あらすじ

なあ、姜似(ジャン・スー)の店、またピンチなんだよ。この前やっと再オープンしたのに、今度は客がぱったり来なくなった。調べてみたら、どうやらどこかの偉い人があの店で買うなって圧力をかけてるらしい。マジで陰湿。

兄ちゃんの姜湛(ジャン・ジャン)は、これを見て黙ってられない。俺の友達に頼んでやる!って息巻いてる。でも姜似(ジャン・スー)はそれを止めるんだ。あなたの友達じゃ力になれないって。まあ、たしかに酒飲み仲間ばっかだしな。

この一言が姜湛(ジャン・ジャン)のプライドを傷つけちゃった。妹にまで見下されてるって、すっかり落ち込んじまう。そんな時に、悪友の張生(チャン・ション)が近づいてきて、妹を見返すために、デカいことやろうぜってそそのかすんだ。これが最悪の始まりだった。

ネタバレ

兄・姜湛(ジャン・ジャン)、絶体絶命のピンチ

で、そのデカいことってのが、とんでもない罠だったわけ。張生は姜湛を大口の客に会わせるって言って船に連れて行く。でも、そこにいたのは、あの崔明月(ツイ・ミンユエ)を目の敵にしてる女だよ。季崇易(ジー・チョンイー)とかもいるんだけど、完全に崔明月(ツイ・ミンユエ)の独壇場。

崔明月(ツイ・ミンユエ)はこの酒を全部飲んだら、妹を見逃してやるとか言って、姜湛に無茶苦茶な量の酒を強要する。姜湛が抵抗すると、今度は手下たちにボコボコにさせるんだ。もうリンチだよ、これ。見てる季崇易たちもドン引きするくらいの酷さで、姜湛はついに意識を失う。崔明月は死んだと判断して、あっさり姜湛を川にポイ捨て。マジで人間じゃねえ。

姜似の怒りと復讐

その頃、姜似は兄ちゃんがいないことに気づいて、大慌てで探してた。もちろん、頼りになる余七(ユー・チー)も一緒だ。そして、ついに崔明月の船を発見する。そこで聞こえてきたのは、兄が川に捨てられたっていう最悪の知らせ。

悲しみと怒りで、姜似はもう我慢できなかった。彼女が取った行動は…船に火を放つこと。そこに余七が駆けつける。姜似が火をつけたと一瞬で察して、今夜はずっと俺と一緒だったことにしようってアリバイ工作を提案するんだ。こいつ、マジで頼りになりすぎる!

事件の余波

この火事で、船は大炎上。生き残ったのは崔明月と季崇易だけ。でも、崔明月は体に消えない火傷を負って、季崇易は足がもう治らない大怪我。自業自得とはいえ、悲惨な結果だ。

そこに長公主(ちょうこうしゅ)が季崇易を迎えに来るんだけど、侍女の巧娘(チャオニャン)が罪をなすりつける気だ!って言って抵抗する。この子も賢い。川では、行方不明になった若者たちの捜索が始まる。姜湛の父親、姜安誠(ジャン・アンチョン)も必死に待ってるけど、息子は見つからない。

自分の息子を殺された他の家族たちも、怒りの矛先を長公主に向けてる。姜湛をそそのかした張生の親父も、自分の息子が死んだことにブチギレ。斉王(斉(チー)王)っていう有力者に頼んで、長公主を訴えようと動き出す。一気に大事になってきたな。

感想

いやー、今回の13話はマジで胸が痛い回だった。ちょっとお菓子食べる手も止まるレベル。姜湛、単純でバカ正直だけど、妹を思う気持ちは本物なんだよな。それが裏目に出ちゃうのが見てて辛すぎる。崔明月のやり方は本当にエグい。嫌がらせのレベルを完全に超えてる。ただのワガママお嬢様じゃなくて、サイコパスだよ、あれは。でも、そんな絶望の中で光ったのが姜似の強さ。兄を殺されたと知った瞬間の、あの怒りの炎。迷わず船に火を放つ行動力には痺れた。やられたらやり返す、その覚悟がすごい。そして余七!もう最高かよ。姜似の行動を全部察して、黙ってアリバイ作りに協力するとか、完璧すぎるヒーローだろ。二人の絆が、この地獄みたいな状況で唯一の救いだった。今回は恋愛要素は控えめで、一気にサスペンス色が強くなった。姜湛は本当に死んじゃったのか。ここからどうやって崔明月たちに反撃していくのか。目が離せない展開になってきた。

つづく