ネタバレとあらすじ
物語は、高秋旻(ガオ・チウミン)が落ち込んでいるところから始まる。自分の父親が母親を本当に愛していなかったかもしれない。その事実に彼女はかなりショックを受けてる。そんな彼女を慰めるのが、まさかの傅瀾生(フー・ランシェン)。こいつ、意外といいやつなんだよな。本当の友達は離れないなんて言って、高秋旻(ガオ・チウミン)を励ます。二人は真の友達として指切りするんだけど、このシーン、ちょっとキュンとしなかった?
素凝真(スー・ニンジェン)のヤバすぎる罠
場面は変わって、星沉谷。素凝真(スー・ニンジェン)が、高秋旻、謝雪臣(シエ・シュエチェン)、暮懸鈴(ルムー・シュエンリン)の3人を呼び出す。彼女は血縁の真実を教えてあげるとか言って、一輪の花を見せる。相見歓っていう花で、血縁者同士の血が落ちると黒く変色するらしい。
もうこの時点で胡散臭さMAXだよな。暮懸鈴(ルムー・シュエンリン)が信じかけて前に出ようとする。それを謝雪臣(シエ・シュエチェン)がガシッと掴んで止める。さすが俺たちの謝雪臣。彼はその花が相見歓なんかじゃないことを見抜く。
正体は秋風悪。血を垂らすと、その相手と契約が結ばれて一生奴隷になるっていう、とんでもなくヤバい呪いの花だった。素凝真、やることがエグすぎる。
絶体絶命からの乱入者
企みがバレた素凝真は完全に逆ギレ。いきなり陣を張って、謝雪臣と暮懸鈴を本気で殺しにかかる。高秋旻が仙盟が黙ってない!って止めるけど、聞く耳を持たない。
もうダメかと思ったその瞬間。空が急に暗くなって、とんでもないオーラをまとった男が現れる。そう、桑岐(サン・チー)だ。彼の登場で、素凝真の陣はあっけなく破壊される。助かったけど、もっとヤバいのが来た感じ。
衝撃の真実、全部ひっくり返った!
ここからが今回の本番。桑岐(サン・チー)は20年前に姿を消した素凝曦(スー・ニンシー)を探していた。彼は素凝真に素凝曦(スー・ニンシー)はどこだ!と詰め寄る。
追い詰められた素凝真は、ついに全ての真実を話し始める。もうね、ここからの展開はジェットコースターどころの騒ぎじゃない。
まず、高秋旻の出生の秘密。彼女は、素凝曦の子供で間違いない。ただ、素凝曦は嫁ぐ前にすでに死んでいた。父親の高鳳栩(ガオ・フォンシュウ)は、死んだ彼女の体に混沌珠と自分の血を入れて、無理やり子供を産ませた。…いや、ホラーすぎるだろ!死体から子供が生まれるって、どういう発想だよ。
次に、暮懸鈴の正体。彼女は人間じゃなかった。彼女こそが、高秋旻を産むために使われた混沌珠そのものだった。顔の紋様が混沌珠の紋様と同じだっていうのが証拠らしい。もう何が何だか。
最後に、20年前の事件の真相。桑岐を襲って片腕を奪ったのは、素凝曦ではなかった。師匠に命じられて、素凝曦になりすました素凝真本人だった。
大乱戦の幕開け
全ての事実が明かされた後、素凝真は桑岐をそそのかす。暮懸鈴を殺せば、素凝曦を救えると。単純な桑岐はそれを信じて、本気で暮懸鈴に襲いかかる。
もちろん謝雪臣が全力で彼女を守る。そこに南胥月(ナン・シューユエ)が駆けつけて、暮懸鈴を安全な場所へ連れて行く。ナイスタイミング!
残されたのは、謝雪臣と桑岐。怒りに燃える桑岐と、たった一人で立ち向かう謝雪臣。二人の最強クラスがぶつかり合うところで、今回は終わり。こんな最高にいいところで切るなんて、反則だろ!
今回の感想
いやもう、今回はお腹いっぱい。情報量が多すぎて、一回見ただけじゃ整理できないレベルだった。高秋旻の出生の秘密が死んだ母親の体から生まれたって、ファンタジー通り越してホラーだよ。このドラマの脚本家、攻めすぎだろ。暮懸鈴が人間じゃなくて混沌珠だったっていうのも衝撃的。彼女がずっと抱えてきた孤独の理由が、とんでもない形で明かされたわけだ。
悪役としての素凝真の立ち回りも見事。嘘と真実を巧みに混ぜて、場をかき乱す天才。彼女に振り回される桑岐も、哀れだけど見ていて飽きない。そんなカオスな状況で、たった一人、みんなを守ろうと奮闘する謝雪臣が健気すぎる。彼にだけ負担がかかりすぎてるのが心配になるよ。唯一の癒やしは、傅瀾生(フー・ランシェン)と高秋旻の友情シーンくらいだったな。とにかく、物語の根幹が全部ひっくり返る、とんでもない神回だった。
つづく


