どうも、俺です。今回もリアルタイムで観た感想とあらすじを、君と共有したくてさ。さっそく第3話の話をしようか。

あらすじとネタバレ

揉め事発生!でも南顔(なんえん)が一枚上手?

嵇煬(けいよう)は、南顔(なんえん)の体内にいる符霊(ふれい)を懲らしめて、しばらくこの宗派に留まることに決めたみたいだ。目的は、南顔を傷つけずに七浮造業書っていう巻物を手に入れること。

そんな時、いきなり部屋の外が騒がしくなる。ドアを開けると、案の定、面倒な連中が立っていた。宗主の娘の孟盈(もうえい)と、その取り巻きの符浪(ふろう)たちだ。符浪(ふろう)は一応謝罪するけど、まったく心がこもっていない。孟盈(もうえい)に至っては、南顔と母親にここから出ていけと命令する始末。

話がこじれて、孟盈は南顔に毒術の勝負を挑もうとする。その瞬間、孟盈が急に苦しみだした。周りは南顔が毒を盛ったと疑う。でも、南顔の診断は違った。孟盈が内緒で術の修行をして、自爆しただけだった。

ここで南顔の賢さが光る。彼女は真実を言わない。わざと自分が毒を盛ったフリをして、解毒の薬を渡すんだ。これで孟盈も少しは大人しくなった。この一連の流れを見ていた嵇煬(けいよう)も、南顔の医術の腕と機転の良さを認めざるを得なかったみたいだ。

新キャラ登場で事態はさらに複雑に

一方、お尋ね者の帝君・少蒼を追う者たちが、仰月宗に迫っていた。符浪は宗派の弟子たちを集めて、少蒼がこの近くに潜んでいると発表する。それを聞いて、南顔はふと思う。もしかして、嵇煬が少蒼なんじゃ…?と。

そこに、穆戦霆(ぼくせんてい) っていう新しいキャラクターが登場する。こいつが面白い。みんなが少蒼を悪く言う中で、一人だけ彼をかばい始めるんだ。熱くなりすぎて、自分が龍都の主の息子であることまで明かしてしまう。

穆戦霆(ぼくせんてい) は少蒼の大ファンらしい。会ったこともないのに、彼を身長九尺で牛のようにたくましい、神みたいな人だと力説する。その話を聞いて、南顔はじゃあ、ひょろっとした嵇煬は違うかと、少し疑いが晴れたみたいだ。

ついにバレた嵇煬の正体と、母の覚悟

南顔は嵇煬の治療を続けていた。薬の蒸気で治療している時、彼の腕に奇妙な咬み跡を見つける。気になって古い書物で調べてみると、それは追っ手が使う天燭が残した痕だと判明した。これで確定だ。嵇煬の正体は、帝君・少蒼だった。

話はここで終わらない。南顔の母親、南娆(なんじょう)が動く。彼女は嵇煬を密かに呼び出し、とんでもない術をかける。霊犀印だ。これは、二人の命を繋ぐ契約。もし二人が十里以上離れたら、お互いが爆発して死ぬという、かなり物騒な代物だ。

南娆(なんじょう)は自分の死期が近いことを悟っている。だから、娘の南顔を嵇煬に託したんだ。嵇煬はその覚悟を受け止め、南顔には母親の本当の病状を隠すことを約束する。でも、当の南顔は何も知らない。それどころか、嵇煬の正体がわかったことで、彼にここから出ていくよう説得し始める。もう、めちゃくちゃな状況だよ。

第3話の感想

今回は情報量がかなり多かったな。新しいキャラの穆戦霆がいい味を出してる。ただのお坊ちゃんかと思いきや、自分の推しに対する熱量がすごくて、見ていて面白い。南顔の賢さも際立っていた回だった。相手の自爆を見抜いて、それを逆に利用して恩を売るなんて、なかなかの策士だ。

一番の衝撃は、やっぱり母親の南娆が打った最後の手段だ。娘を託すために、生死を共にする呪いのような契約を結ばせるなんて、愛情が深すぎて少し怖いくらいだ。この親子、一筋縄ではいかない。嵇煬はとんでもないものまで背負わされて、これからどうするつもりなんだろうな。

つづく