけど、王昆吾と一緒になってから、綺麗な景色にも目が向くようになったって。恋する乙女は違うな。宴会の後、王昆吾が酔ったウッチカを家まで送っていくと、ウッチカの父親に見つかる。でも親父さん、王昆吾を認めて娘を頼むって。最高の展開じゃないか。
一方で、不穏な動きもある。依依(いい)が白衣客に聞いてる。なんで焉楽の公主を殺さないんですか?って。白衣客の答えが怖い。公主をコントロールすれば、国そのものを支配できるってさ。龍突麒(りゅうとつき)が狙ってるものは、自分も欲しいものなんだと。こいつの企み、底が知れないぜ。
感想
今回はマジで神回だったな。特に王昆吾とウッチカの進展には、こっちがドキドキした。霍子安っていう最高の当て馬が登場して、王昆吾の背中を押す形になったのが良かった。不器用な男の失うのが怖かったっていう告白は、やっぱり最強だ。それから、元莫とアジュツの距離がもどかしい。公主っていう身分が二人を引き離すけど、元莫が康雲海に認められてアジュツを守れって言われるシーンはグッときたな。これからの彼の活躍に期待しかない。ただ、白衣客の不気味な計画が明らかになって、幸せなだけじゃ終わらないのがこのドラマらしい。甘さと苦さが絶妙なバランスだったぜ。
つづく