キャスト/登場人物一覧

楚瑜(そゆ) 役
ビクトリア/ソン・チェン(宋茜)
大将軍・楚建昌の娘として生まれ、幼い頃から父兄と共に辺境を守ってきた、文武両道で男勝りなヒロイン。かつては恋人であった顧楚生(こそせい)を政変の危機から救うために奔走するが、その最中に陰謀に巻き込まれる。絶体絶命の危機を衛家の若き将軍・衛韞(ウェイ・ユン)に救われたことをきっかけに、彼女の運命は衛家と深く結びついていくことになる。
家族を失った悲劇の真相を突き止め、隠された巨大な陰謀を暴くため、彼女はすでに亡き衛家の長男の「未亡人」という身分を偽って衛家に嫁ぐことを決意。成婚の夜、義兄となるはずだった衛珺から和離書(離縁状)を託され自由の身となるものの、崩壊の危機に瀕した衛家を放っておけず、若き義弟・衛韞と共に家門と国を支えるために命がけの戦いに身を投じていく。
凛とした美しさと圧倒的な武芸、そして過酷な運命に立ち向かう強い意志を併せ持つ、新時代の戦うヒロインです。義弟・衛韞との間で揺れ動く切ない絆と、戦場で魅せる華麗なアクションに誰もが胸を熱くさせられるでしょう。

衛韞(ウェイ・ユン) 役
ディン・ユーシー(丁禹兮)
将門の名家・衛家の生き残りであり、のちに「鎮北王」となる若き将軍。かつては天真爛漫な少年だったが、白帝谷の戦いで家族を一度に失う悲劇に見舞われ、衛家を守る重責を担うことになる。長兄の妻として嫁いできたヒロイン・楚瑜(そゆ)とともに、政治的陰謀や外敵に立ち向かいながら、崩壊寸前の家門を命がけで支える。
わずか14歳で父や兄たちを罠にはめられ全滅させられた凄惨な過去を持ち、自身も戦敗の罪を擦り付けられるなど、過酷な運命に翻弄される。窮地の中で、誰よりも彼を信じ、牢獄から救い出してくれた義姉・楚瑜は、彼にとって唯一無二の理解者であり、精神的支柱となる。家族の絆を越え、彼女への敬愛がやがて深い愛へと変わっていく葛藤と、復讐と忠義の間で揺れる人間模様が深く描かれる。
少年の無邪気さから、血に染まりながらも家門を背負う孤高の英雄へと変貌を遂げるグラデーションが見事です。義姉への秘めたる情熱と、過酷な運命に抗う凛とした佇まいに誰もが胸を熱くさせられるでしょう。

顧楚生(こそせい) 役
フー・シンボー(付辛博)
官僚の名門に生まれ、元は翰林院の優秀な文官だったが、一族の没落により辺境へ流刑となった過去を持つ。ヒロイン・楚瑜(そゆ)の元恋人であり、現在は権力者である寧国公の娘婿という立場で彼女の前に再び現れる。本心を隠した掴みどころのない性格で、物語の朝廷闘争における重要な鍵を握る人物である。
彼が「恋人を捨てて権力に乗り換えた裏切り者」という世間からの激しい罵声を浴びながらも寧国公府に入婿したのは、すべて一族を破滅させた冤罪の真相を暴き、復讐を果たすためであった。楚瑜への愛は今も胸の奥底に歪んだ形で燃え続けており、彼女を影から守ろうとする一方で、大局と権力を得るためには冷徹な計略をも厭わない。愛憎と復讐の狭間で、孤独に己の盤面を進めていく。
真心と野心を計略の裏に隠し、孤独に身を焦がす冷徹な文官の美学が詰まったキャラクターです。全てを犠牲にしてでも目的を果たそうとする偏執的な愛と哀愁に、誰もが翻弄されることでしょう。

長公主(ちょうこうしゅ) 役
チェン・ジョーエン(陳喬恩)
皇室の血を引く気高き長公主(ちょうこうしゅ)。非常に思慮深く、常に利益を最優先に物事を天秤にかける策略家であり、朝廷内で絶大な影響力を持つ。物語では、目的のためなら強硬な手段を厭わない野心家として立ち回る一方、朝廷の動揺や武将の凋落を憂い、国家の安定のために重要な局面で介入する複雑な役割を担う。
一見すると己の権力と利益のために動いているようだが、その実、国家の安泰こそが自身の運命を支える基盤であると深く理解している。私利私欲に走り国の盾である衛家を陥れようとする皇太子らの勢力とは一線を画し、大局的な見地からあえて彼らと対立。冷徹な仮面の裏に、誰よりも強い家国への責任感と覚悟を秘めている。
圧倒的な威厳と冷徹さ、そして気高い愛国心を併せ持つ、大人の魅力に満ちた暗躍者です。実力派女優チェン・ジョーエンが魅せる、単なる敵味方に留まらない知的な駆け引きと、国を憂う凛とした佇まいに圧倒されるでしょう。

薛寒梅(せつかんばい) 役
リャン・シュエフォン(梁雪峰)
敵国である北岐の皇子という真の姿を隠し、大遂の長公主(ちょうこうしゅ)府に入り込んだ謎多き青年。身分の低い庶子「薛寒梅(せつかんばい)」として長公主の側近となり、その明晰な頭脳と行動力で、朝廷の勢力争いや物語の根底にある陰謀に深く関わっていく。
本名は趙玥(ちょうげつ)。北岐の冷遇された皇子として生まれ、わずか3歳で大遂へ人質に出された過酷な過去を持つ。滞在中に祖国の使者が斬首される悲劇を目の当たりにしたことで、大遂皇室への深い怨恨を抱くようになった。10年の時を経て、名前も顔も変えて復讐のために潜入。かつて自分を虐げた大遂を破滅へと導くため、長公主の信頼を利用しながら冷徹に牙を研ぎ続けている。
憎しみと復讐に人生を捧げ、敵の懐で息を潜める危うい美しさをまとったキャラクターです。哀しい過去を胸に秘め、優美な微笑みの裏で冷徹な計略をめぐらせるミステリアスな佇まいに魅了されるでしょう。

楚臨陽(そりんよう) 役
ツァオ・ジュン(曹駿)
西南の武将の名門・楚家の長男であり、ヒロイン・楚瑜(そゆ)の兄。亡き父の遺志を継ぎ、一心に国境を守る実直で勇敢な将軍である。鳳陵城が過酷な危機に陥った際、自ら前線に赴いて防衛の指揮を執り、強大な敵軍を相手に楚瑜とともに命がけの死闘を繰り広げ、国と家門を守るために奔走する。
将門の長男としての強い責任感を背負っており、部下や家族のためなら自らの身を捧げることも厭わない熱い義侠心を持つ。激戦の最中、部下を救うために身を挺して敵の秘密兵器である八角弩の直撃を受け、脚に重傷を負ってしまう。一時は車椅子生活を余儀なくされるほどの過酷な試練に見舞われながらも、その不屈の闘志と深い絆で楚瑜たち家族を支え続ける。
心優しき人格者でありながら、戦場では誰よりも頼れる熱き武人の鑑です。壮絶な負傷を乗り越えてなお失われない、誇り高き不屈の精神と妹を想う包容力に深く胸を打たれるでしょう。

楚錦(そきん) 役
チュ・ジエチョン(周潔瓊)
西南の武将の名門・楚家の次女であり、ヒロイン・楚瑜(そゆ)の妹。幼い頃から都で華やかに甘やかされて育ち、辺境で逞しく育った姉とは対照的な令嬢である。家族を揺るがす政変や陰謀に巻き込まれる中で、自らその真相を追い求め、やがて国を守る戦いへと身を投じていく。
母に溺愛される一方で、父や兄の楚臨陽(そりんよう)が姉の楚瑜ばかりを重んじることに強い嫉妬心を抱いており、家国観の違いから兄とも衝突を繰り返す。しかし、家門の危機に直面したことで内面の甘さが削ぎ落とされ、かつては敵視していた衛韞(ウェイ・ユン)とも協力関係を築くようになる。数々の権謀術数を目の当たりにしながら、一人の自立した女性、そして将門の娘としての誇りに目覚めていく。
嫉妬に駆られた世間知らずな令嬢から、大義のために戦う凛とした戦士へと覚醒する成長のグラデーションが見どころです。周潔瓊(チュ・ジエチョン)が魅せる、華麗な変化と内に秘めた気高き美しさに誰もが惹きつけられるでしょう。

宋文昌(ソン・ウェンチャン) 役
ジョウ・ダーウェイ(周大為)
華京のトップ名門・宋家の庶子であり、傲慢で放蕩な性格の青年。数いる庶子の中でも高い地位を与えられて甘やかされて育ったため、家門を背負う者としての責任感や倫理観が著しく欠如している。己の欲望のままに行動し、主人公たちの周囲や国家にまで多大な泥を塗るトラブルメーカーとして物語に波乱を巻き起こす。
同じ庶子の弟である宋世瀾(そうせいらん)を激しく見下しており、かつては祠堂で雨の中に蹴り出すなど冷酷にいじめていた過去を持つ。さらに自身の任職中には、国公府名義の軍糧を酒や馬、歌姫に変えて私利私欲を貪り、3万石もの兵糧を横領。その結果、極寒の辺境で戦う将兵たちが薄着のまま城を守る羽目になるなど、前線に致命的な危機をもたらす決定的な要因を作る。
私欲のために前線の兵士を危険に晒す、絵に描いたような身勝手極まる放蕩息子です。彼の引き起こす悪行が、国を揺るがす大きな火種へとつながっていく緊迫感あふれる展開から目が離せません。

宋世瀾(そうせいらん) 役
ディン・ジアーウェン(丁嘉文)
華京の最高峰の名門・宋家の庶子であり、大理寺少卿を務める有能な若き官僚。文武両道で聡明かつ重厚な性格を持ち、内に家国の大義を抱き、山河の安寧を守ることを深く志している。しかし、厳格な身分制度の壁によってその輝かしい才能は覆い隠され、表舞台に立てずにいる。
優れた能力を持ちながらも、庶子という立場ゆえに、甘やかされて育った兄・宋文昌(ソン・ウェンチャン)の影に隠れて生きることを強いられてきた。兄の「引き立て役」として従いながらも、兄が引き起こす軍糧の横領や戦場での無謀な暴走など、数々の荒唐無稽な失態の尻拭いを実質的に引き受けている。家門への複雑な情念と、己が信じる正義の狭間で葛藤を抱える人物である。
不条理な格差に耐えながらも、決して腐ることのない聡明さと誠実な佇まいが最大の魅力です。理不尽な環境を這い上がり、彼がどのように己の志を開花させ、真の立役者となっていくのか、その静かなる逆襲劇から目が離せません。

陸七八(りくしちはち) 役
リー・ファン(李歓)
大遂一の武器マスターであり、国家の兵器開発・製造を一手に担う「軍械司」を管轄する天才技術者。派手で型破りな性格の裏に機敏な知略と確かな腕を持ち、物語の鍵を握る軍械司の機密漏洩事件の真相を追う主人公たちの前に、大きな壁として立ちはだかる。
かつて衛家の長男・衛珺(ウェイ・ジュン)と深い親交を結んでいたが、彼の遺志を継いだ若き衛韞(ウェイ・ユン)(ウェイ・ユン)が、家国を守る重任を背負える器であるか疑問を抱く。そのため、あえて衛韞を遊郭に呼び出して不真面目な態度を装ったり、彼の爵位継承を妨害するような流言を流したりして容赦ない試練を課す。その奇行とも言える妨害工作の真意は、亡き友への義理と、衛韞を本物の英雄へと鍛え上げようとする不器用な情愛にある。
風変わりな言動の裏に、亡き友への熱い友情と職人としての誇りを隠した、非常に人間味あふれるトリックスターです。一見すると敵か味方か分からない危うい立ち回りと、卓越した技術で物語を裏から動かす姿に誰もが魅了されるでしょう。

宋清平(そうせいへい) 役
ホアン・リーイン(黄日莹)
華京の最高峰の名門・宋家(護国公府)の末娘であり、宋文昌(ソン・ウェンチャン)や宋世瀾(そうせいらん)の妹。本来は皇太子妃となる約束を交わされた高貴な身分でありながら、権力や地位には目もくれず、医術をこよなく愛する善良で芯の強い令嬢である。政略結婚という宿命に縛られることなく、自らの意思で人生と恋を切り開いていく、爽やかで勇敢な役割を担う。
栄華が約束された婚約がありながらも、彼女の心はすでに西南の熱き武将・楚臨陽(そりんよう)(そりんよう)へと向けられていた。周囲の思惑をよそに、自身の恋心を真っ直ぐに告白する情熱的な一面を持つ。楚臨陽が自身の過酷な運命を慮って彼女を遠ざけようと、ラブレターを破り閉門して拒絶しても、決して諦めずに寄り添い続けようとする不屈の愛と深い献身を見せる。
名誉よりも愛と信念を選び、意中の人を一途に追いかけるひたむきな姿が最高に眩しいキャラクターです。黄日莹(ホアン・リーイン)が演じる、可憐でありながらも決して折れない凛とした強さと、胸を打つ純愛の行方に誰もが心を掴まれるでしょう。



