いやー、今回も色々あったな。メインの二人もサブの二人も、関係性がグッと進んだ回だったと思うよ。さっそく振り返っていこうか。

あらすじとネタバレ

傅瀾生(フー・ランシェン)と高秋旻(ガオ・チウミン)の解憂樹

まずは傅瀾生(フー・ランシェン)と高秋旻(ガオ・チウミン)のサイドから。傅瀾生、高秋旻を解憂樹っていう木に連れて行くんだ。そこには赤い布がたくさん結びつけられてる。高秋旻が悩み事が多いの?って聞いたら、傅瀾生はこれは嬉しいことを書くんだって答える。

でも、彼は今日からルールを変えるって言うんだよ。君の悩み事もここに掛けていいって。優しいじゃないか。高秋旻は嬉しそうに布を木に投げて、願い事をする。これからは自分のために生きたいって。彼女、ずっと自分の気持ちを抑えてきたからな。傅瀾生の優しさのおかげで、一歩前に進めた感じだ。高秋旻があなたといると楽しいって素直に伝えるシーンは、見てるこっちが照れるよ。

栖鳳林の迷い霧と二人の暮懸鈴(ルムー・シュエンリン)

さて、主役の二人。謝雪臣(シエ・シュエチェン)と暮懸鈴(ルムー・シュエンリン)は長生蓮を探しに栖鳳林へ入る。そしたら、すぐに濃い霧に包まれてしまう。お約束の展開だな。

謝雪臣(シエ・シュエチェン)の前には、なんと二人の暮懸鈴が現れる。どっちも話し方までそっくり。本物の暮懸鈴が武器を取り出すと、偽物も同じものを出す。もう訳が分からない。謝雪臣が両方の武器に触れても、違いが分からないんだ。

ここで本物の暮懸鈴がキレる。もういい!って感じで怒って去ろうとする。その瞬間、謝雪臣は本物を見抜いた。怒ってるところが本人らしいってことか。面白い見分け方だよな。

桃花の毒と抑えられない想い

迷いの霧を抜けたのも束の間、今度は暮懸鈴の体に桃花の印が現れる。彼女、毒にやられてたんだ。暮懸鈴が目を覚ますと、謝雪臣は解毒薬を飲ませたと言う。ただ、その薬には副作用があった。一時的に目が見えなくなるんだ。

謝雪臣は説明する。体中の桃花の印が消えれば毒も解ける。でも、印が消える時に出る香りは、人の理性を失わせるらしい。案の定、洞窟の中は甘い桃花の香りで満たされる。

この香りのせいで、謝雪臣は自分を抑えきれなくなる。彼は暮懸鈴にキスをしてしまう。暮懸鈴も、それを拒まない。でも、謝雪臣はハッと我に返るんだ。人の弱みにつけこむことはできないって。彼女の目が見えるようになってから、堂々と想いを伝えたいんだろうな。彼は洞窟の入口で見張りに立つ。本当に真面目な男だよ。

長生蓮と謎の尊者

朝になって、二人はついに長生蓮を見つける。霊気がすごい場所に咲いてるんだ。謝雪臣がそれを手に入れようとした時、風襄尊者(フォンシアンそんじゃ)っていう謎の人物に止められる。

謝雪臣は、友人を救うために蓮の実が必要なだけだと説明する。でも風襄尊者(フォンシアンそんじゃ)は信じない。長生不老のためだろうと疑って、二人は戦うことになる。戦いの最中、風襄尊者は謝雪臣の持つ武器を見て驚く。彼が仙盟の盟主だと知ると、さらに混乱する。盟主は六千年前から潜光君(チェングアンくん)のはずって言うんだ。どうやら、ここに物語の大きな謎が隠されていそうだな。

その頃、暮懸鈴を心配した南胥月(ナン・シューユエ)も栖鳳林に向かっていた。

第21話の感想

今回は見どころが多かったな。特に謝雪臣と暮懸鈴のキスシーンは、このドラマのハイライトの一つだろう。毒の香りで理性が飛ぶっていう設定はベタだけど、やっぱりドキドキするよ。キスした後に今はダメだって自分を律する謝雪臣が、本当に誠実でいい。彼のキャラクターがすごく際立ってた。暮懸鈴も彼を完全に受け入れてる感じだったし、二人の関係はもう時間の問題だな。

サブカップルの傅瀾生と高秋旻もすごく良かった。悩みを抱える高秋旻を、彼なりのやり方で励ます傅瀾生が魅力的だった。ただのお調子者じゃないってことがよく分かる。

最後の風襄尊者の六千年前の盟主っていうセリフで、一気にミステリー要素が深まった。ただの恋愛ドラマじゃない、壮大な物語の片鱗が見えてきた感じだ。恋愛も謎解きも進んで、満足度の高い回だったよ。

つづく