いやー、今回の第6話、マジで色々動きすぎ! ちょっと情報量が多いから、しっかりついてきてくれよな。

ネタバレ込みのあらすじ

夏蘭(からん)の悪巧み、ついにバレる

まず、あの偽三白膏(さんぱいこう)事件の犯人探しから。夏語氷(かごひょう)が調べたら、やっぱり犯人は夏蘭(からん)だった。小食店の三白膏(さんぱいこう)を偽物とすり替えて、客にアレルギーを起こさせたんだ。全部、夏語氷(かごひょう)をハメるための計画。本当にやり方が汚い。

許子顔(きょしがん)も動いてた。夏蘭の偽物の供給源を突き止めて、現場をおさえたんだ。これで夏蘭は言い逃れできずに牢屋行き。一件落着、かと思いきや、話はまだ終わらない。

許子顔(きょしがん)の秘密と父の怒り

夏蘭の親父さん、夏徳水(か とくすい)が助けを求めて店にやってきた。娘を許してくれって泣きついてきたんだ。でも夏語氷はダメだと一歩も引かない。そりゃそうだ。あれだけひどいことをしたんだから、罰は受けるべきだ。

その言い争いの最中、なんと夏徳水(か とくすい)が心臓発作でぶっ倒れた!許子顔は急いで彼を診察室に運んで治療を始める。そこに運悪く、親父さんの許広陵(きょこうりょう)が登場。息子が隠れて医術を行っていたことを知って、ブチギレた。許家の小食店は今日限りで閉店だ!って。あーあ、一番見られたくない人に見られちゃったな。

夏語氷は店の再開を許広陵(きょこうりょう)に頼みに行く。その会話の中で、とんでもない事実を聞かされる。自分が不治の病だってことを、ここで知るんだ。許子顔が言ってたことは、嘘じゃなかった。全部、本当のことだったんだよ。

雨の中の和解、そして二人の約束

話はちょっと戻るけど、夏柳青(かりゅうせい)が夏蘭に渡した三白膏の処方箋。あれ、実は夏語氷が仕組んだ偽の処方箋だった。そのせいで夏蘭の客からクレームが殺到してたってわけ。このやり方を知った許子顔は、夏語氷に怒る。なんで俺に相談しないんだ!って。夫としてのプライドもあるよな。

その後、夏語氷は許子顔が自分のために無料で診察してくれていたことを知る。誤解してたんだ、って気づくんだよ。ちょうど三日後が許子顔の誕生日だと聞いて、彼女はサプライズを計画する。慣れない手つきで、彼のためにお菓子を作るんだ。健気じゃないか。

夜、帰りが遅い許子顔を待てずに夏語氷は帰ってしまう。雨の中をとぼとぼ歩いていると、後ろから傘を差しだす人影が。許子顔だった。夏語氷は彼の胸に顔をうずめる。プレゼント、受け取ったよって言う許子顔、最高にかっこいい。ここで二人はやっと素直になれた。夏語氷はこれからは何でもあなたに話すと約束するんだ。

明かされる過去と、守るべき人

許広陵が、なぜ息子に医術を禁じるのか。その理由も明らかになった。昔、彼は医術の研究に没頭するあまり、病気の妻、つまり許子顔の母親を救えなかった。その深い後悔から、息子には同じ道を歩んでほしくなかったんだ。でも許子顔は、母を救えなかったからこそ、他の女性たちを救いたいと願って医術を続けていた。泣ける話だ。

ラストシーンは強烈だった。夏語氷の父親が家に乗り込んできて、牢屋の夏蘭のために証言しろと娘に迫る。夏語氷がプレッシャーで倒れそうになった瞬間、許子顔が彼女を支えた。そして夏家の連中に向かって、こう言い放つ。夏語氷は許家の人間だ。二度と彼女を脅すないや、もう完全に夫の顔だよ。痺れたね!

第6話の感想

今回のエピソードは、今までのもどかしい関係が一気に進展した神回だったと思う。特に許子顔と夏語氷の距離がぐっと縮まったのが最高だった。許子顔の不器用な優しさがたまらない。夏語氷の策略に怒ったり、他の男に嫉妬したりするくせに、結局は雨の中、傘を持って迎えに来るんだから。ああいうツンデレっぽい愛情表現に弱いんだよな、俺は。

夏語氷が自分の病気のことを知ってしまったシーンは胸が痛んだ。でも、それがあったからこそ、彼女は許子顔の本当の気持ちを理解できた。二人が心を通わせるための、必要な試練だったのかもしれない。

許子顔の父親の過去も明らかになって、物語に深みが増した。ただの頑固親父じゃなくて、深い悲しみを背負ってたんだな。このドラマ、単なるラブコメじゃなくて、家族の再生の物語でもある。それぞれのキャラクターが抱える傷や過去が、少しずつ見えてきて、どんどん面白くなってきた。許子顔が最後に夏語氷を守る姿は、間違いなく今回のハイライト。次回が楽しみで仕方ない。

つづく