あらすじとネタバレ
いやー、今回の姜家は、もう家中がごちゃごちゃしてきたな。長房のハッピーな雰囲気と、二房のドロドロした感じの対比がすごかった。
姉の言葉と姜似(ジャン・スー)の決意
まず、嫁いだ姉の姜依(ジャン・イー)が実家に帰ってくる。姜似(ジャン・スー)と二人きりで、姉妹水入らずで話すんだ。姜依(ジャン・イー)はね、過去の自分の恋愛を後悔してない。結果より過程が大事だったって言うんだよ。この一言が、今の姜似にグサッと刺さる。前世のつらい記憶があるから、余七(ユー・チー)との関係に一歩踏み出せないでいたからな。姉の言葉で、姜似も少し勇気をもらえたみたいだ。姉ちゃんは、姜似と余七(ユー・チー)がお互いに気になってることも、ちゃんとお見通し。さすがだね。
姜湛(ジャン・ジャン)、ついに金吾衛へ
弟の姜湛(ジャン・ジャン)は、ついに念願の金吾衛に正式入隊。ピカピカの鎧を着て家に帰ってきて、もうドヤ顔が止まらない。おばあちゃんも大喜びで、家の中はお祝いムードだ。ただ、父親の姜安誠(ジャン・アンチョン)が、新しい将軍の名前が崔旭(ツイ・シュー)だと聞いて、ちょっと変な顔をしてたのが気になる。何か因縁でもあるのかもな。姜湛は早速街で活躍する。盧楚楚(ルー・チューチュー)の店でチンピラが絡んできたのを、金吾衛の身分を見せて追い払う。制服の力ってすごいもんだ。
明暗分かれる二つの食卓
長房がこんな感じで絶好調だから、二房の奥様、肖氏(しょうし)はイライラがMAX。旦那の姜安謀(ジャン・アンモウ)に当たり散らしたら、逆に怒られる始末。その二房では、肖氏(しょうし)がとんでもないことを企んでる。娘の姜俏(ジャン・チャオ)を、なんと病気持ちの男に嫁がせて、政略結婚に利用しようとしてるんだ。ひどい話だよ、まったく。
夜の食事のシーンが、この二つの家の状況をはっきり見せてくれる。長房は、姜湛の就任祝いで酒楼でパーティ。余七も招待されて、みんな楽しそう。二房の食卓は、もうお葬式みたいにどんよりしてる。姜俏(ジャン・チャオ)は悲しくてご飯も食べられない。母親の阮姨娘(げんいじょう)と二人で父親の姜安謀(ジャン・アンモウ)に結婚させないでって泣きつくんだ。父親もさすがに娘が不憫になって、結婚はさせないと約束する。
でも、もう遅かった。あの肖氏が、すでに相手の家に縁談の書状を送ってしまっていた。しかも、家の公印まで勝手に使って。こいつ、本当にやりたい放題だな。
届かない手紙と深まる疑惑
姜似は、余七に会いたくて手紙を書く。でも、その大事な手紙が、余七の屋敷に届く直前で奪われてしまう。奪ったのは、余七が所属する組織夜鶯門の人間だ。
手紙は、柳烟児(リウ・イエンアル)っていう女の手に渡る。彼女は前から姜似を怪しんでた。姜似が聖女じゃないかって。前に姜似がお香の特別な調合を知ってたからな。疑われても仕方ない状況ではある。夜鶯門の中では姜似と余七は恋仲で、組織を裏切るつもりじゃないかなんて疑う声まで出始める。
そんなことになっているとは知らない姜似は、侍女と一緒に余七とのデートに着ていく服を選んで、ちょっとウキウキしてる。前世で余七と服を選んだことを思い出したりして、切ないんだよな。
一方、余七側では、部下の龍胆(りゅうたん)が柳烟児(リウ・イエンアル)の部屋からその手紙を発見する。余七は筆跡を見て、すぐに姜似からの手紙だと気づく。龍胆(りゅうたん)は姜似は聖女だって決めつけてる。余七は必死に彼女をかばう。龍胆にもし彼女が本当に聖女だったら、お前はどうするんだって詰め寄られて、余七も本当につらい立場に立たされた。
ラストシーンも最悪だ。あの肖氏が、おばあちゃんに挨拶するふりをして、侍女にこっそり白紙に公印を押させてた。あいつ、次にまた何かとんでもないことをする気だ。
感想
今回は家族間の対立が一気に表面化してきたな。長房の順風満帆な様子と、二房のドロドロした空気の対比が見事だった。特に肖氏の暴走っぷりは、見ていて本気で腹が立つレベル。自分の娘を道具みたいに扱うなんて、母親としてどうなんだろうか。旦那の姜安謀も結局は妻に逆らえないし、阮姨娘(げんいじょう)と姜俏が本当に可哀想でたまらない。
一方で、姜似と余七の恋は全然進展しないのがもどかしい。やっと一歩踏み出そうとしたのに、手紙は奪われるし、あらぬ疑いをかけられるし。姜似が聖女だと疑われて、余七が組織と彼女の間で板挟みになる構図は、見ていて胸が苦しくなる。二人の純粋な気持ちが、周りの陰謀にどんどん巻き込まれていく感じが、このドラマの面白いところでもあるんだけどな。早く誤解が解けてほしいけど、まだまだ波乱は続きそうだ。
つづく

