キャスト/登場人物一覧

孤高の花-沈在野(シェン・ザイイエ)

沈在野(シェン・ザイイエ) 役

リウ・シュエイー(劉学義)

大燕国の冷徹な内閣大学士であり、朝廷の権力を実質的に握る絶対的な策士。趙国からやってきたヒロイン・姜桃花とは、互いの野心と策略のために偽りの婚姻を結ぶという、騙し騙されの危険な利害関係を築きます。表向きは優雅で隙のない紳士ですが、目的のためには手段を選ばない冷酷さと、敵の先を読む底知れない知略で物語の緊迫感を高める重要な役割を担っています。

その冷徹さの裏には、過去の過酷な朝廷の権力闘争によって誰も信じられなくなった孤独なバックボーンが隠されています。誰もが彼を恐れ、あるいは利用しようとする中、自分に負けず劣らずタフで機転の利く姜桃花と化かし合ううちに、凍りついた心が次第に融解。主従のようでありながら、互いの命を狙うライバルでもあるという、最高にスリリングな愛憎関係へと発展していきます。

美しき「冷徹策士」を演じさせたら右に出る者はいない劉学義(リウ・シュエイー)の真骨頂!冷酷な微笑みの裏に潜む切なさと、ヒロインにだけ徐々に魅せる狂おしいほどの独占欲に、悶絶必至のキャラクターです。

孤高の花-白娉婷(はくへいてい)

白娉婷(はくへいてい) 役

楊穎(アンジェラベイビー)

燕国の敬安王府に仕える侍女であり、「乱世の諸葛」と称される稀代の女軍師。聡明で琴の名手でもあります。敵国である晋の武神・沈在野(シェン・ザイイエ)(シェン・ザイイエ)(そほくしょう)と出会い、敵対する立場ながらも、互いの知略を尽くし合いながら生死を共にする熱く切ないロマンスを繰り広げます。

かつて燕の奸臣と呼ばれた男の娘という過去を持ち、王府に引き取られた後は幼なじみの王子・何侠(かきょう)(かきょう)と共に育ちました。朝廷の陰謀で王府が滅亡し、逃亡の末に沈在野(シェン・ザイイエ)に救われますが、実は彼とは20年前に出会っており、彼の忘れられない初恋の相手でした。復讐の鬼と化していく何侠と、深く愛しながらも戦わねばならない沈在野(シェン・ザイイエ)との間で、過酷な宿命に立ち向かっていきます。

圧倒的な美貌と、男勝りの高い知略で軍を動かす「女軍師」としての凛とした佇まいが最大の魅力。守られるだけでなく、過酷な乱世を自らの知性と強い意志で切り開いていく姿に、胸が熱くなること間違いなしの名ヒロインです。

孤高の花-耀天公主(ようてんこうしゅ)

耀天公主(ようてんこうしゅ) 役

ガン・ティンティン(甘婷婷)

白蘭国の実権を握る気高き王女(のちに女王)。政変により他国に人質として送られていた過去を持ち、帰国後に国を背負う立場となります。敵国から亡命してきた何侠(かきょう)(かきょう)に窮地を救われたことで彼に一目惚れし、夫として迎えることで、物語後半の政略と戦乱の渦を大きく動かす重要な役割を担います。

何侠の心に潜む復讐心や野心を知りながらも彼を深く愛し、王族の反対を押し切って白蘭国の軍権を彼に委ねていきます。しかし、何侠の権力への執着がエスカレートし、白蘭国の王室そのものを脅かすようになると、愛する夫への盲目的な情愛と、一国の主としての誇りや責任感の間で、激しく引き裂かれる悲劇的な宿命を背負うことになります。

愛にすべてを捧げながらも、最期まで女王としての気高さを失わなかった切なくも美しい女性。甘婷婷(ガン・ティンティン)の華麗な美貌が、愛と宿命に翻弄される王女の悲哀をいっそう際立たせており、涙なしには見られないキャラクターです。

孤高の花-何侠(かきょう)

何侠(かきょう) 役

スン・イーチョウ(孫藝洲)

燕国の敬安王の息子であり、類稀なる武芸と知略を誇る若き貴公子。ヒロインの白娉婷(はくへいてい)とは幼なじみとして育ち、かつては晋国の沈在野(シェン・ザイイエ)(シェン・ザイイエ)(そほくしょう)と天下を競うほどの器の持ち主でした。しかし、燕王の陰謀によって一族を皆殺しにされたことで運命が一変。復讐の鬼と化し、物語の後半では天下を揺るがす最大の宿敵として立ちはだかります。

復讐のために手段を選ばない冷酷な野心家へと変貌し、亡命先の白蘭国で耀天公主(ようてんこうしゅ)の愛を利用して軍権を掌握。かつての高潔さを失い、権力欲に溺れるあまり、自らを深く愛してくれた耀天公主や至愛の存在をも犠牲にして暴走を続けます。白娉婷への歪んだ執着と、ライバルである沈在野(シェン・ザイイエ)への激しい敵対心が、彼を悲劇的な破滅へと突き動かしていきます。

復讐に魂を売ったことで、本当に大切な愛を失っていく悲劇のダークヒーロー。孫藝洲(スン・イーチョウ)が魅せる、かつての爽やかな貴公子から狂気へと堕ちていく圧倒的な怪演と、最期に気づく愛の重さは必見です。

孤高の花-司馬弘(しばこう)

司馬弘(しばこう) 役

ユー・ボー(于波)

晋国の皇帝。国を豊かにする強い志を持ちながらも、猜疑心の強さから奸臣の甘言に惑わされ、度々国家の危機を招いてしまう人物です。当代無双の武将である沈在野(シェン・ザイイエ)(シェン・ザイイエ)(そほくしょう)とは固い絆で結ばれた義兄弟(異母兄弟)であり、主従でありながらも実の兄弟のように深い情愛と複雑な関係性を築いています。

一国の主としての重責と孤独を抱えるあまり、沈在野(シェン・ザイイエ)の圧倒的な人望や武功に対して次第に恐れや嫉妬を抱くようになります。国を守るためという大義名分のもと、ヒロインの白娉婷(はくへいてい)(はくへいてい)を犠牲にする冷徹な選択を下し、奸臣の策略によって沈在野(シェン・ザイイエ)との間に深い確執が生じてしまいます。しかし、数々の国難を経てようやく誤解が解け、最期は自身の過ちを悟って沈在野(シェン・ザイイエ)に未来の帝位を託すという、哀愁漂うバックボーンを持っています。

皇帝としての孤高な威厳と、肉親への情愛の間で激しく葛藤する人間味あふれる姿が胸を打ちます。ベテラン俳優の于波(ユー・ボー)が魅せる、国を背負う王の圧倒的なオーラと、後半に差し掛かるにつれ露わになる脆さや焦燥感の演技のコントラストは必見です。

孤高の花-陽鳳(ようほう)

陽鳳(ようほう) 役

マディナ(麦迪娜)

涼国の名将・則尹(そくいん)(そくいん)の妻。ヒロインの白娉婷(はくへいてい)(はくへいてい)とは幼い頃から燕国の敬安王府で共に育った無二の親友であり、卓越した琴の腕前を持つ二人は「敬安双琴」と称されています。天真爛漫で愛らしい少女のような一面を持ちながらも、一国の将軍の妻として毅然と家を守る、聡明さと芯の強さを兼ね備えた女性です。

白娉婷とは主従を越えた実の姉妹のような固い絆で結ばれており、激動の乱世において互いの心の拠り所となります。戦乱の中で最愛の夫・則尹の身を案じるあまり、身重の体で深い焦燥感に駆られますが、彼女の夫を想う一途な涙が、隠遁していた白娉婷を再び突き動かすことに。結果として白娉婷が則尹の籠城戦を perimeter から支えるきっかけを作るなど、親友の運命を優しく、そして力強く動かしていく重要な役割を果たします。

陰謀と裏切りが渦巻く過酷な物語の中で、彼女の純粋な優しさと可憐な笑顔は、視聴者にとっても一息つける最高の癒やし。マディナのエキゾチックで華やかな美貌と、大切な人のために祈り行動する一途な姿が、作品に温かな彩りを添えています。

孤高の花-則尹(そくいん)

則尹(そくいん) 役

チー・ハン(亓航)

涼国(りょうこく)の威風堂々たる大将軍。国の安全と兵士たちの命を背負う優れた軍事統帥であり、妻の陽鳳(ようほう)(ようほう)を生涯一筋に愛し抜く誠実な夫でもあります。戦乱の世において、ヒロインの白娉婷(はくへいてい)(はくへいてい)の良き理解者となり、武将としての圧倒的な強さと、家族への深い愛を併せ持つ熱いキャラクターとして物語を支えます。

妻の親友である白娉婷を匿い守るため、一時は軍を退き隠遁生活を送る道を選びます。しかし、何侠(かきょう)(かきょう)の野心によって天下が危機に瀕すると、国家と愛する家族を守るために再び立ち上がることを決意。激戦の中で命の危機に陥るものの、沈在野(シェン・ザイイエ)(シェン・ザイイエ)(そほくしょう)に救われたことで絆を深め、共に涼国軍を再編して強大な敵へと立ち向かっていく、義理堅く不屈の精神の持ち主です。

愛する妻への甘い優しさと、戦場で魅せる圧倒的な強さのギャップが堪らない「理想の夫であり硬派な名将」。亓航(チー・ハン)の逞しく包容力にあふれた佇まいが、激動の乱世に確かな安心感を与えてくれます。

孤高の花-張貴妃(ちょうきひ)

張貴妃(ちょうきひ) 役

ダン・シャー(鄧莎)

晋国の尚書・張文征の娘であり、皇帝・司馬弘(しばこう)の寵愛を受ける貴妃。幼い頃から晋国の武神である沈在野(シェン・ザイイエ)(シェン・ザイイエ)(そほくしょう)に一途な恋心を抱いていましたが、その想いが届かないと知ったことで、激しい嫉妬と執着心に狂っていきます。愛が憎しみへと変わり、ヒロインの白娉婷(はくへいてい)(はくへいてい)や沈在野(シェン・ザイイエ)を陥れるために宮廷の裏で暗躍する、前半戦の最大の悪女として物語を大いに翻弄する役割を担っています。

権力欲の強い父親の操り人形として後宮に入り、側室の最高位にまで上り詰めながらも、心は常に満たされない孤独を抱えています。沈在野(シェン・ザイイエ)の心を奪った白娉婷への憎悪を募らせるあまり、燕国の復讐鬼・何侠(かきょう)(かきょう)と裏で手を結び、国家を揺るがす恐ろしい陰謀へと加担。嫉妬という魔物に心を喰われ、引き返せない破滅への道を突き進んでいく哀しいバックボーンを持っています。

愛の拒絶が生んだ、美しくも恐ろしい「狂気の悪女」。鄧莎(ダン・シャー)が魅せる、気品あふれる貴妃としての美貌と、恋情が歪んで修羅と化していく狂気的な熱演のギャップは必見です。

孤高の花-燕十三娘(えんじゅうさんじょう)

燕十三娘(えんじゅうさんじょう) 役

リウ・モンモン(劉萌萌)

涼国の有名な妓楼「嬌燕楼」を切り盛りする、妖艶で聡明な女主人。かつて晋国の武神・沈在野(シェン・ザイイエ)(シェン・ザイイエ)(そほくしょう)が身分を隠して商人として活動していた頃からのビジネスパートナーであり、彼の正体や苦悩を知る数少ない良き理解者です。風情万種で圧倒的な美貌を持ちながらも、義理人情に厚く、窮地の沈在野(シェン・ザイイエ)を幾度も救う侠気(おとこぎ)溢れる女性として物語後半の展開を支えます。

沈在野(シェン・ザイイエ)に対して一途な恋心を抱いており、彼の目的のために自らの危険を顧みず、文字通り出生入死(生死を共にする)の覚悟で献身的に尽くします。しかし、彼の心にはヒロインの白娉婷(はくへいてい)(はくへいてい)しかいないことを誰よりも理解しており、二人が離れ離れになっていた激動の時期を支え抜いた後、最終的には二人の再会のために尽力。嫉妬に溺れることなく、愛する人の幸せを願って笑顔で席を譲る、非常に潔く高潔な心の持ち主です。

恋心の切なさを抱えながらも、未練を残さず颯爽と去っていく「引き際の美しさ」が最大の魅力!劉萌萌(リウ・モンモン)の華やかな色気と、凛とした姉御肌な佇まいのギャップがとにかく格好良く、視聴者の涙と好感を誘う屈指の愛されキャラクターです。

孤高の花-楚漠然(そばくぜん)

楚漠然(そばくぜん) 役

ウェイ・ビンファ(魏炳樺)

晋国の武神・沈在野(シェン・ザイイエ)(シェン・ザイイエ)(そほくしょう)に影のように寄り添う、忠誠心に満ちた心腹の将領。主君がどのような過酷な境遇に立たされようとも決して裏切らず、常に戦場や朝廷での危機を共に乗り越えていく、沈在野(シェン・ザイイエ)の右腕として物語を支える重要な存在です。

沈在野(シェン・ザイイエ)が栄華を誇る時も、権力闘争に巻き込まれて落魄し、あるいは隠遁を余儀なくされた時も、常に変わらぬ忠義を尽くし続けます。沈在野(シェン・ザイイエ)が表舞台から姿を消した3年間には、主君の意志を継いで自らが晋国を守るという重任を担い、孤軍奮闘して国を支え続けました。主従の枠を超えた実の兄弟のような深い絆で結ばれており、ヒロイン・白娉婷(はくへいてい)との愛に苦悩する主君を黙って支え続ける包容力を持ち合わせています。

寡黙ながらも圧倒的な信頼感を放つ、不言実行の熱き武人。魏炳樺(ウェイ・ビンファ)の引き締まった佇まいと凛々しいアクションが、主君への無私の忠誠心と男気を見事に体現しており、作品屈指の「最高に頼れる右腕」としてファンの胸を熱くさせます。

孤高の花-酔菊(すいぎく)

酔菊(すいぎく) 役

ゾウ・ヤン(鄒楊)

晋国の武神・沈在野(シェン・ザイイエ)(シェン・ザイイエ)の親友である名医・霍雨楠の弟子。類稀なる医術の才能を持つ、お茶目で愛嬌たっぷりな少女です。沈在野(シェン・ザイイエ)の頼みでヒロイン・白娉婷(はくへいてい)の主治医となったことをきっかけに、彼女の最も信頼する義姉妹のような存在となり、過酷な宿命に翻弄される白娉婷を幾度も命がけでサポートする重要な役割を担います。

天真爛漫な性格で周囲を明るくするムードメーカーですが、医療に関しては非常に真摯で勇敢。白娉婷を守るために身代わりになるなど、深い情愛と強い絆を見せます。しかし、白娉婷の看病をしていた際、敵対する白蘭国の将軍・番麓(ばんろく)(ばんろく)に拉致されてしまうことに。この事件が沈在野(シェン・ザイイエ)と白娉婷の間に大きな誤解を生む引き金となる一方で、自身を誘拐した番麓とは、反発し合いながらも次第に心を通わせていくというコミカルで愛らしいロマンスを展開します。

シリアスな展開が続く本作において、彼女のみずみずしい可愛らしさとコミカルな掛け合いは最高の清涼剤。鄒楊(ゾウ・ヤン)が演じる、健気でどこか憎めない愛されキャラクターは、物語に温かい癒やしを与えてくれます。

孤高の花-番麓(ばんろく)

番麓(ばんろく) 役

ワン・ティエンチェン(王天辰)

白蘭国の将軍であり、要所である且柔城の守将。ある目的からヒロイン・白娉婷(はくへいてい)の殺害を命じられますが、一本の玉簪(かんざし)の誤解から、彼女の身代わりとなっていた医者の少女・酔菊(すいぎく)を白娉婷だと思い込んでしまいます。表向きは不真面目で不遜な態度をとっていますが、実は非常に情に厚く、根は善良な心の持ち主です。

正体を勘違いしたまま酔菊を自らの屋敷に軟禁するものの、気が強くお茶目な彼女と日々口論や喧嘩を繰り返すうちに、次第に恋心を抱くようになります。シリアスな展開が続く本作において、二人のコミカルで可愛らしい恋愛模様は視聴者のオアシス的な存在に。その後、何侠(かきょう)の復讐心と冷酷な野心に疑問を抱き、国や愛する人を守るために沈在野(シェン・ザイイエ)(シェン・ザイイエ)の陣営へと帰順。共に宿敵・何侠を倒すべく前線に立つ、義気に満ちたバックボーンを持っています。

チャラそうな第一印象から、一途な愛を知り、大義のために立ち上がる立派な武将へと成長していく姿が最大の魅力。王天辰(ワン・ティエンチェン)が演じる、どこか憎めないお茶目な愛嬌と、後半魅せる凛々しい男らしさのギャップに誰もが惹きつけられるキャラクターです。

孤高の花-冬灼(とうしゃく)

冬灼(とうしゃく) 役

フー・ウェンジリ(胡文喆)

燕国の敬安王府に仕える忠実な侍従。ヒロインの白娉婷(はくへいてい)(はくへいてい)とは幼少期から共に育った遊び仲間でもあります。純朴で非常に心優しく、情義を重んじる性格の持ち主であり、かつての主君たちが過酷な戦乱の世で対立していく中、彼らの行く末を間近で見守る重要な役割を担っています。

特に白娉婷とは実の姉弟のように深い絆で結ばれており、彼女を誰よりも慕っています。のちに何侠(かきょう)が復讐の鬼と化し、白娉婷を力ずくで軟禁した際には、姉を救うために自らの危険を顧みず、独断で彼女を逃がすという勇敢な行動に出ます。そのことで激怒した何侠から白娉婷の秘密を明かすよう凄惨な拷問を受けますが、肉親以上の情愛を抱く彼女を守るため、決して屈することなく秘密を抱え続ける強い意志のバックボーンを持っています。

陰謀と裏切りが渦巻く過酷な世界において、最後まで純粋な心と優しさを失わなかった、本作の「愛され弟」的存在。胡文喆(フー・ウェンジリ)が瑞々しく演じる、素朴だからこそ胸を打つ一途な健気さと、命をかけて姉を守り抜く男気は必見です。

孤高の花-楚妤(そよ)

楚妤(そよ) 役

シー・ユーイェン(石羽嫣)

晋国の武神・沈在野(シェン・ザイイエ)(シェン・ザイイエ)(そほくしょう)の生母。かつて過酷な宮廷の運命に翻弄されながらも、愛する息子のために全てを捧げた悲劇の女性です。主人公である沈在野(シェン・ザイイエ)の「出生の秘密」を握る最重要人物であり、彼が皇族の血を引きながらも臣下として生きる道を選んだ原点として、物語の背景に深い哀愁と説得力を与える役割を担っています。

先代の晋王の殉死(陪葬)宮女に選ばれるものの、王の子を身ごもっていたため太後に命を救われた過去を持ちます。しかし、出産後は過酷な現実と一族からの排斥に苦しみ、我が子の命を守るために太後へ沈在野(シェン・ザイイエ)を託すことを懇願。最愛の息子を生き延びさせるため、自らを犠牲にするという壮絶な宿命を背負いました。彼女の無私の愛と悲劇的な最期は、のちに沈在野(シェン・ザイイエ)が皇帝・司馬弘(しばこう)と結ぶ血縁を超えた深い絆や、国を背負う武将としての覚悟の根源となっています。

我が子の未来のために命を投げ打った、究極の母性を体現する高潔なキャラクター。石羽嫣(シー・ユーイェン)が魅せる儚くも凛とした美しさが、最強の武神である沈在野(シェン・ザイイエ)のルーツにある気高さと切なさをよりいっそう際立たせています。