あらすじとネタバレ
宴の裏で渦巻く陰謀
話は、姜依(ジャン・イー)が姑の朱夫人に呼び出されるところから始まる。案の定、また理不尽ないびりだよ。姜依が何を言っても聞く耳を持たない。そこに夫の朱子玉(ジュー・ズーユー)が現れて、珍しく姜依をかばうんだ。一瞬おっ？て思うけど、まあ、こいつが食わせ物だからね。
そんな中、宴の出し物をお願いしている劇団彩雲班でトラブルが発生。劇団の看板役者、燕娘(イエンニャン)がケンカしたらしい。燕娘の顔が誰かにもらった化粧品で腫れ上がっちゃって、飛娘(フェイニャン)のせいだって騒いでる。姜似(ジャン・スー)が調べたら、やっぱり化粧品に細工がされてた。結局、顔が腫れた燕娘は舞台に立てない。そこで姜似(ジャン・スー)が私が代役をやるって名乗り出る。さすがだよね。
夜になって、いよいよ宴が始まった。みんな朱家の宴を褒めてるんだけど、朱家のばあ様が全部自分の手柄みたいに話し出す。そしたら客の一人がいや、準備したのは姜依さんでしょってツッコミを入れる。ばあ様、気まずそうな顔。ちょっとスッキリする場面だね。
消えた姉と仕組まれた罠
順調に見えた宴だったけど、ここからが本番。まず、姜依の娘、嫣嫣(イェンイェン)がいなくなる。姜依はパニックになって娘を探しに飛び出していく。
次に、今度はもう一人の看板役者、飛娘(フェイニャン)が足をくじいて出演できなくなる。一番の見せ場である水祭の舞が踊れないって大騒ぎに。トラブル続きで、もうめちゃくちゃ。
すると、姜依の侍女の晴児(チンアル)が私が踊れますって前に出る。この晴児の舞が、まあ見事で、みんな大絶賛。でも、姜似(ジャン・スー)は気づいてた。あまりにもタイミングが良すぎるって。役者のトラブルも、全部この晴児が仕組んだことだったんだ。自分の舞を披露して目立つためにね。
姜似は、姉の姜依がまだ戻らないことに気づく。晴児の目的はもう達成されたはず。なのに、なぜ姉は帰ってこないのか。その時、姜似は直感する。誰かが姉を陥れようとしてるって。
絶体絶命の危機、そして反撃
姜似が駆けつけると、案の定、姉の姜依が気を失って倒れてる。そばには劇団員の孟楠(モン・ナン)がいて、まさに姜依に手を出そうとしていた。姜似は孟楠を殴って気絶させ、物陰に隠す。
そこに朱夫人と朱子玉が人を連れてやってくる。そして隠されていた孟楠を発見。二人は、姜依が孟楠と密会していたと決めつける。姜依が必死に否定しても、まったく信じない。
ここで、さっき足をくじいたはずの飛娘が助け舟を出す。私が密会していた相手ですって嘘をついてくれるんだ。でも、朱子玉は信じない。孟楠が目を覚ますと、なんと姜依と会うために来たって証言する。もう完全に仕組まれてる。
姜依も、侍女の晴児にハメられたと気づく。晴児を問い詰めても、私は舞台で踊っていましたとしらを切る。朱子玉も晴児に分身の術は使えないとか言って、取り合わない。役所に訴えるのもダメだって。もう最悪。
万事休すかと思われたその時、余七(ユー・チー)がとんでもない切り札を連れてくる。晴児と瓜二つの双子の姉、雨児(ユーアル)だ。晴児が踊っている間、雨児が姜依を誘い出していたんだね。これで晴児のアリバイは完全に崩壊。姜依の疑いは、ようやく晴れた。
明かされる黒幕の狙い
飛娘は、自分も狙われていることに気づいてたと姜似に打ち明ける。だから姜依を助けたんだ。孟楠は劇団を追い出された。
姜似は、この事件の黒幕が夫の朱子玉じゃないかと疑う。姜依も本当は気づいてる。でも、娘のために波風を立てたくなくて、ずっと我慢してるんだ。本当に切ない。
余七(ユー・チー)の調査で、朱子玉がこっそり貴族の娘と会っていることがわかる。やっぱり。新しい身分の高い嫁を迎えるために、姜依を追い出そうとしてたんだ。そのために、孟楠を使って不貞を働いたという既成事実を作りたかったわけ。
おまけに、追放された孟楠が姜依と関係を持ったって嘘の噂を町で広め始めた。どこまでもクズな連中だよ。姜似は、晴児が姉の雨児のためにやったことだと突き止めるけど、その会話は誰かに盗み聞きされていた。まだ何かありそうだね。
最後に朱子玉が母親に、姜依と離縁したいって探りを入れる。でも朱夫人は姜依に落ち度はないって反対する。この母親、いびりはするけど、家の体面は気にするんだね。
第18話の感想
今回は本当に胸くそ悪い展開と、スカッとする逆転劇が詰まった回だったね。夫である朱子玉の腹黒さが本格的に見えてきて、本当に腹が立つ。自分の出世のために、妻を社会的に抹殺しようとするなんて、人として終わってるよ。そんな中でも、姜依は娘のために必死に耐えてる。その姿が痛々しくて見ていられない。でも、妹の姜似が本当に頼もしい。冷静な分析力と行動力で、次々と罠を暴いていく。余七とのコンビネーションも抜群だね。双子のトリックを見破ったシーンは、思わずやった！って声が出たよ。ただ、敵も一枚岩じゃない。朱子玉の背後には、もっと大きな力が動いていそうだね。
つづく
