キャスト/登場人物一覧

大生意人~大商人への道~-古平原(グー・ピンユエン)

古平原(グー・ピンユエン) 役

チェン・シャオ(陳暁)

元々は才気あふれる書生だったが、科挙の試験に合格した直後に無実の罪を着せられ、最果ての地・寧古塔(ニングタ)へ流刑となる。数々の過酷な試練を乗り越えて強靭で誠実な人間性を磨き上げ、流刑地から帰還後は社会の底辺から商人としての第一歩を踏み出す。茶、塩、票号(銀行)など様々な業界に参入し、あらゆる勢力と渡り合いながら清朝末期の商界を揺るがす巨頭へと上り詰めていく本作の主人公。

陰謀によってすべてを失った過去を持ちながらも、決して不条理に屈しない不屈の精神の持ち主。単なる利潤の追求ではなく「誠実な商道」を絶対の信念としており、やがては台頭する外国商人の脅威に対抗して国家の大義を背負うビジネスを展開していく。その波乱に満ちた生涯の中で、志を同じくする聡明な女性・常玉児(チャン・ユール)と出会い、互いに深く信頼し合う生涯のパートナーとして固い絆を結んでいく。

どん底から知略と誠実さだけで天下の大商人へと成り上がるサクセスストーリーがとにかく痛快で胸を熱くさせます!時代の荒波に立ち向かう知的な大人の色気と、大義を貫く熱い魂を併せ持つ、チェン・シャオの新たな真骨頂とも言える魅力的なキャラクターです。

大生意人~大商人への道~-常玉兒(ジョウ・ユーアル)

常玉兒(ジョウ・ユーアル) 役

スン・チェン(孫千)

馬幇(ばはん)の首領である父・常四(チャン・スー)の一人娘であり、物語の主人公・古平原(グー・ピンユエン)(グー・ピンユエン)を支える妻であり、最強のビジネスパートナーです。幼い頃から父に従って各地を駆け巡った経験から、江湖の人間らしい果敢さと大胆さ、そして女性らしい聡明さと優しさを兼ね備えています。古平原の志を誰よりも理解し、家庭を切り盛りする賢妻として、また商戦の最前線で渡り合う同志として彼を支え続けます。

彼女の真骨頂は、数字に強く交渉術に長けている点にあります。古平原が極限の苦境に立たされた際、自身の持参金を投げ打って窮地を救ったエピソードはあまりに有名です。洋商との熾烈な駆け引きの中でも、彼女の冷静な判断と胆力が古平原を幾度となく救い、損得勘定だけではない「人としての道」を彼と共に歩むことで、夫婦の絆を強固なものにしていきます。

「ただの良妻賢母に留まらない、商売の才覚と荒波を渡る胆力を備えた、まさに古平原の『最強の相棒』と言えるキャラクターです。」

大生意人~大商人への道~-李欽(リー・チン)

李欽(リー・チン) 役

ルオ・イージョウ(羅一舟)

京商の巨頭・李万堂(り・ばんどう)の息子であり、古平原(グー・ピンユエン)(グー・ピンユエン)とは異母兄弟という複雑な血縁関係にある青年です。当初は類まれなる商業の才能と洋商のルールに通じた知識を武器に、古平原のよき理解者であり最強のパートナーとして商戦を共に勝ち抜いていました。才気煥発で情熱的な若き実業家として、二人は共に夢を語り合う関係にありました。

しかし、想いを寄せる蘇紫軒(スー・ズーシュエン)(スー・ズーシュエン)への執着が叶わず、決定的な商戦で古平原に敗北したことで、彼の運命は狂い始めます。追い打ちをかけるように父親からの冷遇や否定が重なり、プライドを打ち砕かれた李欽(リー・チン)は、かつての友であり兄である古平原への憎悪を募らせます。やがて、熱血な才俊から偏執的な復讐者へと変貌を遂げ、民族の利益を顧みず洋商と結託する道を選んでしまう悲劇的な転落を辿ります。

「光り輝く才能を持ちながら、愛と劣等感の狭間で闇に堕ちていく様が痛々しい、古平原とは対照的な鏡写しの悲劇的キャラクターです。」

大生意人~大商人への道~-常四(チャン・スー)

常四(チャン・スー) 役

チェン・タイシェン(成泰燊)

江湖に名を轟かせる馬幇の首領であり、豪放磊落かつ情に厚い人物です。過酷な環境である寧古塔へ流刑となった古平原(グー・ピンユエン)(グー・ピンユエン)を救い出し、命を懸けて彼を守り抜くことで、血縁を超えた「生死を共にする兄弟」の契りを交わしました。物語の序盤において、古平原が商界で立ち上がるための道筋を示し、精神的な支柱となった最重要人物の一人です。

冷酷な権力者である王天貴(ワン・ティエングイ)の執拗な罠に苦しめられながらも、己の信念と道義を決して曲げない揺るぎない精神の持ち主です。愛娘である常玉兒(ジョウ・ユーアル)(ジョウ・ユーアル)を誰よりも慈しむ一方で、彼女の意志を尊重する開明的な父でもあります。死の間際、古平原へ愛娘と自らの悲願を託す姿は視聴者の涙を誘い、その赤誠あふれる生き様は本作における「義」の象徴となりました。

「逆境に沈む主人公を救い上げた、まさに物語の『真の道先案内人』。その渋い存在感と、江湖の荒波で磨かれた人間味あふれる温かさは、多くの視聴者の心を掴んで離しません。」

大生意人~大商人への道~-李万堂(り・ばんどう)

李万堂(り・ばんどう) 役

ホアン・チーヂョン(黄志忠)

京商の巨頭として北方商界を支配する「李半城」の異名を持つ実業家です。かつては古皖章(こ・わんしょう)という名でしたが、耐え難い屈辱と野心から妻子を捨てて李家の婿養子となり、冷徹な手段と権力闘争を勝ち抜いて今の地位を築き上げました。主人公・古平原(グー・ピンユエン)(グー・ピンユエン)の実父でありながら、息子を駒のように扱い、裏で支える一方で自身の商権を脅かす存在として激しく制衡し合う、因縁深き対立構造の中心にいます。

商業を「兵法」と捉え、私情を排して利益と権力を追求し続ける彼の人生は、過去の汚点と名声への執着に縛られています。息子との対立は単なるビジネス上の競合ではなく、彼自身の過去の罪との対峙でもあります。物語の終盤、長年隠してきた真実が露呈し、愛した者や信頼した者たちから背を向けられ、全てを失うことで、彼は贖罪のために剃髪して出家という厳しい結末を迎えることになります。

「権力の頂点で孤独を極め、野心に溺れて息子をも翻弄した悲劇の支配者。名優・黄志忠(ホアン・チーヂョン)が放つ、野望と後悔に揺れる熟練の重厚な演技は本作の圧巻です。」

大生意人~大商人への道~-白依梅(バイ・イーメイ)

白依梅(バイ・イーメイ) 役

シアン・ハンジー(向涵之)

古平原(グー・ピンユエン)(グー・ピンユエン)とは幼馴染であり、かつては彼にとって誰よりも尊い「白月光(忘れられない大切な人)」でした。名門書香門第に生まれ、物語初期には誰にでも優しい温和で善良な女性として描かれます。古平原が流刑に処された後、自身の家族の没落や過酷な時代の波に翻弄され、物語後半では冷酷な復讐者へと変貌を遂げていきます。

古平原との別離後、太平天国の将領と結婚するも夫を喪うという悲劇を経験します。何者かの誤った情報により、自身の不幸を古平原のせいだと誤解し、復讐の鬼となって漕幫(そうほう)を率い、商戦の裏で暗躍する存在となります。しかし、その根底にあるのは愛が歪んだ執着であり、乱世の渦中で命を散らすその瞬間、ようやく過去の憎しみから解放され、古平原に自らの子供を託すという切ない最期を迎えます。

「運命の悪戯によって優しさを奪われ、愛の反対側である憎しみへと墜ちていく、本作で最も儚く悲劇的な色彩を帯びたヒロインの影です。」

大生意人~大商人への道~-李成(リー・チェン)

李成(リー・チェン) 役

ジュー・ヤーウェン(朱亜文)

太平天国の誠王であり、歴史上の英王・陳玉成をモデルにした傑出した軍事的天才です。14歳で軍門に入って以来、乱世を駆け抜けた鉄血の猛将ですが、その鎧の下には民を想う悲憫の心を秘めています。白依梅(バイ・イーメイ)と結ばれて家庭を持ち、物語においては主人公・古平原(グー・ピンユエン)(グー・ピンユエン)と「亦敵亦友(敵でもあり友でもある)」という複雑かつ重要な同盟関係を築き上げます。

武人としての誇りを何よりも重んじ、権力や誘惑に屈することのない硬骨漢です。合肥での防衛戦において窮地に立たされた際、捕虜となって屈辱を味わうことや、部下や愛する妻子の命を犠牲にすることをよしとせず、自らの命を懸けた決断を下します。清軍の制服を纏いながらも、最後まで太平天国の将としての矜持を貫き自刎する壮絶な最期は、古平原の商道における「義」のあり方に決定的な影響を与えることとなります。

「戦火の中で自らの信念を貫き通した、武人の理想型。朱亜文(ジュー・ヤーウェン)の圧倒的な存在感と重厚な演技が、乱世の悲劇を極限まで美しく彩る存在です。」

大生意人~大商人への道~-蘇紫軒(スー・ズーシュエン)

蘇紫軒(スー・ズーシュエン) 役

リー・チュン(李純)

清朝の重臣・粛順(しゅくじゅん)の娘であり、没落した宗室の血を引く気高きヒロイン。表向きは華やかな洋行の買弁(かいべん)として社交界を渡り歩きますが、その真の姿は家族の復讐と反清の志を胸に秘めた孤高の義士です。主人公・古平原(グー・ピンユエン)(グー・ピンユエン)とは商売のライバルとして鋭く火花を散らす一方で、激動の時代を共に生きる同志として互いの実力を認め合う、「亦敵亦友(敵であり友でもある)」の複雑な関係を築いていきます。

彼女の生き方は、家門の興亡という重い宿命に縛られています。買弁という立場を巧みに利用し、商業ルートを通じて巨額の反清資金と情報を操りながら、一族の仇討ちのために冷徹な策謀を巡らせます。古平原に対して密かに深い愛慕の情を抱きながらも、立場ゆえにその想いが報われることはなく、幾度もの敗北を経て復讐の執念から解き放たれた時、彼女は静かに乱世から退き、隠姓埋名(名前を変えて隠居)の道を選びます。

「愛憎と宿命の狭間で気高く生き抜く、美しくも切ない女傑。李純(リー・チュン)の妖艶かつ芯の通った演技が、乱世に咲く大輪の華のような儚さと強さを見事に表現しています。」

大生意人~大商人への道~-王天貴(ワン・ティエングイ)

王天貴(ワン・ティエングイ) 役

ウー・ユエ(呉樾)

平遥の泰裕豊票号の掌柜(番頭)であり、晋商三大票号の巨頭の一人として君臨する実力者です。物語序盤における主人公・古平原(グー・ピンユエン)(グー・ピンユエン)の最大の壁であり、冷酷非道な手段で彼を追い詰める宿敵としての役割を担っています。

利益のためなら手段を選ばない拝金主義者で、官府と癒着して地元の「地頭」として権勢を振るっています。高利貸しの罠で常四(チャン・スー)の祖宅を奪い、塩田を封鎖するなど悪辣の限りを尽くす一方で、古平原の類まれなる商才をいち早く見抜く卓越した眼力も持っています。常四の命を人質に古平原を脅迫し、自らの手駒として商界を牛耳ろうと画策する、執拗で油断ならない策士です。

「古平原の才能を覚醒させる『最凶の起爆剤』。呉樾(ウー・ユエ)が怪演する底知れぬ悪の魅力と、息詰まる心理戦は物語前半の大きな見どころです。」