擁雪城へ帰還した謝雪臣(シエ・シュエチェン)は、周囲の反対を押し切り、暮懸鈴(ルムー・シュエンリン)を共に家に帰ったと公に紹介する。二人の絆が深まる中、南胥月(ナン・シューユエ)は複雑な思いを抱え、危険な選択をしようとしていた。穏やかな時間も束の間、謝雪臣の身に謎の異変が起こる。その裏では、朽先閣主(きゅうせんかくしゅ)や桑岐(サン・チー)といった者たちが人界を揺るがす計画を始動させていた。
「千輪桃花~永遠に咲き誇る愛~」あらすじネタバレ23話
いやー、今回の23話、色々ありすぎた。ちょっと整理しながら話すから、君もついてきてくれよな。
帰ってきた二人、波乱の幕開け
まず、謝雪臣(シエ・シュエチェン)が暮懸鈴(ルムー・シュエンリン)を連れて擁雪城に帰ってきた。堂々としたもんだ。もちろん、城のみんなはえ、なんで?って顔をしてる。蒼長老なんて、目が点になってたぞ。そりゃそうだよな。シュエンリンは気を遣って罪を償いに来ましたなんて殊勝なことを言う。健気で泣けてくる。
でも、俺たちのシュエチェンは違った。シュエンリンの手をギュッと握って、みんなの前で言い放ったんだ。彼女を捕まえてきたんじゃない。俺と一緒に家に帰ってきたんだって。これには痺れた!周りがどんなに驚こうが関係ない。自分の気持ちを貫き通す。男を見せたな、シュエチェン。
揺れる心、それぞれの思惑
シュエンリンとシューユエの対峙
一方で、見ていて切ないのが南胥月(ナン・シューユエ)だ。シュエチェンとシュエンリンが仲良く話しているのを、遠くからじっと見てる。完全に拗ねてる顔だ。あげく、シュエンリンの部屋にやってきて、ちょっと探りを入れるようなことを言う。
でも、今のシュエンリンはもう迷わない。以前シューユエからもらった玉牌を彼に返した。そして、はっきり言ったんだ。シュエチェンは私の最後の砦。もし彼を傷つけたら、絶対に許さないって。このセリフ、シューユエにはきついよな。彼の返事もすごい。もしそんな日が来たら、君が俺を殺してくれ。もう、この三角関係、どうなっちゃうんだよ。
シュエチェンの揺るぎない信頼
シュエンリンは、シュエチェンと蒼長老の会話をこっそり盗み聞きする。そこでシュエチェンが、長老に対して自分のことを全力でかばい、信じていることを知るんだ。そりゃ嬉しいよな。シュエンリンは一人でニヤニヤしてた。かわいいやつだ。
束の間の平穏と忍び寄る影
二人の関係はもう最高潮だ。シュエンリンはシュエチェンの殺風景な部屋を花や草で飾ってあげる。ちょっといい雰囲気になって、シュエンリンが彼の襟をつかんで誘うような素振りを見せる。でもシュエチェンは公務があるからなんて言って照れてごまかす。おいおい、そこは乗ってやれよ!
なんて思ってたら、事態が急変する。シュエチェンが突然、頭の中に響く謎の声を聞いて倒れてしまった。シュエンリンが慌ててシューユエを呼ぶけど、脈は正常らしい。シューユエは神魔が体内に侵入したのかもと推測する。せっかくの甘い雰囲気が、一気に不穏な空気に変わった。
動き出す黒幕たち
その裏では、怪しい連中が本格的に動き出していた。シューユエは、なんとあの朽先閣主(きゅうせんかくしゅ)と手を組もうとしている。夢で見た光景が天界のものかもしれないから、天梯を開きたいんだと。危ない橋を渡りすぎだろ、お前。
その朽先閣主(きゅうせんかくしゅ)は、人族を滅ぼして混沌珠を手に入れるため、万仙界の門を開こうとする。シュエチェンが止めに入るけど、またあの謎の声に邪魔されて動けない。最悪のタイミングだ。しかも、朽先閣主は今度は桑岐(サン・チー)にまで協力を持ちかけている。敵がどんどん手を組んでいく。これは本当にヤバい展開になってきたぞ。
今回の感想
今回はマジで感情が忙しい回だったな。シュエチェンが皆の前でシュエンリンの手を取ったシーンは、文句なしに最高だった。男気がありすぎる。これで二人の関係はもう誰にも止められないって感じがする。
でも、その分シューユエの切なさが際立ってて、見てるこっちが辛くなる。彼がこれからどう動くのか、それが一番怖いところだ。甘いラブシーンでこっちを油断させておいて、ラストでシュエチェンを叩き落とす展開はずるい。謎の声の正体も気になるし、敵が手を組み始めて、一気にきな臭くなってきた。もう目が離せない。
つづく


