あらすじ&ネタバレ
物語が、とんでもない方向に動き出したぜ。
秘密の部屋と残酷な推測
シュエチェン、シュエンリン、チウミンの3人がさ、チウミンの母親の部屋を調べてたんだ。そしたら床下に隠し部屋が見つかった。父親でさえ知らなかった場所らしい。どんだけ秘密主義なんだよ、あの一家は。
部屋の中には、なんか仕掛けがありそうなベッドが一つ。チウミンたちは、母親がここで混沌珠の力を養ってたんだろうって考えた。でも、シュエチェンの見方はもっとヤバかった。
たぶん、君の母親はもう死んでるって。
マジかよって思うよな。シュエチェンは、チウミンの父親が母親の遺体を使って混沌珠を温めてたんじゃないかって推測したんだ。だとしたら、あまりにも残酷すぎる。
彼らが密室で手がかりを探してる間に、外では大事件が起きてた。鏡花宮の連中が明月山庄を襲撃して、アバオを連れ去ろうとしたんだ。そこにアバオの父親が颯爽と登場。正体は明かさないまま、敵をバッサバッサと斬り捨てて去っていった。謎多き父親だな。
血が暴く衝撃の真実
場面は戻って、秘密の部屋。突然、部屋が崩れ始めた。脱出しようとする中、シュエンリンがシュエチェンを突き飛ばしたんだ。彼を密室に閉じ込めて、自分だけ逃げるつもりだった。彼女は混沌珠の手がかりは得たからサン・チーに報告するって言う。
でも、シュエチェンはすぐ追いついた。行かせないって。シュエンリンはじゃあ一緒に暗域に来てサン・チーを倒せばいいなんて誘う。シュエチェンはそれを断る。君はそんな生き方を望んでないだろって。
話がこじれて、シュエチェンは剣でシュエンリンを傷つけちまう。そこにアバオが駆け寄ってきて、シュエンリンの傷口に触れた。その血がついた手で、今度は法器の血祭に触れたんだ。
すると、血祭が光り出して、チウミンが過去に見た光景を映し出した。フー・ランシェンが説明する。血祭は近親者の血じゃないと反応しないって。つまり、シュエンリンとチウミンは姉妹かもしれないってことだ!
当然、二人は冗談じゃない!誰がこいつと姉妹よ!って猛反発。まあ、そうなるよな。
試しにシュエンリンの血を垂らすと、チウミンの記憶が映る。チウミンの血を垂らすと、シュエンリンの記憶が映る。これでほぼ確定だ。ランシェンがダメ押しで自分の血を垂らすと、兄の記憶が映って、血祭が本物だって証明された。
鏡花宮へ、明かされる過去の断片
わけがわからない一行は、真相を知るために鏡花宮へ向かった。チウミンの叔母、スー・ニンジェンに会うためだ。
ニンジェンは最初、シュエチェンが亡き姉の貞淑を疑ったと思って激怒した。でも、シュエンリンとチウミンに血の繋がりがある証拠を見せられて、表情が変わる。チウミンは、姉(ニンシー)の出産の時に不思議な光を見たことを思い出した。
ニンジェンは真相は明日話すと言って、彼らを休ませる。含みのある言い方だよな。
部屋の外で、シュエチェンはシュエンリンを気遣う。彼女が別に気にしてないって強がるのを見抜いてるんだ。本当は親のことが気になって仕方ないくせに。素直じゃないんだから。
一方、ニンジェンはチウミンを呼び止めた。シュエンリンの頭に花模様の紋様があったか尋ねる。チウミンがその紋様を描いて見せると、ニンジェンはハッとした顔で呟いた。あの日の光は、これだったのね。
どうやら、すべての謎は彼女が握ってるみたいだ。
感想
いや、今回はマジで情報量が多すぎた。話が根底からひっくり返るような展開だったよな。今まで犬猿の仲だったシュエンリンとチウミンが、まさかの姉妹かもしれないって。この展開は熱い。一番ありえないと思ってた二人が血を分けた姉妹だなんて、脚本家は俺たちを揺さぶるのがうまいよな。
シュエチェンの遺体で混沌珠を…っていう推測もエグかった。このドラマ、ファンタジーの皮を被ってるけど、やってることは結構ハードだ。そういう容赦ないところが好きだけど。
血祭っていう法器が便利すぎる気もするけど、まあいい。おかげで物語が一気に核心に迫ったんだから。あの法器がなかったら、二人の関係は永遠に謎のままだったかもしれない。
何より良かったのは、シュエンリンの人間らしい一面が見えたことだ。いつも強気で一人で戦ってきた彼女が、本当は家族の温もりを求めてる。シュエチェンがそれに気づいてるのもいい。二人の距離がまた少し縮まった感じがする。
ニンジェンが一体何を語るのか。彼女の口から何が飛び出すんだか。
つづく


