あらすじ(ネタバレあり)

縁談話が急展開!でも裏では…

甄珩(ジェン・ハン)の母親が姜家に来たんだ。彼女、姜似(ジャン・スー)のことをすごく気に入ったみたい。うちの息子の嫁にどう?って、もう完全にその気なんだよね。これにはおばあちゃん(姜老夫人)も大乗り気。甄珩は皇帝のお気に入りだから、将来は安泰。東平伯府にとっては、最高の縁談になるからね。おばあちゃんは姜似(ジャン・スー)に、新しい服やアクセサリーをたくさん用意して、しっかりおもてなしするように言うんだ。

でも、この状況が面白くないのが叔母の肖氏(しょうし)。彼女は自分の娘と甄珩をくっつけたかった。だから、甄珩の母親に姜似(ジャン・スー)は母親がいないんですよなんて言って、評価を下げようとする。だけど、これがまさかの逆効果。甄珩の母親は、姜似にますます同情しちゃうんだ。肖氏(しょうし)の計画、完全に裏目に出たね。

誕生日の宴で仕掛けられた罠

肖氏(しょうし)は諦めない。娘の姜倩(ジャン・チェン)は一度結婚に失敗して、ちょっと自暴自棄になってる。肖氏は娘を励ますけど、心の中は姜似への憎しみでいっぱい。あの子は腹黒い、油断できない相手だって、完全な敵認定。

そして、おばあちゃんの誕生日の宴で、とんでもない計画を実行に移す。純粋な姜佩(ジャン・ペイ)をうまく利用して、姜似の食事に薬を盛らせるんだ。それも、意識を朦朧とさせる媚薬を。みんなの前で姜似に恥をかかせて、甄珩との縁談をぶち壊すつもりなんだよ。やることが本当にえげつない。

絶体絶命のピンチと余七の決断

宴が始まって、肖氏の狙い通り、姜似の様子がおかしくなる。薬が効いてきて、意識がだんだん遠のいていく。その異変に、護衛の余七(ユー・チー)だけが気づくんだ。彼はすぐに姜似を抱きかかえて、宴の席から静かに連れ出す。本当に頼りになる男だよ。

人気のない中庭で、姜似は完全に薬に支配される。余七のことを夫君(あなた)と呼んで、甘えて迫ってくるんだ。このシーンは、見てるこっちがドキドキしたよ。でも、余七は冷静だった。彼は姜似が薬を盛られたことを見抜いていた。彼女の指先を小さく傷つけて、自分の内力を使って体内の毒をすべて外に押し出してやるんだ。なんて男前な行動なんだ!

華麗なる逆転劇

その頃、宴会場では大騒ぎ。姜似と余七が二人そろって消えたからね。肖氏と姜佩は駆け落ちでもしたんじゃないのなんて悪い噂を流して、状況をさらに悪化させようとする。

もうダメか、と思ったその瞬間。美しい音楽と共に、姜似が舞いながら現れるんだ。彼女はおばあちゃんの長寿を祝う見事な舞を披露して、会場の雰囲気を一変させる。さっきまでの不穏な空気は消え、みんな彼女の舞に見とれる。これで危機は回避された。見事な逆転劇だった。

でも、話はこれで終わりじゃない。翌日、姜似は自分に薬を盛った姜佩を問い詰めて、すべてを白状させる。そして、その証拠と残りの薬を使って、肖氏に完璧な仕返しをするんだ。みんなが見ている前で、今度は肖氏が薬のせいで我を忘れて醜態を晒すことになる。まさに因果応報だね。

この一件で、肖氏は家の管理権をすべて失う。おばあちゃんは後任を探すけど、結局、姜似以外に適任者はいなかった。こうして姜似は、自らの手で敵を打ち負かし、家の中での地位をさらに固めることになったんだ。

感想

今回の9話、マジでスカッとしたな。肖氏のやり方が本当に陰湿でさ、見ててイライラしたけど、その分、姜似の反撃が最高に気持ちよかった。ただやられるだけのか弱いヒロインじゃないんだよ、姜似は。ちゃんと考えて、倍返しするところがたまらない。そして何より余七だよ!媚薬で迫ってくる姜似に対して、冷静に、でも優しく助けるあのシーン。指から毒を抜くとか、少女漫画みたいな展開だけど、めちゃくちゃカッコよかった。彼の男気と優しさに惚れるしかない。姜似が舞で危機を乗り越えるシーンも美しかったし、最後の肖氏が自業自得で醜態を晒すところは、思わず笑っちゃったよ。悪役がちゃんと痛い目にあう展開は、見ててやっぱりスッキリする。今回は本当に見ごたえがあったな。

つづく