あらすじとネタバレ

甄珩、謎の姫と出会う

まずは宮殿での話から。甄珩(ジェン・ハン)が雨宿りしてたら、目の見えない女の子と出会うんだ。その子は宮殿の外の世界にすごく興味を持ってる。純粋な感じがいいよな。

雨がやんで、その子が案内してあげるって言うんだけど、そこへ女官たちが慌ててやって来る。で、その子を公主って呼ぶわけ。そう、彼女は福清公主(ふくせいこうしゅ)だった。いきなり重要人物とフラグが立ったな。この出会いが後々どう影響するのか、ちょっと気になるポイントだ。

変えられなかった運命

その頃、姜似(ジャン・スー)のもとには衝撃的なニュースが届く。季崇易(ジー・チョンイー)が急死したっていう知らせだ。

姜似(ジャン・スー)はめちゃくちゃ驚いてる。彼女の前世の記憶だと、彼はもっと早くに死ぬはずだった。姜似(ジャン・スー)が未来を変えようと動いたから、今まで生きてたわけだ。でも結局、死ぬっていう運命そのものからは逃れられなかった。これはキツいよな。頑張っても結末は同じっていうのは、心が折れる。

彼の奥さんになった巧娘(チャオニャン)のことは心配になる。だけど、お腹の子を安国公府が待ち望んでるから、彼女の立場は安泰らしい。そこだけは救いか。

最悪のタイミングでバレた正体

そして今回のメインイベント。余七(ユー・チー)と姜似の関係に、とんでもない爆弾が落ちる。

余七は家で食事もとらずに、姜似が魚のスープを持ってきてくれるのを待ってる。健気で可愛いところあるよな、彼。でも、そこに現れたのは崔明月(ツイ・ミンユエ)。こいつが本当に厄介。

崔明月(ツイ・ミンユエ)は余七に猛アタックするけど、彼は完全に無視。プライドを傷つけられた彼女は、腹いせに姜似をダシにして脅しにかかる。それでも余七は動じない。

そこへ、最悪のタイミングで姜似本人が到着。女同士のバチバチが始まるかと思いきや、姜似が一枚上手で崔明月(ツイ・ミンユエ)を言い負かす。さすが俺たちの姜似だ。

でも、逆ギレした崔明月が姜似に手を上げようとする。それを余七がガシッと止める。その瞬間、崔明月が捨て台詞に全部ぶちまけた。こいつは第七皇子よ!って。

あーあ、言っちゃった。余七は必死に謝る。わざと隠してたわけじゃないって。でも、姜似からしたら裏切りだよな。信じてた相手が、実は皇子様でしたなんて。ショックと怒りで、彼女は何も言わずにその場を去ってしまう。二人の間に、深い亀裂が入った瞬間だった。

斉王の冷酷な一手

宮廷の裏では、斉王(斉(チー)王)が暗躍を続けてる。部下に太子を探らせて、長公主と密かに繋がってるっていう情報を掴んだ。

報告に来た部下が怪我をしてるのを見た斉王は、自分の関与がバレるのを恐れて、ためらいもなくその部下を殺すんだ。長年育ててきた相手だろうに、マジで非情。こいつは敵に回すと一番ヤバいタイプだ。

斉王妃も、夫のために動く。帰ってきた余七を利用しようと、宴会を開いて縁談で丸め込もうって魂胆だ。実の弟でさえ、ただの駒としか見てない。この夫婦、怖すぎる。

すれ違う二人

余七はなんとかして姜似の誤解を解きたい。罪を認めて罰を受けますっていう意味の負荊請罪(ふけいせいざい)の木彫り人形を作らせて、届けようとするんだ。不器用だけど、彼の誠実さが伝わってくる。

でも、その人形を届けに行く直前、兄の斉王に捕まってしまう。屋敷の宴会に無理やり誘われて、断れない。姜似との仲直りのチャンスが、また遠のいてしまった。

今回の感想

いやー、今回はマジで息つく暇もなかったな。余七の正体がバレるっていう、一番見たくて、一番見たくなかったシーンがついに来た。姜似の気持ちを考えると、そりゃ怒るよ。信じてた相手にずっと隠し事をされてたんだから。しかもその正体が皇子って、あまりにも世界が違いすぎる。崔明月、とんでもないことをしてくれたけど、彼女がいなければこの話は進まなかったのかもな。

一方で、斉王の冷酷さが際立ってた回でもあった。味方ですら、自分の野望の邪魔になるなら平気で切り捨てる。あの底が知れない怖さは、物語のいいスパイスになってる。季崇易の件も、運命は変えられないのかっていう重いテーマを突きつけてくるし。登場人物たちの関係が一気に動いて、これからどうなるか目が離せない。

つづく