いやー、4話も一気に話が動いたね。偽装結婚した二人が、だんだん本物のバディになっていく感じがたまらないよ。
あらすじとネタバレ:事件が動き出すぞ!
火事の裏にある悲劇
沈渡(ちんと) は、朝からまた痴話喧嘩してる。もうすっかり日常風景だね。顔幸(がんこう)に、早く沈家の事件を調査しろって急かすんだ。
そんな中、二人は街で悲しみに暮れる老婆を見つける。友人の陸垂垂(りくすいすい)に聞くと、昨夜火事があったらしい。老婆の息子、陳白衣(ちんはくい)が科挙に落ちたことを苦にして、焼身自殺したっていうんだ。これには顔幸も心を痛める。彼女はただの自殺じゃないと直感して、真相を突き止めようと決意するんだ。ここから、物語が大きく動き出すよ。
怪しい錦繡坊と連続失踪事件
顔幸はさっそく調査を開始。陸垂垂(りくすいすい)と一緒に、死んだ女性が通っていた錦繡坊っていう店に乗り込む。でも、店の主人がどう見ても嘘泣きなんだよな。何か隠してるのは明らかだ。
その後、顔幸は旧知の徐帥(じょすい)にばったり会う。そこで、最近都で若い女性が17人も行方不明になっているっていう、とんでもない話を聞かされる。ただ事じゃない。顔幸は、バラバラに見える事件が一つに繋がっていると確信する。これは連続殺人事件だって。もう彼女の顔は、ただの書記官じゃなくて、すっかり捜査官の顔つきになってる。
新たな遺体と犯人像
そうこうしてるうちに、新たな事件が発生する。なんと、5組、10人もの男女の遺体が見つかったんだ。しかも、以前梁家で見つかった遺体と同じような、奇妙な状態で。現場には、なんとも言えない奇妙な香りが漂ってる。
顔幸は遺体の傷を見て、犯人は女かもしれないって言い出すんだ。周りはまさかって顔をしてるけど、彼女の洞察力は鋭い。その時、沈渡がやってきて、顔幸にもうこの件から手を引けって命令する。でも、顔幸は諦めない。現場を去る間際、遺体と同じ香りをさせた謎の女の姿を見かけるんだ。絶対に怪しい!
童謡と永安公主の思惑
都では、不気味な童謡が流行り始めていた。そして、その裏で糸を引いているのが、永安公主。彼女は童謡を歌っていた子供を救うという名目で連れ去ってしまう。民衆は彼女を褒めたたえるけど、そのやり方には黒い思惑が透けて見える。顔幸は、永安公主と、彼女の馬車に隠れるように乗っていた謎の女から目が離せない。
顔幸、起死回生の一手
そんな中、沈渡が政敵である来羅織(らいらしょく)の罠にはまって、絶体絶命のピンチに陥る。それを救ったのが、なんと顔幸だった。彼女は沈渡の筆跡を完璧に真似て上奏文を偽造。この大胆な行動のおかげで、上奏文は太皇太后の元に届き、沈渡は危機を脱するんだ。顔幸の度胸と機転には、本当に驚かされるよ。この一件で、太皇太后は沈渡に改めて捜査の続行を命じる。顔幸のファインプレーが、完全に流れを変えたね。
第4話の感想:顔幸の頭のキレがヤバい!
今回の顔幸は本当にすごかった。ただのお嬢様じゃないことは分かってたけど、頭の回転の速さと行動力が半端じゃない。夫の沈渡を救うために、躊躇なく上奏文を偽造するなんて、普通はできないよ。彼女の度胸と知恵が、膠着した状況を動かす原動力になってるのがはっきり見えた回だった。沈渡も、最初は顔幸を捜査から外そうとしてたけど、だんだん彼女の実力を認めざるを得なくなってきてる。この二人の関係が、ただの偽装夫婦じゃなくなっていく過程がすごくいい。事件も、連続殺人、不気味な童謡、宮中の権力争いが複雑に絡み合ってきて、誰が敵で誰が味方か全然わからない。このゴチャゴチャ感がたまらないね。
つづく