望まぬ結婚を迎えた崔明月(ツイ・ミンユエ)。彼女の身勝手な行動は、祝言の夜に悲劇的な結末を招いてしまう。その一方で、長年の想いを実らせた余七(ユー・チー)と姜似(ジャン・スー)は、ついに結婚し、幸せな時間を過ごす。しかし、二人の結婚と崔明月の死は、宮廷に新たな波紋を広げる。皇后が余七を養子に迎えようと動き出したことで、賢妃や斉王は危機感を募らせる。悲劇と幸福が交錯し、それぞれの思惑がぶつかり合う中、権力闘争は新たなステージへと突入する。

「似錦 ~華めく運命~」あらすじネタバレ34話

悲劇の始まり、崔明月(ツイ・ミンユエ)の祝言

崔明月(ツイ・ミンユエ)が朱子玉(ジュー・ズーユー)との結婚をどうしても嫌がってた。母親の栄陽公主(えいようこうしゅ)に皇帝に頼んでよ!って泣きついてる。でも、もう手遅れなんだよな。栄陽公主(えいようこうしゅ)も分かってる。娘のせいで皇帝からの信頼を完全に失ったってことを。長年かけて築いてきた名誉が、一瞬でパーだ。

公主は心を鬼にして、泣き叫ぶ崔明月を屋敷から閉め出す。マジで非情に見えるけど、彼女も中で泣いてるんだ。そりゃそうだよな。兄の崔旭(ツイ・シュー)が助けに来て一緒に逃げようって言うんだけど、崔明月は断る。なんと復讐するから残るって言い出した。この期に及んでまだそんなこと考えてるのかよ。

炎に消えた復讐と絶望

祝言の夜、崔明月は新郎の朱子玉(ジュー・ズーユー)を徹底的にコケにする。挙句の果てには、姜似(ジャン・スー)たちの名前を出して脅し始めた。これは完全にアウトだろ。我慢の限界を超えた朱子玉は、燭台で崔明月を刺した。マジかよ。

動けなくなった崔明月を部屋に残して、朱子玉は火を放つ。これで家族の仇を討ったってわけだ。壮絶すぎる。その頃、栄陽公主は胸騒ぎがして眠れずにいた。嫌な予感って当たるもんだよな。侍女を様子見に行かせるけど、もう遅い。

栄陽公主のもとに娘の死の知らせが届く。彼女は信じられない。棺に納められた遺体を見ても、それが自分の娘だと認められないんだ。最後には泣き崩れて、気を失ってしまう。自業自得な娘だったけど、母親としては辛すぎるよな。

一方その頃、幸せな二人

この悲劇の裏で、余七(ユー・チー)と姜似(ジャン・スー)はついに結婚した。やっとだよ、本当に。二人は幸せな初夜を迎える。部屋の外では、お付きの阿蛮(アーマン)と龍胆(りゅうたん)が楽しそうに話してる。この対比がエグい。

翌朝も二人はラブラブだ。余七(ユー・チー)が姜似に無理するな、君はそのままでいいって言うんだ。最高の旦那じゃないか。姜似は実家の荷物を全部、燕王府に運びたいって言う。余七はもちろんOKする。

姜似は皇帝と皇后に挨拶に行こうと提案する。余七は、あの結婚の件で皇帝にムカついてるから、ちょっと嫌そうだ。でも、姜似に説得されて、結局二人で皇宮に向かうことにした。なんだかんだ言って、姜似には甘いんだよな。

宮廷の新たな駆け引き

皇宮で皇后に挨拶すると、崔明月の死について聞かされる。皇后は栄陽公主の恨みは、あんたたちに向かうよと警告する。南疆に帰った方が安全だって言ってくれるんだ。

でも、余七と姜似は都に残って戦うことを選ぶ。覚悟が決まってるな。すると皇后が、とんでもないことを言い出した。私が二人を支援する。なんなら余七を私の息子として迎えるよう、陛下にお願いするって。マジで!?

そこに賢妃が割って入る。皇后が嫡子を持つことに反対なんだ。でも、今の皇后は強い。余七に私の息子になる気はある?って直接聞く。余七は賢妃に何の思い入れもないから、皇后の申し出を受け入れる姿勢を見せる。この緊張感、ヤバい。姜似がうまくその場を収めたけどな。

帰り道、姜似は余七に忠告する。皇后の養子になったら、野心家だと思われて敵が増えるって。さすが姜似、冷静だ。余七もそれを聞いて、先手を打つことを決意する。栄陽公主が外国と通じていた証拠を皇帝に突き出すつもりだ。

宮廷では、この一件でみんなが動き出す。賢妃は、余七を止めた姜似を評価して、味方になることを決める。斉王は、余七が皇后の養子になったら皇位争いのライバルが増えると焦り始める。栄陽公主は、娘を公主に追封するという皇帝の慰めも耳に入らない。彼女の心は復讐の炎で燃え始めてる。

一つの結婚と一つの死が、宮廷の勢力図を完全に塗り替えようとしてる。これからもっとヤバいことになりそうだ。

感想

いやー、34話はマジで濃かったな。崔明月の最期は、まさに因果応報って感じだ。散々わがまま放題やって、他人を不幸にしてきたんだから、同情はできない。でも、朱子玉の復讐も壮絶すぎて言葉を失うよな。彼も被害者だったから、気持ちは分かるけど、やり方が過激すぎる。

その地獄絵図とは対照的に、余七と姜似の結婚シーンは本当に良かった。やっと幸せになれた二人の姿に、こっちまで嬉しくなったぜ。この甘い時間と、宮廷のドロドロした権力争いのギャップが、このドラマの面白いところだよな。

皇后が急に大胆なカードを切ってきたのには驚いた。余七を養子にするって、完全に次期皇帝候補に押し上げるってことだろ。それに対して賢妃や斉王が焦り出す。栄陽公主は復讐の鬼と化すだろうし、もう全員が敵みたいな状況だ。姜似の冷静な判断が、今後の鍵を握りそうだな。物語が一気に加速した回だった。

つづく