あらすじ

いやー、待ってたかいがあったね。今回の第4話、マジで色々ありすぎた。

約束通り、子顔と語氷はついに結婚。でもこれはあくまで契約結婚。子顔は医者を続けたいけど、親父さんには猛反対されてる。だから薬屋を真っ二つに分けるっていう、なかなかの作戦に出たわけ。店の前半分は語氷が切り盛りする菓子店許記小食店。奥は子顔の秘密の診療所。これで親父さんの目をくらます算段だね。

語氷の商才は本物だった。店はあっという間に大繁盛。特に、夏にぴったりの新商品氷沙(ビンシャ―)、まあ日本でいうかき氷みたいなやつが大ヒット。街中の人がこぞって買いに来る。でも、ここで問題発生。子顔の診療所に、お腹を壊した女性たちが次々と運び込まれてくる。原因は、もちろん氷沙の食べ過ぎ。これには子顔もブチギレ。金儲けのために人を不幸にしてるって語氷を責める。語氷も負けじと偽善者だって言い返す。二人の仲は最悪の状態に。

ネタバレ感想

まずは商売開始!でもいきなり大ゲンカ

結婚生活が始まったけど、食卓からすでに不穏な空気。子顔が嫌いな人参を語氷の皿に押し付けたら、なんと語氷は人参が大好物。ちょっとした優しさだと勘違いする語氷が、なんかもう切ない。そこに親父さんが孫はまだかなんて爆弾を投下するもんだから、二人とも飯を吹き出しそうになる。気まずすぎでしょ。

語氷は薬屋が儲からないと見て、店の改装を提案。親父さんも語氷の商売センスを認めて、二人で店を切り盛りするように言う。語氷は早速、店をオシャレな菓子店に大改造。子顔が往診から帰ってきたら、自分の診察スペースが店の奥の小部屋に追いやられてた。でも、意外にも子顔はこの配置を気に入るんだよね。

そして例の氷沙事件。語氷の店はかき氷で大儲け。その裏で、子顔の診療所は腹痛患者でパンク状態。最初は女性患者を紹介してくれてありがとうなんて言ってた子顔も、原因が自分の嫁が売ってる氷だと知って激怒。人殺しだ!とまで言う始末。そりゃ怒るのも無理ない。でも語氷も、ちゃんと体を冷やさないように黒糖を入れてるって反論。お互いの正義がぶつかり合って、見てるこっちもハラハラしたよ。結局、言い争いの末に、自分も試食で氷沙を食べ過ぎてた語氷がぶっ倒れちゃう。自業自得といえばそうなんだけどね。

倒れた語氷と、まさかの口移し!

ここからの展開がすごかった。倒れた語氷を部屋に運んで介抱する子顔。でも語氷は意地でも薬を飲もうとしない。そこに、タイミング悪く親父さんが様子を見に来るわけ。医者やってるのがバレたらまずい。追い詰められた子顔が取った行動は、なんと薬を口移しで飲ませること!

いや、マジか!って声出たね。

親父さんは扉の隙間からその光景を見て、二人がイチャついてると大勘違い。これで孫も安心だとか言って満足気に去っていく。違う、そうじゃないんだよ親父さん!って、テレビにツッコミ入れたのは俺だけじゃないはず。

勘違いとツンデレのオンパレード

親父さんの暴走は止まらない。今度は子顔と語氷を同じ部屋に閉じ込めて、既成事実を作ろうとする。仕方なく二人は、親父さんを安心させるためにベッドの上で物音を立てて、コトに及んでるフリ。もうコントだよこれは。

その後、語氷が体調不良を訴えて妊娠したかもとか言い出す。展開早すぎ!って思ったら、診察した子顔曰く、ただの初潮。お母さんを早くに亡くした語氷は、そういう知識がなかったんだね。ここで子顔がめちゃくちゃ優しい。黒糖水をそっと作ってあげたりしてさ。こういうさりげない優しさ、グッとくる。

츤デレはこれだけじゃない。朝、語氷が起きると枕元に綺麗な簪が置いてある。もちろん子顔からのプレゼント。本当に素直じゃない男だよ、彼は。

姉妹の絆と、近づく二人の距離

語氷は商売を拡大するために、姉の夏柳青(かりゅうせい)に協力を求める。でも、この姉ちゃんがまた一癖も二癖もある。協力する条件として、語氷を弓矢の的にするっていうんだから、どうかしてる。

もちろん語氷は怒って帰るけど、ここからの彼女がまた賢い。わざと子供たちを雇って、みんなの前でお前たちを安くこき使ってやる!みたいな悪役ムーブをかます。それを見た柳青が、妹の悪評が広まるのを心配して、結局協力することに。姉妹だねえ。なんだかんだ言って、お互いを思いやってるのが伝わってくる。

最後は、雷が鳴ってパニックになった語氷が、思わず子顔の胸に飛び込んじゃう。ベタだけど、こういうのがいいんだよ。子顔も突き放さずに、そっと耳栓を渡してあげる。二人の距離が、また一歩近づいた瞬間だったね。

このエピソードの感想

第4話は、二人の関係が大きく動いた回だった。偽りの結婚から始まったけど、商売での対立、口移しのハプニング、そしてお互いの不器用な優しさを通じて、確実に心が近づいてるのが見えた。特に、子顔のツンデレっぷりが最高潮。普段は口が悪くて冷たいくせに、語氷が本当に困っている時は必ず助けてくれる。簪をプレゼントしたり、生理で辛い時に黒糖水を用意したり、彼の行動一つ一つに優しさが滲み出てるんだよ。

一方で、語氷のたくましさも光ってた。商売の才能は言うまでもないし、一筋縄ではいかない姉を説得する知恵もある。ただ守られるだけのヒロインじゃないのが、このドラマのいいところ。コメディとシリアスのバランスも絶妙で、笑ったりキュンとしたり、感情が忙しかった。この二人が本当の夫婦になる日は、もうそう遠くないかもしれないね。

つづく