第19話 ネタバレ:クズ夫の化けの皮、剥がします
いやー、今回の朱子玉(ジュー・ズーユー)はマジでひどかったね。自分の評判を保ちたいがために、妻の姜依(ジャン・イー)を追い出す役目を自分の母親に押し付けようとするんだ。しかも、計画の邪魔になる姜似(ジャン・スー)のことも、先に追い出してくれって母親に頼む始末。どこまで腐ってるんだか。
姜似(ジャン・スー)の逆襲、始まる
でも、こっちには我らが姜似がいる。彼女はもう全部お見通し。まず、朱子玉(ジュー・ズーユー)に虐げられていた侍女の晴児(チンアル)を味方につける。晴児(チンアル)は朱子玉の本当の姿を見て、姜似に協力することを決意したんだ。
朱子玉は、裏で手を引く謎の貴婦人に手紙を送る。その手紙を、姜似は晴児を通じてまんまと手に入れた。これで反撃の準備は万端。姜似は朱子玉とその黒幕を同じ場所に集めるための罠を仕掛ける。噂を流して、外堀を埋めていくわけよ。
密会現場、おさえます
朱子玉が密会の場所にやってきた。そこにいたのは、なんと崔明月(ツイ・ミンユエ)。こいつが黒幕だったんだね。朱子玉は崔明月(ツイ・ミンユエ)に媚びへつらう。姜依(ジャン・イー)は必ず離縁します。事が済んだら、侍女たちも始末しますよなんて話してる。その会話、全部、姜似たちに聞かれてるのにね。
そこへ、姜似が手配した人たちがなだれ込んでくる。朱子玉と崔明月は慌てて裏口から逃げようとするけど、そこも完全に包囲済み。朱子玉はベールで顔を隠した崔明月を自分の妻だと嘘をついてごまかそうとする。その瞬間、姜似が本物の妻である姜依を連れて登場。嘘はあっけなく暴かれた。
崔明月のベールが剥ぎ取られて、その正体がみんなの前に晒される。万事休すかと思いきや、ここでまさかの栄陽公主(えいようこうしゅ)が登場。崔明月は泣き落とし作戦に切り替える。私は朱子玉に騙されただけですと全ての罪をなすりつけた。公主は崔明月を連れて逃げようとする。姜似がそれを止めると、公主は力ずくで排除しようとする。危ない!と思ったその時、余七(ユー・チー)が現れて姜似を守った。結局、公主は崔明月を連れて去ってしまった。まあ、今回はここまでで十分かな。
ついに決別、そしてクズの末路
この一件で、姜依もついに目が覚めた。朱子玉が謝ってきても、彼女の決意は固い。きっぱりと離縁を突きつける。自分の評判が落ちることを恐れた朱子玉は、驚くほどあっさりと離縁に同意。自分の子供までいらないと言い放つ。息子のあまりの非情さに、父親は激怒して言葉を失っていたよ。
その後、朱子玉には当然の報いが待っていた。夜道で余七(ユー・チー)にボコボコにされて、証拠の手紙を奪われる。さらに、今度は崔明月に捕まる。まだ彼女に未練があったみたいだけど、おもちゃのように扱われ、犬のように侮辱されて、自分がただの駒だったことを思い知らされる。妻も子も失って、すべてが手遅れ。自業自得だね。
姜似の過去と決意
姜似は侍女たちをかくまい、姉の姜依と姪を連れて実家に戻る。でも、おばあ様からはなぜ相談もなしに勝手なことをしたのかと叱られてしまう。家族を思っての行動なのに、ちょっと切ないよね。
夜、一人で庭に座る姜似は、前世の記憶を思い出していた。前の人生では、余七は栄陽公主(えいようこうしゅ)に殺された。家族もみんな、公主のせいで不幸になった。だから彼女は、復讐のために南烏の軍を率いて乗り込み、自分の手で公主を討ったんだ。今の姜似の行動力と強い意志は、この壮絶な過去から来てるんだね。
今回の感想
いやー、今回は本当にスカッとした回だった!朱子玉のクズっぷりが頂点に達して、見てるこっちもイライラしてたから、姜似が仕掛けた罠が見事に決まった時は思わずガッツポーズしたよ。侍女の晴児を味方につけて、手紙を手に入れる流れとか、本当に鮮やか。
密会現場に乗り込むシーンは最高だったね。朱子玉が嘘に嘘を重ねて、最後に本物の妻・姜依が登場して全部ひっくり返す展開は、見ていて気持ちがいい。ただ、栄陽公主が出てきて崔明月を連れて行っちゃったのは、ちょっとムカついたかな。まあ、ラスボスはそう簡単には倒せないってことか。
余七が姜似を守るために現れるシーンは、やっぱりカッコよかった。多くを語らず、行動で示す。彼の存在は本当に大きい。そして最後の、姜似の前世の記憶。彼女がなぜここまでして戦うのか、その理由がはっきりと示された感じ。ただの復讐劇じゃない、もっと深い覚悟を感じたよ。姜依もやっと目を覚ましてくれたし、一件落着とはいかないけど、大きな一歩を踏み出した回だったね。
つづく

