あらすじ(ネタバレあり)
南顔(なんえん)、絶体絶命!嵇煬(けいよう)の力が暴走
まず、嵇煬(けいよう)がパワーアップの儀式をしてる最中に、黒いローブの怪しいヤツが現れるんだ。こういうのって、なんでいっつも一番いいところで邪魔が入るかね?
南顔(なんえん)が嵇煬を守ろうとして、その黒ローブとガチバトルになる。でも、相手が強くてさ。南顔はボコボコにされて重傷を負っちまう。
それを見た嵇煬が、もうブチギレ。愛する人がやられて、森羅(しんら)の力が大暴走だ。理性が吹っ飛んで、手がつけられない状態になる。おかげでその場から動けなくなって、暴れた力の後始末をするハメに。
黒ローブはとどめを刺そうと南顔に迫る。だけど、南顔から謎の光が出てきてガード!重明の力ってやつらしい。男は南顔が持ってた血凰釵っていうアクセサリーを見て、何か気づいたみたいだったな。
嵇煬はなんとか黒ローブを追い払うんだけど、今度は暴走した力が制御できなくて、南顔を殺しかけるんだ。マジで最悪の展開だろ!そこに、厲錦(れいきん)と禍無極(かむきょく)がギリギリで駆けつける。なんとか嵇煬を正気に戻すんだけど、その代償はデカかった。禍無極(かむきょく)が深手を負って、もう助からない状態になっちまう。
禍無極、最後のメッセージ
村の人たちが、ボロボロの嵇煬、南顔、禍無極を助け出してくれる。南顔は意識不明のままで、嵇煬はなんとか無事。でも、禍無極はもう…。
彼は最後の力を振り絞って、大事なことを伝えるんだ。邪尊の力は想像以上にヤバい。嵇煬には到底コントロールできない。魂が食われるだけだって。そんな絶望的なこと言うなよって感じだよな。彼にできるのはここまでだ、と言い残して息を引き取る。彼の死は重い。
殷琊(いんや) 、七つ目の尾と脱出
その頃、別の場所では狐族の殷琊(いんや) が命がけで頑張ってた。一族を救うために、封印の陣をこじ開けようとしてたんだ。そこで、死んだはずの姉ちゃんの魂と再会する。
一族の魂が入った大事な法器を持って帰ろうとするんだけど、彼も重傷で動けない。相棒の穆戦霆(ぼくせんてい)!って必死に叫ぶんだ。陣の門が閉まったら、もう永遠に出られないからな。
その時、奇跡が起きる。先祖の力なのか、殷琊に7本目の尻尾が生える!これぞ王道パワーアップ!その力で陣を無理やりこじ開けて、穆戦霆(ぼくせんてい) と一緒に脱出成功だ。こっちのパートは熱い展開で、ちょっとホッとしたぜ。
嵇煬、南顔を救うための究極の選択
場面は戻って、南顔の容態はマジで悪い。普通の薬じゃ治らないって厲錦(れいきん)が言うんだ。追い詰められた嵇煬は、厲錦を脅して特別な治療法を聞き出す。
その方法が、もう無茶苦茶。真夜中の至陰の気に満ちた仙草の露と、真昼の至陽の光を合わせる。それを、術者自身の体を器にして薬を煎じるっていう、とんでもない荒業だ。自分の命を削るってことだよ。
でも嵇煬は迷わない。すぐにその薬を作って、南顔に飲ませる。薬の効果は絶大だけど、その分、南顔は心臓をえぐられるような激痛に襲われるんだ。苦しむ南顔を抱きしめながら、嵇煬は自分のせいだって罪悪感に苛まれる。見てるこっちも辛くなるシーンだったな。
第25話の感想
今回はマジで感情のジェットコースターだった。嵇煬の暴走と南顔のピンチで、こっちはハラハラしっぱなしだよ。禍無極の死は本当に悲しい。でも、彼の嵇煬には森羅(しんら)を制御できないっていう最後の言葉が、これからの物語の超重要なポイントになるんだろうな。絶望的な宣告だけど、だからこそ嵇煬がどうやってそれを乗り越えるのか、見届けたいって気持ちにさせられる。
一方で、殷琊のパートは希望の光が見えたよな。7本目の尻尾が生えるシーンはベタだけど、やっぱりアガる!穆戦霆との友情も感じられて、こっちは安心して見てられた。
そして何より、嵇煬の自己犠牲だよ。南顔を助けるためなら自分の身を削ることも厭わない。彼の愛の深さがこれでもかってくらい伝わってきて、グッときた。ただ、そのせいで南顔が苦しむっていうのが、なんとも皮肉だよな。愛が深すぎて、逆に相手を苦しめてしまう。このドラマ、本当にそういう切ない部分を突いてくるのがうまいんだよ。
つづく