あらすじ
森羅(しんら)をなんとか倒した嵇煬(けいよう)だけど、話はそれで終わりじゃなかった。あいつ、消える間際に南顔(なんえん)にヤバい呪いをかけていきやがったんだ。七浮孽力とかいう力で、あと81日で南顔(なんえん)の命が尽きるっていう最悪の置き土産。マジで性格悪いよな、あいつ。
南顔を救う方法は、たった一つ。嵇煬(けいよう)が五つの地獄の力を集めて、その上で南顔自身に殺されること。自分の命と引き換えに、南顔の呪いを解くってわけだ。苦海大師にもそれが事実だと裏付けられて、嵇煬は覚悟を決める。森羅が再び現れる時、万象は全て滅びるっていう予言の意味を、ここでようやく理解したんだよな。
ネタバレ
南顔、自分のルーツを探る
一方、南顔は血凰釵っていうアイテムを探して、龍都の禁足地へ忍び込む。そこで見つけたのは、死んだはずの母親、南娆(なんじょう)の家そっくりの屋敷だった。そこにいきなり現れたのが、穆広寒(ぼくこうかん)っていうジイさん。問答無用で南顔に攻撃を仕掛けてくるんだから、こっちもビックリだよ。
でも、息子の穆戦霆(ぼくせんてい) が駆けつけてその子は南娆(なんじょう)の娘だ!って叫んだ瞬間、穆広寒の態度がマジで180度変わる。 さっきまでの殺気はどこへやら、急に優しいおじいちゃんモード全開。孫娘だって分かった途端これだよ。変わり身が早すぎて笑える。
穆広寒の話だと、南娆は継母と仲が悪くて、一時期この龍都に住んでたらしい。南顔は血凰釵のありかを聞くけど、穆広寒は持ってないって言う。だから、とりあえず母が住んでたっていう潮雨楼を調べることにしたんだ。そこには母が描いた絵や書、それに蝉露悲っていう手作りの酒が残されてて、南顔も色々と思うところがあったみたいだ。
各宗門の思惑と新たな帝君選び
その頃、龍都の龍庭では、各宗門のトップが集まってた。穆広寒が、南顔を南娆の娘だって皆に紹介して、そのまま新しい帝君を選び直す!って宣言するんだ。前の帝君がアレだったから、今回の選挙は超重要。
瑶宮の雲衾(うんきん)っていう女性が道生天だけじゃなく、全宗門の実力で選ぶべきだって口火を切ると、みんながそれに賛成。結局、3日後に山海禁決っていう試練を開いて、そこで次の帝君を決めることになった。一気に話がデカくなってきたよな。これから各宗門の腹の探り合いが始まるって感じで、ゾクゾクする展開だ。
今回のエピソード、ぶっちゃけどうだった?
いやー、南顔の余命宣告っていう重いスタートだったけど、後半は龍都を舞台にした政治劇みたいな雰囲気にシフトして、一気に引き込まれたな。穆広寒のじいさん、南顔が孫だって分かった途端にデレデレになるの、人間味があって面白いよな。さっきまで殺そうとしてたのに。
嵇煬が南顔を救うために命を懸ける覚悟を決めるシーンは、やっぱりグッとくる。でも、その方法が南顔に殺されるってのが、また切ないよな。彼の必死さが伝わってくる回だった。
そして、新しい帝君選びの開始。これはもう、波乱の予感しかない。各宗門の代表が一堂に会するシーンは、これから始まる権力争いを想像させてワクワクする。誰が味方で誰が敵なのか、まったく読めない。南顔の母親の過去も少しずつ明かされてきたし、一気に伏線が増えた感じ。これはもう、次が気になって仕方ないって!
つづく