いやー、今回の話はマジでキツかった。ちょっと覚悟して読んでほしい。俺たちの許子顔(きょしがん)に、とんでもない試練が訪れる回だから。
あらすじとネタバレ:すれ違う二人の決断
ゴシップ記事と現れたライバル
まず、とあるゴシップ記事が出回るんだ。許子顔(きょしがん)っていうお嬢さんといい感じ、みたいな内容でね。夏語氷(かごひょう)は当然、面白くない。めちゃくちゃキレて、その趙お嬢さんのところへ直接乗り込むんだ。
うちの旦那に近づかないでくれる?って感じでね。夏語氷、結構やるだろ。でも、その趙玲瓏(ちょうれいろう)って女、ただ者じゃなかった。あなたは自分の夢ばっかり。彼の理想を応援してるの?私なら彼を支えられるみたいに言い返すんだよ。図星を突かれた夏語氷は、ぐうの音も出ない。自分のせいで許子顔の夢を邪魔してるのかもって、複雑な気持ちになっちゃう。
一方の許子顔は、夏語氷が自分のために怒ってくれたのが、内心ちょっと嬉しいみたいでさ。すぐに趙玲瓏との関係をはっきりさせようとする。土地の権利書まで渡して、これでチャラにしてくれって。でも趙玲瓏はあなたに貸しができたわねって感じで、簡単には引き下がらない。どうやら彼女、本気で許子顔を好きになっちゃったみたいだ。
黒幕・薛慕(せつぼ)の暗躍
このゴシップ騒動、実は全部、裏で薛慕(せつぼ)が仕組んでたことだった。二人の仲を裂くための計画だよ。本当に性格が悪い。趙玲瓏が本気になったのは計算外だったみたいだけど、結果的に好都合ってわけ。
追い打ちをかけるように、今度は夏蘭(からん)の父親の死が許子顔のせいだっていう噂が広まる。夏語氷の店は荒らされるし、新聞記事にまでなっちゃう。もうめちゃくちゃだ。
父の反対と悲劇的な決別
この状況を見て、夏語氷のお父さん(夏石(かせき))が黙っちゃいない。あんな男と一緒にいたらお前が不幸になる!早く別れろ!って娘を説得しようとする。でも夏語氷は私は彼を信じる!って一歩も引かない。親子喧嘩がヒートアップしたその時、夏語氷が病で倒れちゃうんだ。
看病する許子顔は、彼女の枕元で一冊の画集を見つける。それは、自分たちの未来が描かれた例の漫画だった。そこには、許子顔が夏語氷を殺す場面がはっきりと描かれていた。
自分のせいで夏語氷が死ぬ。その運命を知った許子顔は、絶望する。彼女を救う方法は一つしかない。そう信じ込んでしまうんだ。
目を覚ました夏語氷に、彼は冷たく言い放つ。和離(りこん)しよう君を愛したことは一度もない。私が好きなのは趙玲瓏だ全部嘘なのに。彼女を守るための、あまりにも悲しい嘘だった。
夏語氷は、信じられないって顔で彼を見る。怒りと悲しみで、かんざしを机に叩きつけて部屋を飛び出していく。外は土砂降りの雨。許子顔は心配で後を追うけど、一足先に薛慕(せつぼ)が車で現れて、ずぶ濡れの夏語氷を連れ去ってしまう。物陰からそれを見つめることしかできない許子顔。本当に切ない。夏語氷は許子顔が追いかけてきてくれると信じてたのに。二人の心は、最悪の形で引き裂かれてしまった。
第13話の感想:切なすぎて胸が痛い
今回は本当に見ていて胸が締め付けられた。許子顔の決断は、夏語氷を心の底から愛しているからこそなんだよな。だからこそ、自分がそばにいると彼女を殺してしまうという運命を知って、自ら悪者になるしかなかった。わざと冷たい言葉を浴びせて突き放すシーンは、彼の涙にこっちまで泣きそうになった。一方で、何も知らない夏語氷が裏切られたと感じるのも当然で、このすれ違いが本当に辛い。薛慕の策略がことごとくハマっていくのが腹立たしいし、趙玲瓏の存在も話をややこしくしてる。二人がただ幸せになる日はいつ来るんだよって、本気で思わされる回だった。
つづく

